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会津駒ケ岳
山行日
    2013年4月23日   晴れのち曇り   単独

コース
    会津駒ケ岳登山者駐車場→会津駒ケ岳滝沢登山口→駒ノ小屋→会津駒ケ岳→滝沢登山口→駐車場

 好天の予報を聞いて、出かける。2011,2012に続いて今の季節、3回目である。今回は、2,3日前に降った雪の状態がどう影響するのか予測のつかないところ。駄目なら戻れば良い、いつもの調子だ、5:04駐車場を出発、5:07滝沢の標柱。山頂の最低気温が氷点下11℃、真冬並の冷え込みだ、しかし、日中は+10℃までと聞いている。駒一の橋の先、除雪した林道はツルツル、乾いた路面、落葉の上を拾いながら、恐る恐る歩いて、林道ショートカットの近道に入る、5:18。ここからは連続した雪道、昨日だろうか4,5人歩いたような跡あり、5:28再び林道を少々歩いて登山口へ、締まった雪と新雪に層あり、早目のアイゼン装着5:35-5:42。
  
   会津駒ケ岳登山者駐車場                  滝沢登山口の入口

  
  駒一の橋の手前に左にWCあり                 駒一の橋、除雪車の場所

  
  除雪した林道を進む                        標柱より近道に入る、林道を一部ショートカット

  
 再び林道に出て、ヘアーピンカーブ1ケで             会津駒ケ岳滝沢登山口に出る、山頂まで5.3kmとある

 ここから徐々に勾配がきつくなっていく、5:50山頂まで4.7kmの標柱通過、6:02国有林の案内板通過、過去の2回はここでアイゼンを装着している。ブナ林の中の小さい尾根を急登する、新雪は10cmほど、キックステップで上って行く。マンサクの花に誘われて、急傾斜の変な姿勢でカメラに収める、広い平坦な尾根に出て一安心。ここからは広々とした尾根歩きが長時間続く、6:23山頂まで4.1kmの標柱通過。靴、スキー&ボード跡、木に巻きつけられた赤いテープを見ながら、高度を上げて行く、ブナの森からダケカンバ、オオシラビソの混生林へと変化していく。時々東方向が空き山並が覘ける、一枚脱ぎ、手袋も薄手一枚に、キャップも手拭に、汗を拭きながら高度を稼ぐ。
  
山頂まで4.7km標柱通過、右奥の茶色いポール、     国有林案内板、ブナの樹林帯に入る

  
   間もなく急登する                         尾根の平坦な場所に出る


      南の視界が開ける、長須ケ玉山1914m、孫兵衛山2064m


  マンサクが見頃、


  この辺一帯に分布

  
   山頂まで4.1kmの標柱、赤色目印も沢山あり                   靴跡、スキーの跡あり

【ブナの森】

   









  
 樹間から東側の山並                        高度とともにダケカンバが混生、高い目印

  
  振り向けば靴跡、新雪20cmほど、その下は締まった雪

【オオシラビソ】が目立ってくる







 新雪は20cmを超え、足への負担が気になる。時間のかかるのは仕方ない、踏みしめながら一歩一歩上って行く。突然枝間から真っ白な燧ケ岳が顔を出す、己に言い聞かせる「くじけるなよ」、徐々に深くなる雪に負けるわけにはいかない。右に左に展開する山並がプッシュしてくれる。振り向けば労の跡、新雪20-30cm、気温上昇でアイゼンはダンゴ状、靴の上に10センチ、アイゼンに10cmほどビッシリついた雪、重い、重い、3kgほどありそうだ、時々払いながら進む。

 枝間から燧ケ岳


 駒ケ岳山頂の東にある標高点、P2098



 大きな 【ダケカンバ】に見入る








  P2098


 P2098と大きなブナ

【燧ケ岳展望3枚】








   日光連山遠望   画像クリック拡大

  
  振り向けば労の跡、新雪20-30cm  気温上昇でダンゴ状、上下に10cmほど、重い、重い、時々払いながら進む


  P2098

【燧ケ岳8枚】

















 道から外れて燧ケ岳を眺めていると、森の中に物音が、ヒューッ、ヒューッと、ボードをかついだ我が歳の半分ほどの男性、世辞にも「助かりました」と声を残し、抜いていった、8:36。彼は長靴を履いていた、靴跡ははっきり残り、歩きやすいように感じた。私の場合、足の上げる高さは若干低くなったが、アイゼンのダンゴは変わらない。森を抜け、標高点1990付近から新雪は吹き飛ばされたのだろうか、硬い層が露出していた、これは歩き易い、でも距離にして半分ほどかな、あとは深い新雪だった、9:37駒ノ小屋着。
  
    お助けマン現れる、先行者の入れ替え        有難う、長靴の跡に続く、ラクチン、ラクチン、ダンゴは続く


  山頂部が現れる、右がP2098、標高点1990付近から


  山頂部が現れる、右がP2098、標高点1990付近から


  同、会津駒ケ岳山頂


 左からP(2020)、裏側に駒ノ小屋あり、小ピーク、山頂


 標高点1990と次のP(2020)の鞍部付近から燧ケ岳&至仏山


  同、駒ケ岳山頂(右)


  同、目の前のP(2020)と駒ケ岳山頂(右)


  同、日光連山、燧ケ岳&至仏山    画像クリック拡大


  同、女峰山、帝釈山、小真名子山、大真名子山、太郎山、男体山遠望


   同、日光白根山遠望


  同、燧ケ岳&至仏山


 同、燧ケ岳


 同、至仏山


  同、景鶴山

  
  P(2020)と先行者                        駒ケ岳山頂(右)


   P(2020)へ取り付く   画像クリック拡大


    P(2020)付近から 那須岳〜日光白根山  画像クリック拡大


   同、田代山&帝釈山


   同、高原山





   同、燧ケ岳〜中ノ岳   画像クリック拡大


  同、燧ケ岳


  同、至仏山&景鶴山


   同、景鶴山と朝日岳方面遠望


   同、平ケ岳付近


 同、中ノ岳方面

  
                         P(2020)から少々下って駒ノ小屋

 駒ノ小屋まで来ると、西側の展望が大きく開ける、越後三山〜平ケ岳、至仏山が一望できる。駒ケ岳を見上げれば、先行者は山頂直下でスローダウンしている、風はないしなあ、もしかしたら凍った斜面で苦闘しているのかな、いや、眺望を楽しんでいるのだろう。振り返っては南側の展望を、横向をいては着雪のオオシラビソと山並を、先行者のことを考える場合でない。グシャグシャに解けた場所あり、油断は禁物、下の方から3番手が迫ってくる。表面がシャーペット状の場所はジグザグしながら歩き、難儀した山頂をやっと踏んだ、10:02-10:32。

   左から兎岳、中ノ岳、越後駒ケ岳、小屋付近から


  同、平ケ岳


  目指す会津駒ケ岳の山頂は目と鼻の先


   先行者は中間まで行っているようだ


   中ノ岳、オオシラビソの樹林帯をかすめて上って行く


   左から兎岳、中ノ岳、越後駒ケ岳


  おお、近づいたな


  もうちょいだ、頑張れボーダー


  オオシラビソの着雪


  オオシラビソの着雪


   振り向いては燧ケ岳&至仏山


 燧ケ岳&至仏山
 

    燧ケ岳&至仏山


   赤城山と富士山遠望、ちょっと霞んでますが

  
     山頂の標柱が見えたぞ                     会津駒ケ岳到着です

  続編はこちらです。



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