後編                                   前編へ戻る

  キワノ平ノ頭からしばらく雪庇の道をアップダウンを繰り返し進み、送電線の鉄塔目指して下る。送電線はほぼ鞍部にあり、三国峠から3番目と4番目の鉄塔である。1/25000地形図で山歩きする場合、送電線の位置が目印となり便利である(電子国土には記載されてない)、が反面、特にこの2系統の送電線と鉄塔は景観を阻害している。写真を避けてみたが、まともに入ったものもあった、コベックラ沢分岐(3番目の鉄塔)8:56通過、No.180鉄塔分岐(4番目鉄塔)9:06通過。P1461を下った所で先頭の交代、といっても私が先を歩きたかっただけ。気温が上がり雪が緩んできたせいか、最後の登りで、ズボズボはまってしまった、10:26稲包山山頂着。

 キワノ平ノ頭から進む斜面には大きな雪庇ができていた、 雪庇と榛名山


  雪庇と赤城山


  大きな雪面には風紋が残っていた、 雪面の模様@


   雪面の模様A


  見渡す西側の峰々、白砂山、筍山、苗場山     画像クリック拡大


 北〜東の峰々、平標山〜赤城山、と歩いてきた尾根筋、 画像クリック拡大


 南東方向の峰を遠望、錫ケ岳〜子持山      画像クリック拡大


  緩やかに上る雪庇、稲包山と西稲包山の間に浅間山が顔を出す


    稲包山と西稲包山の間に浅間山、3番目の鉄塔近し


  雪庇から落ちた雪だるま、雪庇崩落のメカニズムか


    榛名山遠望、左から二ツ岳、相馬山、少しあいて榛名富士、鬢櫛山、掃部ケ岳


  雪庇が大きく発達していた


  恐る恐る先まで行ってきた

         
          雪庇と赤城山遠望

  
            下り                          大きな崩落がこれから?

  
     登り返す

  
                   また下る、手前が3番目、奥が4番目の鉄塔


      北側斜面は樹林帯

  
 巡視路分岐、 3番目の鉄塔通過                      少しおいて4番目の鉄塔通過


   4番目の鉄塔から武尊山、日光白根山、錫ケ岳、左下は3の系統


    鉄塔を過ぎて鞍部付近から稲包山〜袈裟丸山   画像クリック拡大


  同、平標山〜袈裟丸山     画像クリック拡大




  
 小稲包山(稲包山手前のピーク)登りに入り先頭タッチ      後方からtomoさん

  
         稲包山山頂直下                      あと一息で山頂

  
                             稲包山山頂到着


  山頂からの眺望@ 浅間山〜苗場山     画像クリック拡大     以下5枚は関連


    浅間山周辺


     浅間山、黒斑山


        白砂山周辺


  忠次郎山、上ノ倉山周辺


    苗場山、筍山周辺


    山頂からの眺望A 平標山〜日光白根山     画像クリック拡大


   山頂からの眺望B  平標山〜袈裟丸山     画像クリック拡大   以下4枚は関連


   平標山、仙ノ倉山周辺


     大源太山、エビス大黒ノ頭、万太郎山周辺


     谷川岳、至仏山周辺


     武尊山、日光白根山


    山頂からの眺望C  榛名山〜浅間山周辺     画像クリック拡大   以下4枚は関連


        榛名山周辺


      四万湖周辺


      浅間隠山周辺


      浅間山周辺

 好天下、二人だけの稲包山、大気が大分ガスって視界が落ちてきた、帰路の道も長いので、11:11山頂を後にする。12:09コベックラ沢分岐、キワノ平ノ頭12:48-12:57、ここを出てクッキリした靴跡を発見、後から来た方が折り返したようだ。長倉山13:54-14:03、三国峠14:33小休止、どこからか人声がする、見上げると三国山の2名、峠の周りには歩き回った複数の跡、三国トンネルの群馬側から上ってきたトレースもあった。ジグザグしたルートをショートカットを繰り返し、三国トンネル(新潟側)駐車点14:59着。総所要時間は、10時間3分だった。

【帰り道】
  
  山頂を後に細い尾根を下るのだが、              靴がズボズボ入っちゃって


    平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭、万太郎山、一ノ倉岳、谷川岳


    武尊山、日光白根山、錫ケ岳


      至仏山、笠ケ岳


  苗場山周辺       画像クリック拡大


     絶景を眺めながらのアップ


     &  絶景を眺めながらのダウン


    雪庇、往路で見たときより多少丸くなったかな、後ろは平標山、仙ノ倉山


    雪庇


    稲包山を振り返る


    稲包山を振り返る


   雪庇の道が続く


   鉄塔も気にすれば気になるが・・・・・・

  
    三国峠から4番目の送電系統               三国峠から3番目の送電系統


     雪庇


     雪庇


     雪庇、崩落近し?


   稲包山を振り返る、キワノ平ノ頭付近から

  
                          キワノ平ノ頭まで戻る、小休止


    キワノ平ノ頭の南斜面、滑り落ちてボコボコしていた


    キワノ平ノ頭付近から三国山までを見通す、左から平標山、仙ノ倉山、大源太山、三国山


    雪庇と平標山、仙ノ倉山、大源太山


    雪庇と三国山


    丸くなってしまった雪庇、間のクラックあったかな?


   このクラック、往路はなかったような気がする


  三国山を一望する    画像クリック拡大

  
                      三国峠から2番目の送電系統まで戻る

  
    ヒッコラ上って、                           長倉山


    崩落の進んだ道が続く、ヤブに入ったり出たり


    ここも、ヤブに入らないと?


    三国峠を真下に見る、後ろは三国山


   三国峠から1番目の送電系統と三国峠

  
    三国権現到着                           シリセードの2名、楽しそう


   三国峠からジグザグの登山道をショートカットして下る

  
                       旧三国街道沿いの道祖神に迎えられて無事ゴール

 天候に恵まれ、朝のうちは少し風があったが、暖かく、快適な山行ができた。コースとしては距離とアップダウンの連続、雪庇を気にしながらの山歩きで、決してラクではなかったが、写真を撮るのに立ち止まっていた時間が長かったので、疲労感はあまり感じない。日に焼けた顔と目、が少々気になる。2007年11月3日に、この山を歩いた時、「残雪期にもう一度歩きたい」で山行録を結んでいた。そして今回の話、願望を持ち続けることの大切さ、いつかは叶えられるものである。

   参考:tomoさんの稲包山 2012/4/15

   前編へ戻る