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日本橋から雲取山

山行日
    2006年11月23日〜26日    天気:曇り、晴れ、晴れ、曇り      単独

コース
    1日目:日本橋→竹橋→九段下→(靖国通り)→新宿→(青梅街道)→田無町1→北原→(新青梅街道)→
         上立野東(上北台駅入口)
    2日目:上立野東(上北台駅入口)→(新青梅街道)→瑞穂町→(青梅街道)→青梅市民会館前→畑中1→(吉野街道)→古里
         →(青梅街道)→鳩ノ巣
    3日目:鳩ノ巣→(青梅街道)→梅沢大橋→愛宕トンネル→愛宕大橋→(青梅街道)→鴨沢登山口→堂所→ブナ坂
         →小雲取山→雲取山→雲取山荘
    4日目:雲取山荘→雲取山→雲取山荘→大ダワ→白岩山→お清平→地蔵峠→三峰神社駐車場

 今年度無積雪期の最後として当山行を計画した。2004年12月に筑波山を日本橋から3日かけて歩いたが、同時に検討したのが雲取山だった。その時は、無難な方を選択したが、時々思い起こし、何時か・・・、とチャンス到来を狙っていた。先日大菩薩連嶺を歩き、雲取山を眺めた時、“ヨーシ、次は・・・”、となった。計画を練り直し、一日目35.6km、二日目32.0km、三日目18.7km+七ツ小屋まで、四日目山頂を踏んで三峰神社までとした。結果は天気予報が外れ、雨具は使用せず、山道にいたって調子を上げ、若干コース変更して、ほぼ予定通り終了した。

1日目コース概略図はこちらです
 熊谷駅まで送ってもらい、5:13の列車に乗る、地下鉄三越前駅で下車、日本橋の欄干前に立つ6:30。道路中央にある道路元標を撮りたかったが、歩道に柵が出来ガードマンが左右歩道に立っていたので、道路脇にある複製を撮って、夜も完全に明けきれない曇天下、6:39スタートする。直ぐ左折して色づき始めたイチョウを見ながら、道なりに進み内堀通りに出る、何十年ぶりのお堀の散策である。サクラ、イチョウ、ケヤキの紅葉を水面に映していた。地図を見ながら歩いていたのに、いささか緊張したのか竹橋を渡ってしまい失敗、戻って高速道路の下をくぐり九段下で7:13左折、靖国通りへ出る。もうここから一本道、間違えることはないだろう。市ヶ谷駅付近で7:40クランクに曲がり、住吉町7:57、新宿駅西口ガード下を8:22に通り、ここから道路名は青梅街道と変る。青梅街道はここを起点に、青梅市を通り、甲府市で甲州街道に出るまでのようだ。
  
     日本橋                       橋の中心部にある道路元標の複製

  
    大手町のイチョウも色づいていた           内堀通りを歩く、中央に震災イチョウ

  
   九段下で靖国通りへ                   新宿駅西口のガード

  
  ここから青梅街道が始まる                休日で交通量は少ない

 8:42中野坂上、9:00杉山公園交差点を過ぎるとイチョウ並木が現れる。今日は勤労感謝の日であり、アチコチで国旗を見かける、さすが都会の生活習慣である。9:12高円寺駅前、9:16高円寺陸橋下、ここまで12.2kmで本日の距離の1/3歩いたことになる。五日市街道分岐付近で、青いシートに包まれたイチョウの切り株2本発見、『この度歩道切り下げのためやむを得ずイチョウ2本伐採・・・・、工事完了の際新たに、右隣へ同本数・・・・』、の張り紙あり、街路樹をヤタラ邪魔にする話を良く耳にするが、ここの沿道住民の声を聞かせてやりたいものよ。9:53天沼橋、10:10日本橋より16.1km四面道交差点を通過する。

 井草八幡前を過ぎると、田園風景が建物越しに現れ、都会から離れていくのを感じた。間もなく練馬区に入りイチョウ並木がケヤキに変った。農家の野菜直売所、練馬区指定文化財『関のかんかん地蔵』、高層建築から一戸建てへと街道の装いが変る、10:49関町1、日本橋から19.2km地点通過。
  
   高円寺駅付近のイチョウ並木             勤労感謝の日、国旗をアチコチで見かける

  
   ケヤキの並木紅葉も美しく               「朝取りブロッコリー、¥100」

 11:23東伏見4交差点付近で西東京市に入る、ここまで日本橋から21.1km、今日の行程の2/3弱となる。街路樹は紅葉の奇麗な唐カエデとなる。東伏見を通過した所で石神井川を斜めに渡る、三面コンクリートの水路で遊ぶカモの群れ、これもどこかほっとする光景、11:47西武新宿線の下を通過して12:03まで小休止、左右の足のこうがアタリ少々痛みを感じる、靴ヒモを緩めて対処。ここを出て12:05田無町1交差点、ここで青梅街道は左に分かれ、所沢街道を少し歩いて北原で新青梅街道に入る、12:10。ここまで日本橋から23.6km、本日の行程の約2/3を歩いたことになる。
  
  間もなく23区を抜けて西東京市へ入る            カモの群れ、石神井川で


  
 青梅街道を左に分け所沢街道へ入る           点在する木立に囲まれた農家

  
   ハクサイ畑、見事な株              街路樹は強い、完全に巻き込んでいるようだが、この先どうなるのだろう

 新青梅街道に入り、12:30けやき小学校、12:47花小金井4、ここまで日本橋から26.2km、残り10kmを切った。この沿道を歩いて気付いたのだが公衆トイレがない、コンビニかスタンドに立寄るしかない、小平霊園の手前のスタンドで小用、13:16柳窪、霊園の真中辺の緑地のベンチで小休止、10分。13:33歩き出し、久米川駅に近い栄町1で13:50、当初の計画では、日本橋から30km弱のこの辺だった。ビジネスホテルもあるし、しかし、2日目以降を考え5kmほど先にした。14:00野口橋、西武国分寺線の下を通り、14:15村山浄水場付近で西武多摩湖線を高架で渡る。紅葉真っ盛りの村山浄水場を見ながら歩くと、その先にはこんもりした森と霞んだ山々が現れた。14:22富士見町3交差点を通過し、間もなく東大和市に入る、14:29日本橋から32.8km清水5、同34.4km奈良橋庚申塚14:23通過、あと1200m、本日のゴールは近い。
  
  村山浄水場のサクラの紅葉                 行く手に森が見えてきた、本日のゴールは近い

  
  多摩湖への芋窪街道標識              本日の終着点、上立野東交差点(上北台駅入口)

 一つ、二つ、三つ、信号を数えながら、最後はあっけなく、ここかな?、と確認する。というのは、上北台の駅入口と上立野東の交差点名がピンとこなかった。左手にはモノレールの始発駅あり、やれやれ、15:06、日本橋から35.6km、本日の行程を終えた、休憩時間等入れて8時間27分であった。青梅街道といえば、歴史、産業道路、渋滞というイメージがあり、マスクまで用意してきたが、本日は祭日でもあり、渋滞はなかったようだ。都心から郊外へ、道、建物、通行車両の変化する様を感じながら歩くのは意外に楽しい。天気予報では午後は雨にやられることを覚悟していたが、ハズレてくれて良かった。足のこうがちょっと痛いが、ホテルで風呂につかって考えよう。駅前からタクシーで西武球場近くのホテルへ向う。

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