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大菩薩嶺・小金沢山・牛奥ノ雁ケ腹摺山
山行日
    2015年11月28日   晴れ   単独  

コース 概略図はこちら
    上日川峠(ロッヂ長兵衛)→唐松尾根分岐(福ちゃん荘)→雷岩(主稜線出合)→大菩薩嶺→雷岩(唐松尾根分岐)
    →上部岩→賽ノ河原(避難小屋)→親不知ノ頭→大菩薩峠(介山荘)→石丸峠→狼平→小金沢山→
    牛奥ノ雁ケ腹摺山→小金沢山→狼平→石丸峠→小屋平→上日川峠

 【前編:上日川峠→大菩薩嶺→石丸峠     後編へ

 やっと白いものが降りてきて、冬枯れの山並を優しく覆い始めたようだ。相互リンクしているサクラスミレさんのお話では「富士山は宝永山まで白く・・・」、ということで、大菩薩嶺に出かける。コースは3年前歩いたコースをもう一度歩くことにした、峠で仮眠し、4:47出発する。風が一晩中吹いていたが、まだ止む様子はない、一応、真冬並みの支度をしてきたが、時々吹く強風は嫌だ。山間を足元を照らし少し進むと先行のご夫婦が、「お先に・・・」、失礼をして前を、5:08福ちゃん荘着。ここから唐松尾根に入って、少々勾配を増す、樹々の間から街の灯が見えるが、甲府方向かな、高度を増し大きな岩がゴロゴロしてくると、薄っすら富士山が姿を現す。ほどなく稜線に出る、5:58雷岩(道標)。時々10m/sec以上の風が吹く、平均でも5m/secは越えるだろう、目だし帽をかぶり、手袋を二重にする。
  
       上日川峠駐車場出発、この場所は駐車場、バス発着場があり反対側にロッヂ長兵衛がある

  
  真っ暗な山間を20分ほどで福ちゃん荘着           ここから唐松尾根経由で雷岩に向かう

  
  5:42、日の出50分前、薄っすらと富士山を望む、右上の光点は月、街の灯りは甲府市周辺

  
  尾根に近づくと岩々の道                    おお、朝焼けだ、5:47

  
  まだまだ、道はヘッドランプが頼り、               4,5cmの霜柱


   大分明るくなってきた、5:53

  
   5:57、朝焼けは、そろそろピークか、             富士山もクッキリしてきました、手前は大菩薩湖

  
          稜線到着、雷岩道標                 日の出までに30分超あり

 山頂へは、樹林帯の中を緩やかに進むが、凍り付いた水たまりと木の根が怖い、6:05大菩薩嶺山頂着。折り返し、6:11雷岩、風に悪戯されながら、日の出、眺望を眺め、6:52避難小屋、6:55-7:00親不知ノ頭、7:13介山荘。大菩薩はこんな天気の中でも、重装備の機材を背負ってやってくる人もポツポツ、一般のハイカーも岩影に点々と、少し登り返して、7:28熊沢山へ、東へ少し進んだ所で、脱いでスッキリ、風もいくらか和らいだようだ、注意しながら急坂を下って、7:39石丸峠着。
  
                       北方向に緩やかに進むと、

  
                     数分で大菩薩嶺山頂、樹林帯で眺望なし

  
        泥濘は凍結状態、歩行要注意            斜面は一面真っ白

  
            雷岩に戻って眺望する、富士山と南アルプス聖岳〜甲斐駒ケ岳(白い線上の山並)


    日の出です、6:23


         6:26


      6:27、ちなみに甲府市は6:32となっていた


       富士山の天辺が


    薄っすらとピンクに


   アップすると荘厳さが伝わってくる


    南アルプス遠望


 富士山〜南アルプス  画像クリック拡大


  刻々と色合いが変化する静寂の世界、吹く風は痛く冷たいが


   南アルプス、左から聖岳、赤石岳、荒川岳


   南アルプス、左から農鳥岳、間ノ岳、北岳


   南アルプス、左から仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳

  
  雷岩を下って次のポイントへ、                 霜柱も花の開花のようだ、美しい


      ちょっと移動しては魅せられて止まる、大菩薩嶺から見る均整のとれた形、ハイカーを虜にする


   夏山で賑わった道も、凍てついて人々は簡単には近づけないだろう


 富士山から南アルプス  画像クリック拡大   日本の標高1,2を一望する


    南アルプス


 南アルプス、南北に長く3000m級のピークが競う  画像クリック拡大

  
            少々下って避難小屋                背景は大菩薩嶺


 角度が若干変わり、右端に八ヶ岳、秩父連峰の一部が顔を出す  画像クリック拡大


 ちょっと登り返して、親不知ノ頭でまた一望


 富士山、南アルプス  画像クリック拡大


  富士山、南アルプス  画像クリック拡大


   富士山、時間とともに白っぽく変化してきました


   南アルプス


      南アルプス、左から聖岳、赤石岳、荒川岳


   南アルプス、左から農鳥岳、間ノ岳、北岳


   南アルプス、左から仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳

  
                    下って大菩薩峠、介山荘は早くも開店

  
                     ここからコメツガの樹林帯を少々登り返す


   樹林帯を抜けると、素晴らしい富士山の景色に足を止める


   富士山の手前が御坂山塊、一番手前が大菩薩連嶺

  
   その先に熊沢山の道標あり、                 緩やかに進むと

  
   東京都の水道局の標柱あり、防火帯となっている       斜面から東遠方に東京湾


         少々急坂を下って、


    天狗ノ棚(左)と富士山

  
    鞍部で石丸峠に出る                    牛奥ノ雁ケ腹摺山を往復し、帰路は上日川峠方向に


   石丸峠付近からの富士山


   石丸峠付近からの富士山


   石丸峠付近からの富士山

 ここから、小金沢山、牛奥ノ雁ケ腹摺山を往復し、帰路は上日川峠方向に向かう。

  後編へ 



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