★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-845 平標山 |
山行日 2016年3月11日 晴れのち曇り 単独 コース 元橋駐車場(R17火打峠付近)→(岩魚沢林道)→シャダンキ→(ヤカイ沢の右手の尾根)→平標山→ 平標山乃家→平元新道登山口→(岩魚沢林道)→元橋駐車場 みなかみ晴れ、湯沢晴れ、山の天気から平標山晴れ、という予報に心身とも弾む。途中まで雨、トンネルを越えると天空に星が五つ六つ、本橋駐車場の気温−4℃、明るくなるのを待って、5:48出発する、6:18岩魚沢を渡って、6:24シャダンキ、ここから残雪期限定ボーダー&スキーヤーはここから沢伝いに歩き尾根に這いあがるようだ。 本橋駐車場、駐車場は除雪済みであるが2,3センチ新雪あり 別荘地を通り除雪最奥でアイゼン装着 例年はここから斜面の角度で残雪があるのだが、半分以上平坦 岩魚沢の橋の雪も20-30cm程度 シャダンキ、ヤカイ沢はここから入るが、 今回もヤカイ沢の東尾根を歩き、ヤカイ沢からのコースと出合って山頂に向かう。まず、鉄塔を目指し最短距離で進む、シャダンキから3分ほど歩いた藪の薄そうな場所から入った。直ぐに鉄塔が正面に見え、工事用の道を横断して、急斜面を這いあがった、6:47。周辺には目印が2,3か所、薄い踏み跡もあった。藪を縫って尾根筋の雪庇に出ると起き上がった低木が行く手を阻んだ。仕方なく藪と雪庇を入ったり出たり、7:51小ピーク標高1402mに出る。上空は青空、苗場方面の雲がとれない、遠望はきかず。 2,3分進んで、まず鉄塔を目指す カラマツの林内から鉄塔 作業道が鉄塔真下に見えてくる 作業道を横切って、 急斜面を藪漕ぎ 鉄塔から眺めると苗場山方面は雲に覆われている ここからも藪を漕いで、目印&多少トレースあり 尾根に出る、雪庇が連続するが、小枝が起きている 苗場方面を振り返る 雪庇上を進むが時々藪を漕ぐ 穴の間から下が覗ける この先で雪庇が少々曲がる 雪庇は緩やかに上昇している こんな場所を出たり入ったり 最初の小ピーク、P1402着、雪庇を辿った右端が尾根の合流点、平標山は左樹の陰 雪庇をズームアップ P1402から山頂方向の眺望 画像クリック拡大 同、苗場方向を振り返る、雲に覆われてます 今年は雪が少なく、また解けるのも早いようだ。雪庇もほとんど張り出していない、先端は丸く見応えに欠く。しかし、尾根筋の生き生きしたブナの森、立ち止まって触って見上げてしまう。無理をすれば歩けないことはないが、相変わらず雪庇を出たり入ったり、これも楽しみかもしれない、8:47ヤカイ沢から這い上がってくるコースと出合う。誰もいない、気配も感じない、私が早いのか、誰もこないのか、山頂の雲が気掛かりだ。 雪解けも大分進んでいるようです、この辺の新雪20cm 雪庇の崩落した跡? ブナの森を振り返る ブナの森を振り返る 前進方向の森 この辺もしばらく藪を漕ぎました パッと開けて、ヤカイ沢から上がってくる方達の尾根出合になっている場所 ここから山頂方面 画像クリック拡大 ここには赤い旗と目印あり、山頂には雲が・・・ 夏道との合流点まで見通す 手前の雪庇 辿ってきた雪庇 例年この情報は雪庇の崩落が進み、低木の中を進むのに難儀するが、今年は雪庇に沿って歩けそうだ。2,3ヶ所壁があったが、ピッケルに体重をかけて乗り越えた。合流点まで直線距離にしたら400-500mかな、時々小枝にはまって往生した、9:56平標山乃家からの夏道に合流する。ここからは雪原という感じで歩きやすい、でも山頂は雲の中、新雪を一皮被っているがトレースだらけ、10:16平標山山頂を踏む。 雪庇を歩くか、低木の上歩くか、斜度の大きな場所もあったが、6:4で雪庇を歩きました 少々前進して、山頂付近、手前の小ピークが見えてきました 私の足跡@ 私の足跡A 合流点が近づいてきましたが、まだ・・・ この先の低木帯、ミネサクラ、イチイ、ハイマツ、ダケカンバ・・・、を越えないと・・・ 右奥に大源太山 もう合流点は近い この辺が夏道との合流点でしょう 雲の流れで山頂がチラッと見えます 山頂直下に出ました 山頂の山名板が見えてます 平標山山頂到着です 松手山方面、トレースが見えないし、この視界では? 平標山乃家方向 視界も良くない、下ろうとした松手山のコースにはトレースがない。雲の流れから待っても短時間で晴れ上がることはないだろう。安全をみて平元新道の西枝尾根or平元新道下山を考え、帰路につく。意地悪なもので、しばらく下ると青空が広がってきた、でも? 枝尾根の分岐を探しながら進むと前方に人影が、正直言って安心した。この方のトレースを辿れば悩まず下山できるからだ。徐々に距離が縮まっていくと、何と女性だった。お互いの歩いてきたコース&障害を話し別れた、10:51平標山乃家着。ここで、さっきの女性、もしかして谷川岳で会ったyasubeさんではないか、歩きっぷり、身支度がそっくりさんだ。 平元新道の西枝尾根or平元新道下山を考え、しばらく下ると青空が広がってきた 大源太山もはっきり見えてきた 枝尾根の分岐を探しながら進むと前方に人影が、 女性で、平元新道を歩いてきたとか 画像クリック拡大 私も悩むことない、平元新道を下ろう 二言三言交わして、力強い足跡を残し山頂へ向かって行った 仙ノ倉山も薄っすら 画像クリック拡大 エビス大黒、小出俣山まで現れた 平標山乃家へ下り、あれっ、さっきの女性、もしかして谷川岳で会ったyasubeさんではないか 平元新道の踏み跡を辿り、11:26登山口に降りて小休止、ここまで飲まず食わず休憩ぜずで来てしまった、水が美味しい。ここから林道を歩いて、12:04取付いた場所、12:07シャダンキ、12:10岩魚沢を渡る、12:17除雪最奥、12:29元橋駐車場着。 踏み跡に沿って下るが、半分過ぎるとアイゼンのダンゴを落としながらとなる 美しいブナの森、今年は芽吹きが早いかな 平元新道登山口 林道を下って、岩魚沢を渡り、別荘地を抜けて 駐車場へ戻る、右の2台が私とyasubeさん、あと1台、松手山から入ったかな? 総所要時間は、6時間41分、天気予報がはずれて疲労を感じた山行でした。期待した眺望はきかず、残雪少なく雪庇に迫力なし、会った方はオンリーワン、貸し切りのような平標山だった。次は、花が咲くまで待とう。 参考:2013年3月30日 平標山&仙ノ倉山 2014年3月28日 平標山 2015年3月27日 平標山 |
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