日本橋⇒富士山 1日目(日本橋→神奈川宿)   

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歩行日

    2012年6月23日(土)   晴れ   単独

コース   
    日本橋→品川宿→川崎宿→神奈川宿     30.12km(地図: 日本橋⇒富士山 1日目
                                           箱根駅伝往路の地図

 日本の道路網の始点となっている東京都中央区の日本橋川に架かる橋、日本橋の中央に日本国道路元標がある。ここから旧東海道を歩き、富士山頂を目指して、いよいよ、緊張もほどほどに出発です、7:44。今日の行程は第一京浜国道、15号線に入ったり出たりしながら歩く。日本橋、京橋、銀座、新橋、土曜日の朝とあって比較的静かだ、新橋ガード下8:24通過。ビルの谷間で周辺の景色など全く見えない、地図を片手に、道路標示などを見て、指で現在地をプロットしながら進む。原始的かも知れないが、自分流で楽しい。。
  
   日本橋、三越側から                            日本橋、三越側から

  
   道路元標複製                             道路に埋め込んだ、こちらが本物

  
  吉原宿を目指して出発                       日本橋さくら通り、脇道

  
   道路清掃する年とった住民、京橋               かっての京橋の親柱

  
  銀座へ入ります                              銀座四丁目交差点

  
   新橋駅付近                              JRガード下

  
   R15、日本橋から3kmを過ぎて                  浜松町一丁目付近で左にカーブする

 8:33大門交差点を過ぎると懐かしの東京タワーが小道の間に姿を現す。8:54田町駅を左手に、9:07日本橋から6km地点を通過すると泉岳寺の標識が目に入る。何十年ぶりだろうか、立ち寄った。参拝者は今も昔も変らない、単なる観光でなく、正義論に共感する人達が大勢いるのだろう、9:11-9:29。
      
  芝増上寺大門                             主役を譲った東京タワーを右手に

  
  首都高の下、金杉橋を渡る                芝四丁目でカーブを戻して田町駅前を通過

  
     R15、日本橋から6kmを過ぎて             右手に泉岳寺の案内板

  
  寄り道、泉岳寺の山門                   線香の煙が絶えない義士の墓、大石内蔵助良雄の墓

  
   お参りする若い女性                        年輩のGr

 品川駅前で横断歩道を渡る人の多さ、何だろう、仕事? 買い物? 遊び・・・・。9:48、R15から左へ曲り、八ツ山橋を渡って旧東海道へ入る。急に静かな佇まいの道となる、10:01品川宿跡、10:11-10:23品川宿交流館 本宿お休み処に寄って小休止。なかなか雰囲気の良い交流館だ、パンフあり、ちょっとした昔風の駄菓子あり、有料の歴史書まで並んでいた。
  
  いるないるな、R15に戻って品川駅前              R15から左へ、八ツ山橋を渡って旧東海道へ

  
    時代とともに旧東海道の家並み               品川宿の跡

  
                       品川宿本陣跡、聖蹟公園となっている

  
  品川宿交流館で一休み                      昔なつかしいお菓子の数々

  
 付近の脇道                            軒を並べる小道

 目黒川にかかる品川橋、立会川にかかる浜川橋を渡り、少し進むと11:08鈴ケ森刑場跡に出る。当時の道具の一部があり、火炙り(ひあぶり)、磔(はりつけ)の説明が細かく書かれていたのにはビックリ。11:11、大森海岸駅付近で再びR15へ、平和島駅付近でまた旧東海道へと入り、大森駅付近からまたR15へ、出たり入ったり忙しい。
  
   品川橋を渡る                             目黒川

  
 品川宿の松、街の交流で贈られたものだとか、区民の広場       浜川橋、立会川

  
  鈴ケ森刑場跡                          穴に鉄棒を挿し縛り付けて薪を積んで火炙りにしたとか

  
    首洗の井                              受刑者の墓

  
   大森海岸駅付近でR15へ                  平和島駅付近で旧東海道へ

  
                        そして、大森警察署前でR15へ

 12:54六郷土手交差点から歩道を登って多摩川にかかる六郷橋を渡る、13:04やっと神奈川県に入る。橋の下流付近に渡しがあったとか。橋から下って、日本橋から2つ目の川崎宿に入る。田中本陣跡、川崎宿京入口跡を通り、八丁畷(はっちょうなわて)駅横を通過する。脇には天災、疫病で亡くなった人たちが埋葬され、後に人骨が沢山出たとか、そして慰霊塔を建てたとか。八丁畷は、八丁(870m)の大きな田畑の真ん中を道が通っていたようで、これを畷(なわて)と呼んだと書いてあった。難読の地名、深い歴史を感じさせられる。
  
    ほどなく六郷土手                          歩道を登って

  
   六郷橋を渡る                           緑の河川敷は運動場に

  
   渡って神奈川県川崎市に入る                   この辺に渡しがあったようだ

  
      旧東海道へ                           往時を偲ぶものを探しながら

  
    川崎宿に三つあった最も古い田中本陣跡               川崎宿京入口

  
     八丁畷(なわて)駅                     疫病で亡くなった人たち(人骨)の慰霊塔のようだ

14:06鶴見川にかかる鶴見川橋を渡ってしばらく進むと、京急鶴見駅横を通り、下野谷町入口でR15と交差、生麦地区に入る。14:56、生麦事件現場の案内板、先に進むと生麦事件の碑、その先に進むと仮碑設置場所の案内あり。幕末におきたイギリス人に関わる殺傷事件が、大きな政治問題となり、もつれて薩英戦争(文久3年7月)になったとか。
  
     鶴見川橋を渡る                         右手にJR鉄橋

  
     京浜鶴見駅前を通りしばらく進むと            生麦事件の現場の案内板、次に碑(仮設のようだ)

 16:02、生麦一丁目でR15に出て、神奈川区に入る。しばらく混雑する道を進むと、高速道路の東神奈川入口手前で歩道橋を渡る。降りてクネクネと街中を抜けると青木町に入り、本日の目的地青木橋に出る、16:17。この橋をはさんで、二つの本陣があったようだ。駅脇の神奈川宿歴史の道案内板に説明されていた。
  
   工事で少々迂回し神奈川区に入る                 運河?

  
  歩道橋を渡り                              神奈川二丁目

  
  入り組んだ道を進むと神奈川宿へ                 青木橋の左右に本陣があったとか

 第一日目、総所要時間は8時間33分、予定通り終了したが、都市部を歩くのは対車の緊張感がはりつめる。そこが田舎道を歩いているのとは全く違う。明日は多少緩和されるだろう、ゆっくり休んで頑張ろう。

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