| 山行日 ２００９年１２月２７日 晴れ １名＋ワンコ コース 赤城神社（三夜沢）→櫃石→赤城温泉分岐→上の避難小屋→荒山→上の避難小屋→赤城温泉分岐→赤城神社 （この山行録の内容は“走れ忠治091227”と重複してます） 赤城の荒山から南に延びる長い裾、きわめて単調であるが冬の陽だまりハイクには絶好である。山頂との標高差が1022ｍあり、赤城神社との寒暖の差を味わうのも面白い。このコースを歩いて連れて帰ったワンコも４才、今では、短距離であれば私の体力の及ぶところではない。ワンコのトレーニングを兼ねて早朝の赤城神社の駐車場を出発する、６：４０。 神社の東側から杉森を抜け、荒廃した林道を30,40分歩くと“櫃石左へ･･”の道標がある。右は薄い踏み跡のある帰りに下って来る道、左へ入る。真っ直ぐ急登し右に曲がると赤松に囲まれた櫃石（ご参考）に出る、７：３０。尾根伝いに進むには、ここからしばらく登山道はない。北方向に30ｍほど進むと、笹の払われた一角に三角点がある。倒木を跨ぎ、小木を漕いで進むと先ほどの道標から右に入る道に合流する。低い篠竹の間の薄い道を進むと、赤城温泉からの関東ふれあいの道に合流する、７：５４。赤城温泉バス停1.6ｋｍとある。ここから道なりに緩やかに進むと、赤城温泉バス停1.9ｋｍの道標がある。ここで左尾根から来る薄い道を合わせる、８：０５。道は広いが、真ん中がＶ字に凹み歩きにくいので左右を歩いているようだ。   檜林から日の出 櫃石左、右荒山へ   史跡櫃石 三角点   赤城温泉1.6ｋｍ道標 赤城温泉1.6ｋｍ道標   黄色い目印の尾根伝いに進む踏み跡の薄い道あり 荒山方面へ通じる道 ８：３０、左へ直角に曲がり小高いピークを巻くポイントに出る。ここには、赤城大洞バス停8.5ｋｍと書かれた道標あり。帰りはこの道を歩くとして、このピークをヤブを漕いで越えて上の避難小屋への道に出る予定だ。併設されている白い看板の脇から東に僅か進み、急斜面に取り付く、ワンコのリードが小木にからみ時々往生したが、境柱を３ケほど過ぎ、緩やかになると青いテープを発見、無事登山道に出た、このヤブ漕ぎは“急がば回れ”かな。低木の密生する間を進み、丸太の階段が出て来ると、南側が開け、富士山、北岳、八ヶ岳を遠望できた、雪も木陰にチラホラ、上の避難小屋で小休止９：１５-９：３０。   赤城大洞バス停8.5ｋｍの道標、左へ直角に曲がる 併設されている看板   看板から右手に少々進み 急斜面の尾根に取り付く   登山道の木段から富士山遠望 同、八ヶ岳方面遠望 登山道に入り最後の上り、先日降った雪が消えていた。ひさし岩で眺めると、これまたビックリ、冬枯れの茶色一色だった。登山道に戻ると、若干の雪、徐々に増え山頂は一応真っ白だった、９：５０。東西のビューポイントで遠望を楽しむも、雪上を這いずり回って嬉しがるのはワンコ、ドッグリュックを忘れてしまったばっかりに私の昼食のパン２ケ、リンゴも半分取られてしまった。日曜日、天気静穏なれど人の来る気配なし、１０：２０山頂を後にする。   上の避難小屋前、荒山0.6ｋｍ標高差150ｈ この辺の登山道に雪なし  ひさし岩から地蔵岳、黒檜山、駒ケ岳が僅か白い、霧氷かな  荒山山頂   草津白根方面遠望   上州武尊山遠望 尾瀬、至仏山、燧ケ岳方面  褐色の赤城山  袈裟丸山、白く見えるピークは男体山 上の避難小屋１０：４０、南に登山道を下り、下の避難小屋から赤城温泉へ通じる道に出る、１１：００。往路ヤブを漕いだコーナー１１：０８、赤城温泉1.9ｋｍ道標１１：３０通過、赤城温泉1.3ｋｍ道標１１：３５通過、篠竹の道を抜け櫃石の道との合流点１１：５６着。   下の避難小屋から赤城温泉へ通じる道に出る   下の避難小屋方向 赤城温泉方向  市指定天然記念物三夜沢のブナ  杉木立に囲まれた赤城神社（三夜沢） 朝素通りした天然記念物三夜沢のブナを眺めて、赤城神社に参拝、１２：３０駐車場着。総所要時間は、５時間５０分、本年最終、ワンコを連れた山行を終えた。過去の赤城山の年末の雪、極端に少ないようだ。降っても、すぐに解けてしまうこの冬の雪、列島の、世界の異常気象のひとコマなのか。 |