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 目と鼻の先の山頂へと直登する。途中で山頂に見えた人に会う、先ほど見えた3人一緒と思ったら単独行だった、8:20会津駒ケ岳山頂着。北側の景色が気になる、飯豊山は? 微かに見える、ボーっとしていて山塊はわかるが、ちょっと遅かったようだ。二人が見えない、中門へ向かったのかな、いないなあ。中門への道は雪庇が危険そう、行けたらと思っていたが、止めとこう。東方向への靴跡を発見、二人は三岩岳へ向かったのだ。360度の絶景を眺めながら、水で喉を潤す、ウマーイ。

  駒ノ小屋を出て山頂を眺めると一人いる


  小ピークの東側から中門岳方面〜会津駒ケ岳山頂     クリック画像拡大


  平ケ岳〜越後駒ケ岳方面     クリック画像拡大


  山頂部へ直登、先ほど見えた人に会う


  山頂直下から南〜西方向の眺望     クリック画像拡大

  
   会津駒ケ岳山頂、中央にポール                  燧ケ岳背景に山頂のポール

  
       昨年5/4の写真、ほぼ同位置から          角度が少し異なるが昨年の方が雪が多かった


  中ノ岳、中門岳、三岩岳     クリック画像拡大


 日光連山〜燧ケ岳〜越後駒ケ岳      クリック画像拡大


  未丈ケ岳〜御神楽岳     クリック画像拡大


    燧ケ岳


     至仏山、景鶴山


     平ケ岳


     中ノ岳、越後駒ケ岳


     未丈ケ岳周辺


     守門岳、浅草岳


    浅草岳、梵天山周辺


     三岩岳周辺


  三岩岳周辺     クリック画像拡大

 誰も来る様子がない、燧ケ岳は若干霞んできた、黄砂だろうか。さて、下りは駒ノ小屋をショートカットして、スキーの跡を辿って、小ピークの東側先端を目指して下ろう、絶景をもう一度目に焼きつけ8:38山頂を後にする。最初の一歩が先の見えない急降下からはじめる、斜めに歩けば良いのだが、真っ直ぐ下って、チョッピリ、スリリングを味わう、そして振り向く。さて、登りながら見たクラックは、どうかな。気温は上がっているが、滑ることはないだろう。出来るだけ下方をトラバースして窪地を渡ろう。ここは短時間で走るように通過した。
  
  スキーのトレースに沿って降下し、山頂を振り返る         写真の左ピーク地点を目指し降下


    窪地の上にはクラックがあるので、なるべく下方をトラバースぎみに下る


   窪地と風紋?    クリック画像拡大


    渡りきった場所から窪地を振り返る


     同、会津駒ケ岳山頂部


    正規のルートに出る、右が山頂部

 そして周りこむようにして正規ルートに出る。もう安心、これから先、ルートを間違えることはないだろう。樹林帯に入ると、次々登って来るではないか。一人、また一人、息をきらしながら登っていった、登りはきつい、私だけではなかった。オオシラビソの森を抜け、ブナの森へ、下りはラクチンだが早すぎて景色を見ている余裕がない、見たければ停まれば良いのだ。

  同地点から燧ケ岳


   ボーダーが行く


    このコース、そろそろ燧ケ岳の見納め


     燧ケ岳、ちょっとガスってきたかな

  
    下る                                    下る、真ん中に上ってくる人あり

  
   また3人登っていった                            下る、そろそろオオシラビソの森を抜ける

  
   ブナの森を一直線に下る                         アンテナを通過

  
    下ってきた雪の道                         今朝見た倒木を上から

 9:33アンテナを通過し、最後の急斜面を下り、9:39ブナの森看板に出る、アイゼンを外しているとまた一人、小屋泊まりで三岩岳を目指すとか言っていた。この下も断続的に残雪あり、スピードを控え目に歩く、木段を下って9:59、林道からまた山中に入り、10:12再び林道へ、激流に沿って歩き10:24滝沢へ、国道を少々歩いて、10:27駐車場到着。
  
    ブナの森看板、ここでも登る人に会う               木段を下って林道へ、また山間へ

  
   ここで林道へ                           林道沿いの激流

  
    除雪された林道へ                         上の沢、下の沢の合流点、分るかな


    激流となって滝沢で伊南川へ落ちる

  
   公衆トイレと通行止め看板                        路肩に約10台

  
    滝沢                                  登山者用駐車場に約20台

 総所要時間は、6時間06分、帰路は山頂から1時間49分だった。クッキリした飯豊連峰は見えなかったが、好天に恵まれ素晴しい半日だった。時間的には、その気になればもう一度往復できるのかな。過去の残雪の会津駒ケ岳山行、2004年6月14日2011年5月4日があるが、花の咲き出す季節も良いかな、また出てくるか。

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