第2日目:喜連川本町→鍋掛     1日目へ3日目へ4日目へ5日目へ6日目へ
 道の駅から出発点の駐車場へ、車に叩き付ける雨、少し様子をみようか、と言いたいところだが、支度ができているので早目の出発する、4:41。雨具上下、スパッツ、ヘッドランプをつけて、ちょっと大きめの傘、でも時々顔にかかる。傘など?、これはカメラと地図を濡らさないためだ、カメラは代用できるが、地図を濡らすとウォーキングを頓挫し兼ねない、4:59内川(ネットの地図では荒川)を渡る。何も通らない時間帯、多少の起伏、カーブも気にせず、歩きやすい場所を拾いながら進む。幸いか、1時間超で小降りとなる、5:57下阿戸南集会所の軒下をかりて、雨具をとり、傘はさし続ける。大分明るくなって、6:01“曽根田”交差点、雨も上がり、6:34大田原市に入る。
  
  強雨の中、喜連川本町を出発                   跳ね返る雨つぶ、新聞屋は煌々と

  
  内川を渡る                              カーブミラーに写った私の傘

  
  夜が明けて、小降りに、            北の空には、好天の兆し

  
  県道25,114併用の道                     軒下を借りて雨具をザックへ、傘はもう少し

  
  右折、114号線で大田原方向へ                 1988年(昭和)の道祖神

  
  雨が止んだ、青空も・・・                         6:34、大田原市に入る

 大田原市に入って30分ほど進むと、7:11“佐久山前坂”交差点、小さな坂を下ると旧佐久山宿へ出る。誇り高き地域出身者碑が点々と、7:22佐久山宿下町、7:33箒川を渡って“親園”交差点に出る。しばらく続く田園風景に足を止める、青空の下、高原山を遠望しながら、雲と声なき対話、間もなく親園の集落に入る。旧奥州道中を刻んだ石柱が点々と、『蜃気楼』を見たとか、地域開所の歴史等、保存され伝わっていることには感心する、8:34百村川を渡り、浅香3丁目を通過、大田原宿に近づいた。。
  
  高原山も見えてきた                           県道48号線に合流

  
  すぐに分かれ、“佐久山前坂”を下って                 佐久山宿へ

  
   この家、真ん中は看板かな?                  宿の真ん中辺にある公衆トイレ(手前だけよ)

  
   間もなくちょっと曲がって箒川を渡る、            先日の増水の跡が大分残る


 “親園”を通過、青空が広がる  画像クリック拡大   真ん中が高原山

  
    親園の家並                           旧奥州道中を刻んだ石柱が点々と

  
                     蜃気楼を見たとか、開拓など江戸時代の歴史が残る

  
   百村(もむら)川を渡って、                    間もなく浅香3丁目

 大田原市の市街地に入り、9:14“神明町”、奥州道中の残る中心部、9:27“金燈籠”を過ぎ、9:40蛇尾川を渡り、“河原”を左へ入る。ほどなく住宅地に挟まれた中田原の一里塚、道標を覗き、“練貫”へ、、間もなく、11:32那須塩原市に入る。
  
  大田原市の市街地に入る、“神明町”を右折         “金燈籠”、この辺が大田原宿の中心のようだ

  
   旧奥州道中 大田原宿 寺町の刻み                大きな鯱の乗った看板、呉服屋さんらしい

  
   宿の出はずれかな、大久保木戸跡、ここから坂道を通り、R461へ出て、蛇尾川(Sabigawa)を渡り、“河原”を左へ

  
       塀に嵌め込まれた旧街道の碑、     中田原の一里塚、片方にされ、切り取られ、移築されたとか、

  
   道標など街道の歴史が点々と、・・・            道標から30分、相の川を渡る、左が高原山

   
  橋から20分、練貫の碑                    碑から15分、那須塩原市に入る、鍋掛に近づいた


   雲がキレイなので一枚

 那須塩原市に入り15分ほど、道路左上に鍋掛一里塚、緩やかに下り、12:22“鍋掛”交差点、本日のゴールは近い。交差点北隅の一段高い場所に、塔が数個、地蔵尊がある、地蔵尊は1676年の建立で石地蔵では古いものらしい。少し進んで鍋掛宿の中心部、寺脇に芭蕉ノ句碑、1808年の建立である。宿を進むと、旧道が残されている、奥まで入ると『御仮屋跡』と刻まれた石柱が立っていた。ここは那珂川の右岸で、これ以上は進めない。道路に出て、12:40昭明橋へ進むと、地元の方にお会いする。「奥州道中の橋はあの石柱付近から斜めに川に降りて、木の橋を渡った」とか、近代はあそこに木造の橋が組まれ、今では鉄橋が二つ、歩行者&自転車用(三代目の橋)、車両用の橋があり、四代目らしい。
  
   左手の石段を上って、鍋掛の一里塚         鍋掛十文字バス停を通り、やっと、“鍋掛”に着いた

  
                交差点の北隅を登ると石仏、地蔵尊(1676建立)

  
   宿を進む、                           芭蕉の歌碑、1808年建立

  
 旧街道を進むと『御仮屋跡』の石柱、那珂川へここから降りて木の橋を渡ったとか、 現在の橋は4代目だとか、

  
  きれいな流れ、川は行き交う人々をずーっと・・・・・         対岸、明日は左折して、越堀宿へ向かう

 本日のゴールは昭明橋までとする、所要時間は7時間59分、天の恵み、大した雨ではなかった。これから鍋掛宿をぶらぶら歩いて、駐車場を探し、14:54の黒磯駅行きのバスに乗り、氏家までJR,喜連川に戻って、・・・・・明日は白河に入る予定。

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