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燕岳・餓鬼岳
  
山行日
    2009年8月24、25日

コース
    中房温泉第1駐車場→燕岳登山口→合戦沢ノ頭→燕山荘→燕岳→燕岳下降点(東沢乗越と奥燕岳分岐付近、道標あり)
    →東沢乗越→東沢岳→ケンズリ(中沢岳)→餓鬼岳小屋→餓鬼岳→餓鬼岳小屋(泊)→餓鬼岳→餓鬼岳小屋→
    ケンズリ(中沢岳)→東沢岳→東沢乗越→北燕沢出合→ブナ平→燕岳登山口→中房温泉第1駐車場

 駐車場〜燕岳〜東沢乗越   東沢乗越〜餓鬼岳〜餓鬼岳小屋  餓鬼岳小屋〜餓鬼岳〜東沢乗越〜駐車場
                         花編はこちら

 先週に続き北アルプス小峰を歩く。燕&東沢岳日帰りを計画したが、餓鬼岳まで行けるかな、となってどうせ行くならゆっくりしよう、となって久しぶりの小屋泊まりの計画となった。2:30、中房温泉第1駐車場出発、満天の星に気持はルンルン。2:40燕岳合戦尾根登山口、真っ暗闇の登山道、ただ上へ、上へ、急登する。3:05第一ベンチ、3:27第二ベンチ、3:52第三ベンチ、小休止、樹林帯の真っ只中、何も見えない、4:00腰を上げる。4:27薄明るさを感じると、富士見ベンチ、消灯までにはしばらくかかるだろう。東の空に不気味な朝焼け、何だあれは?
  
    燕岳合戦尾根登山口                   第一ベンチ

  
      第二ベンチ                            第三ベンチ

  
     富士見ベンチ、東の空がうっすらと                花崗岩質の岩が

  
   不気味な朝焼け                             ここを抜けると

 消灯し、間もなく合戦小屋着、4:53。四阿山付近が赤く染まり、上空に真っ黒い雲が居座る。あの満天の星は何処へ、ドカッと降らなければ良いが、気になる天空だ。小屋を出ると下山の男性、山から出勤なんて? 潅木の凹んだ道を登りつめると三角点とベンチのある合戦沢ノ頭に出る。左手には大天井岳、常念岳の山並が現われる、しかし雲が多い。山荘まで1.3kmの道標を過ぎて間もなく、雲間からご来光、ちょっとスッキリしないが、面白い光景を見た。
  
    合戦小屋                          小屋から見た朝焼け、上は真っ黒な雲

  
     大天井岳、常念岳                          三角点、合戦沢ノ頭

  
                           燕山荘、燕岳が現われる

  
     山荘まで1.3km、大天井岳、常念岳                   有明山


     四阿山付近の雲間から日の出

  
    四阿山、右が浅間山                        シルエットは有明山


    赤と気になる黒

 僅かな雲間からさす夏の太陽は、山並、登山道を真っ赤に染めた。しかし長くはもたなかった、道沿いのお花畑も光量不足、ストロボの自動発光か停止してブレ覚悟で撮るか、うまくいかない、5:47燕山荘着。出発の準備をする人たちが周辺をウロウロ、山頂に向けて5分ほど歩くと、下山する二人、寒さで逃げ帰ったようだ。大粒の霧かと思ったら、何やらポツンポツンと雨が頭をたたく、風もでてきた。咲き残るコマクサを4,5枚、奇岩をチラッと眺めながら早足で燕岳山頂へ、6:12。
  
                       登山道、大天井岳の朝の顔

  
                   燕山荘&燕岳山頂部、木々もチョッピリ赤く

  
                          お花畑の間を緩やかに山荘へ

  
      雲に押しつぶされそうな有明山                 燕山荘は静かな朝を

  
   ここより尾根道1.0km                   山頂を正面に砂地の道


    まだコマクサも残ってました、ポツポツ雨が降り出した


       雨雲が下がってきそうな燕岳

  
    奇岩の間に大天井岳                    同、燕山荘

  
        再び振り向いて大天井岳                    燕山荘

  
    太陽は何処へ                         燕岳山頂近し、雨はポツン、間をおいてポツン

 まだ、ポツン、ポツンは続く、雨具をつけるほどではないが、寒い、夏用のズボンが風を良く通す。露出している指先が痛い、ズッシリ構える山頂でない。ゆっくり歩きながら、見ながら先へ進む。小さいアップダウンを繰り返し、北燕岳、東沢乗越の分岐点に出る。不勉強で判らないが、上も下も通れるのかな? 直ぐ上の岩に上って山並を撮ってみたが、さえない。踏み跡はあるようだが、足場が悪く戻るようなことがあっては面倒だ、と下の道にはいった。
  
