★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-677 会津駒ケ岳 |
山行日 2013年4月23日 晴れのち曇り 単独 コース 会津駒ケ岳登山者駐車場→会津駒ケ岳滝沢登山口→駒ノ小屋→会津駒ケ岳→滝沢登山口→駐車場 好天の予報を聞いて、出かける。2011,2012に続いて今の季節、3回目である。今回は、2,3日前に降った雪の状態がどう影響するのか予測のつかないところ。駄目なら戻れば良い、いつもの調子だ、5:04駐車場を出発、5:07滝沢の標柱。山頂の最低気温が氷点下11℃、真冬並の冷え込みだ、しかし、日中は+10℃までと聞いている。駒一の橋の先、除雪した林道はツルツル、乾いた路面、落葉の上を拾いながら、恐る恐る歩いて、林道ショートカットの近道に入る、5:18。ここからは連続した雪道、昨日だろうか4,5人歩いたような跡あり、5:28再び林道を少々歩いて登山口へ、締まった雪と新雪に層あり、早目のアイゼン装着5:35-5:42。 会津駒ケ岳登山者駐車場 滝沢登山口の入口 駒一の橋の手前に左にWCあり 駒一の橋、除雪車の場所 除雪した林道を進む 標柱より近道に入る、林道を一部ショートカット 再び林道に出て、ヘアーピンカーブ1ケで 会津駒ケ岳滝沢登山口に出る、山頂まで5.3kmとある ここから徐々に勾配がきつくなっていく、5:50山頂まで4.7kmの標柱通過、6:02国有林の案内板通過、過去の2回はここでアイゼンを装着している。ブナ林の中の小さい尾根を急登する、新雪は10cmほど、キックステップで上って行く。マンサクの花に誘われて、急傾斜の変な姿勢でカメラに収める、広い平坦な尾根に出て一安心。ここからは広々とした尾根歩きが長時間続く、6:23山頂まで4.1kmの標柱通過。靴、スキー&ボード跡、木に巻きつけられた赤いテープを見ながら、高度を上げて行く、ブナの森からダケカンバ、オオシラビソの混生林へと変化していく。時々東方向が空き山並が覘ける、一枚脱ぎ、手袋も薄手一枚に、キャップも手拭に、汗を拭きながら高度を稼ぐ。 山頂まで4.7km標柱通過、右奥の茶色いポール、 国有林案内板、ブナの樹林帯に入る 間もなく急登する 尾根の平坦な場所に出る 南の視界が開ける、長須ケ玉山1914m、孫兵衛山2064m マンサクが見頃、 この辺一帯に分布 山頂まで4.1kmの標柱、赤色目印も沢山あり 靴跡、スキーの跡あり 【ブナの森】 樹間から東側の山並 高度とともにダケカンバが混生、高い目印 振り向けば靴跡、新雪20cmほど、その下は締まった雪 【オオシラビソ】が目立ってくる 新雪は20cmを超え、足への負担が気になる。時間のかかるのは仕方ない、踏みしめながら一歩一歩上って行く。突然枝間から真っ白な燧ケ岳が顔を出す、己に言い聞かせる「くじけるなよ」、徐々に深くなる雪に負けるわけにはいかない。右に左に展開する山並がプッシュしてくれる。振り向けば労の跡、新雪20-30cm、気温上昇でアイゼンはダンゴ状、靴の上に10センチ、アイゼンに10cmほどビッシリついた雪、重い、重い、3kgほどありそうだ、時々払いながら進む。 枝間から燧ケ岳 駒ケ岳山頂の東にある標高点、P2098 大きな 【ダケカンバ】に見入る P2098 P2098と大きなブナ 【燧ケ岳展望3枚】 日光連山遠望 画像クリック拡大 振り向けば労の跡、新雪20-30cm 気温上昇でダンゴ状、上下に10cmほど、重い、重い、時々払いながら進む P2098 【燧ケ岳8枚】 道から外れて燧ケ岳を眺めていると、森の中に物音が、ヒューッ、ヒューッと、ボードをかついだ我が歳の半分ほどの男性、世辞にも「助かりました」と声を残し、抜いていった、8:36。彼は長靴を履いていた、靴跡ははっきり残り、歩きやすいように感じた。私の場合、足の上げる高さは若干低くなったが、アイゼンのダンゴは変わらない。森を抜け、標高点1990付近から新雪は吹き飛ばされたのだろうか、硬い層が露出していた、これは歩き易い、でも距離にして半分ほどかな、あとは深い新雪だった、9:37駒ノ小屋着。 お助けマン現れる、先行者の入れ替え 有難う、長靴の跡に続く、ラクチン、ラクチン、ダンゴは続く 山頂部が現れる、右がP2098、標高点1990付近から 山頂部が現れる、右がP2098、標高点1990付近から 同、会津駒ケ岳山頂 左からP(2020)、裏側に駒ノ小屋あり、小ピーク、山頂 標高点1990と次のP(2020)の鞍部付近から燧ケ岳&至仏山 同、駒ケ岳山頂(右) 同、目の前のP(2020)と駒ケ岳山頂(右) 同、日光連山、燧ケ岳&至仏山 画像クリック拡大 同、女峰山、帝釈山、小真名子山、大真名子山、太郎山、男体山遠望 同、日光白根山遠望 同、燧ケ岳&至仏山 同、燧ケ岳 同、至仏山 同、景鶴山 P(2020)と先行者 駒ケ岳山頂(右) P(2020)へ取り付く 画像クリック拡大 P(2020)付近から 那須岳〜日光白根山 画像クリック拡大 同、田代山&帝釈山 同、高原山 同、燧ケ岳〜中ノ岳 画像クリック拡大 同、燧ケ岳 同、至仏山&景鶴山 同、景鶴山と朝日岳方面遠望 同、平ケ岳付近 同、中ノ岳方面 P(2020)から少々下って駒ノ小屋 駒ノ小屋まで来ると、西側の展望が大きく開ける、越後三山〜平ケ岳、至仏山が一望できる。駒ケ岳を見上げれば、先行者は山頂直下でスローダウンしている、風はないしなあ、もしかしたら凍った斜面で苦闘しているのかな、いや、眺望を楽しんでいるのだろう。振り返っては南側の展望を、横向をいては着雪のオオシラビソと山並を、先行者のことを考える場合でない。グシャグシャに解けた場所あり、油断は禁物、下の方から3番手が迫ってくる。表面がシャーペット状の場所はジグザグしながら歩き、難儀した山頂をやっと踏んだ、10:02-10:32。 左から兎岳、中ノ岳、越後駒ケ岳、小屋付近から 同、平ケ岳 目指す会津駒ケ岳の山頂は目と鼻の先 先行者は中間まで行っているようだ 中ノ岳、オオシラビソの樹林帯をかすめて上って行く 左から兎岳、中ノ岳、越後駒ケ岳 おお、近づいたな もうちょいだ、頑張れボーダー オオシラビソの着雪 オオシラビソの着雪 振り向いては燧ケ岳&至仏山 燧ケ岳&至仏山 燧ケ岳&至仏山 赤城山と富士山遠望、ちょっと霞んでますが 山頂の標柱が見えたぞ 会津駒ケ岳到着です 続編はこちらです。 |
★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |