【後編:石丸峠→小金沢山→牛奥ノ雁ケ腹摺り山→小金沢山→石丸峠→上日川峠   前編へ戻る

 石丸峠からトラバースぎみに緩やかに上り、7:44牛ノ寝通りを左に分ける。短い急坂を直進すると広々した天狗棚)に出る、標高点の1957のようだ。振り返ると熊沢山&大菩薩嶺、熊沢山の防火帯の雪が、いかにも「ここからこっちは東京都の管理下じゃ、・・・・・」、と告げているよう。ちょっと下って8:01狼平へ出る、ここから小金沢山まで、小さいアップダウンが数ヶ所あるが、展望はない、8:41-8:59小金沢山。小金沢山からの富士山、何度見ても良い景色だ、東奥多摩から丹沢の展望も雄大な眺めだ、ゆっくり休憩しよう。
  
  石丸峠から緩やかに上ると、                  牛ノ寝通りを左に分け、直進の短い急坂へ


   広々した天狗棚(標高点1957)に出て、振り返ると熊沢山&大菩薩嶺


  南東には、これから向かう狼平を介して、小金沢山、牛奥ノ雁ケ腹摺り山を展望する


   天狗棚から南アルプス


  同、丹沢山塊と左に相模湾


 同、南アルプス展望  画像クリック拡大


    左から仙丈ケ岳、駒ケ岳


   左から農鳥岳、間ノ岳、北岳


  左から荒川岳、蝙蝠岳、塩見岳


   左から上河内岳、聖岳、赤石岳、荒川岳

  
   下って、笹原へ、                        真ん中辺に狼平の道標あり

  
  笹原の南端から小金沢山への上りとなる        小さいアップダウンが4,5ケ所あり

  
              目印を見ながら樹林帯の中の道を進む、山頂まで展望なし

  
                  小金沢山山頂、展望良好、南アルプスは枝間から辛うじて


   小金沢山山頂から富士山







   小金沢山山頂から雲取山〜丹沢山塊〜 画像クリック拡大


   丹沢山塊


   筑波山遠望


    雲取山


    鷹ノ巣山


   大岳山

 ここから登山道は、南に少し下って左に弧を描き、樹林帯を抜ければ牛奥ノ雁ケ腹摺り山の山頂である、9:35-9:54。素晴らしい富士山に、付け加える言葉は不用、見入るのみ。居合わせた2名、一名は上日川からピストン、一名はこの直下の林道から最短で上がってきたようだ。そして私、ともに本日の最終ポイントを牛奥ノ雁ケ腹摺り山としている。残念なのは南アルプスが枝間からでないと見えないことだ。小金沢山も山頂からは南アルプスは見えないが、ちょっと南から甲斐駒ケ岳〜聖岳まで一望できる。

  富士山を眺めながら牛奥ノ雁ケ腹摺り山へ












  
                           少々、樹林帯を抜ければ

  
                       牛奥ノ雁ケ腹摺り山山頂


    牛奥ノ雁ケ腹摺り山山頂からの富士山










    手前は三ツ峠山、御巣鷹山、木無山、本社ケ丸

  
  山頂南西に林道への道あり、最短で来られるとか       山頂を下って、

 山頂を後に、往路を戻り、10:27小金沢山、11:01狼平、11:17牛ノ寝通り分岐、11:22石丸峠、行き交うハイカーの数40-50人、素晴らしい展望に会う人、皆笑顔だった。
  
                     樹林帯へ、時々ハイカーと会う、満足そうな顔・顔・顔

  
                小金沢山北側斜面、一部凍結あり、要注意

  
    テープを確認しながら・・・                    石丸峠に戻りました

 石丸峠から熊沢岳南斜面をトラバースして、最後の富士山&南アルプスをカメラに収め、カラマツ林、雑木林を下って11:48林道へ出て、11:51再び林内へ、緩やかな道を進めば、12:00小屋平でバス停のある県道に出る。ここから山間で2つの渡渉、ちょっと上り返せば、上日川峠に出る、12:29。

   小金沢山(&天狗棚)と富士山


   陽ざしを受けて、富士山の左斜面が光っていた、凍結しているのかな?


 これが最後、富士山&南アルプス 画像クリック拡大   聖岳、間ノ岳に雲が・・・

  
               熊沢岳南斜面をトラバースして、カラマツ林から雑木林へ

  
   急坂を少々下って、                       林道へ

  
   右手に進むと直ぐに左に入る道あり、              下って、間もなく

  
   小屋平で県道に出る、                      バス停あり

  
  ここからは緩やかな下り、登り                 ハイク用コース分岐あり、上日川峠へ直進

  
   渡渉あり、石をポンポンポン                   もう一つ、ポンポン

  
   ウラジロモミの美林を抜けると                   上日川峠に出る

 総所要時間は、7時間42分、全般は強風と寒さに悩まされたが、小金沢山手前で風は止み、気温の上昇とともにグシャグシャ道に足をとられたが、美しい富士山に大満足の山行だった。食糧、水、雨具&防寒具、アイゼン等背負い込んだが、これは保険みたいなものだ。

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