    燕岳山頂                          三角点

  
     笠ケ岳を西方向に                   南アルプスを雲間に

  
              雲間に八ヶ岳                   同、四阿山と浅間山


            燕岳山頂から北方向、向かう餓鬼岳方面


              笠ケ岳、野口五郎岳、三ツ岳

  
   笠ケ岳                              分岐、ここまで来たら好天の兆

 入るやいなや、好天の兆し、バンザイ。急速に雲が払われていく、これも山の天気だ、逆は怖い。上空に青空が広がり、斜面のお花畑が白い岩肌に映える。トリカブト、ムカゴトラノオ、タカネナデシコ、ウメバチソウ、ウサギギク・・・・・、赤、青、白、黄と、夏の終わりにしては豊富だ、やはり北アルプスか。岩場をアップダウンシ、東沢乗越下降点に出る。周辺を散策し槍・穂の美しさをしばらく堪能する。

             直ぐ上の岩場から燕岳山頂


 同、笠ケ岳〜針ノ木岳      クリック拡大してご覧下さい(プラウザでお戻り下さい)

  
   同、前穂高岳、奥穂高岳、・・・・                    同、笠ケ岳


                双六岳〜三ツ岳

  
    鷲羽岳、ワリモ岳                        黒岳

  
   野口五郎岳                           龍王岳、立山、・・・

  
    立山、針ノ木岳、蓮華岳                    槍ケ岳


      燕岳山頂、大天井岳、常念岳

  
                   東側へ下って奇岩とお花畑を眺めながらゆったりと歩く


      緑、空の青、白い岩のコントラストに惹かれる


     山の生い立ちは判らないが太古の時代から複雑な造山運動があったのだろう


     お花畑、トリカブト、ムカゴトラノオ、サラシナショウマ、タカネナデシコ、・・・・


     奇岩とハイマツ、色違いの生き物のようだ


   これはまた奇妙な形をして、パンチをくらった顔?

  
    北燕岳稜とある                        燕岳山頂を真ん中に

  
   龍王岳、立山、剱岳、針ノ木岳                   黒岳、野口五郎岳

  
   鷲羽岳、黒岳                          笠ケ岳


                  槍ケ岳


          槍ケ岳


        北燕岳下降点付近から針ノ木岳、蓮華岳、鹿島槍ケ岳


    前穂高岳、奥穂高岳〜槍ケ岳


  前穂高岳〜三ツ岳        クリック拡大してご覧下さい(プラウザでお戻り下さい)

  
                北燕岳下降点付近

  
 北燕岳下降点、東沢乗越へ                    向かう餓鬼岳方面


      北燕岳下降点散策、 燕岳を振り返る


      同、燕岳を振り返る


    同、前穂高岳、奥穂高岳〜槍ケ岳を振り返る


    同、前穂高岳、奥穂高岳〜槍ケ岳を振り返る


    同、燕岳、前穂高岳、奥穂高岳〜槍ケ岳、鷲羽岳


  同、針ノ木岳、蓮華岳、鹿島槍ケ岳、手前に唐沢岳、餓鬼岳

  
    下降点へ戻る                     お花畑を眺めながら急降下、燕岳の東側は緑一色

  
   樹林帯をしばらく下って                     東沢乗越へ

 7:33燕岳をあとに東沢乗越へ下る。急降下すると直ぐに樹林帯へ、しばらくするとお花畑に出る。遅くまで雪があったのだろうか、チングルマ、ヨツバシオガマが見頃だった。再び樹林帯へ、樹間からの眺めは乏しく、乗越の方向が?のまま8:16東沢乗越着。
  東沢乗越〜餓鬼岳〜餓鬼岳小屋  餓鬼岳小屋〜餓鬼岳〜東沢乗越〜駐車場  花編はこちら


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