平成二十六年二月十八日 Before 写真集目次へ Next お父さんが朝食の後、「忠治、金山へ散歩に行くか」、とぼくの耳元で言うんです。ぼくは、すぐ、その気になって、うれしくて、ワンワン吠えてしまいました。ぼくの足の調子とお父さんの張り替えた靴底の調子をみるのに出かけました。親水公園の入口に駐車して歩き出しました。 14日に降った雪がまだ沢山残ってます。広場の方へ歩き出したら、 雪と風で折れたり、倒れたりした赤松の木を、片付けているところでした。電柱も折れてますね。 沢山倒れたり折れたりしてましたよ。 道路の凍ってない所を歩いて、 案内板のある広場に出ました。 広場から構内の道路に入りました。 早速、雪の感触を確かめて、 良い感じだなあ。 おお、スリスリしてたら寝そべってしまった。 ひと遊びして、北側の御城橋に向かいます。 雪の表面は薄っすら凍ってますが、 時々ズボッて入ってお腹がついてしまいます。 この先で山道に入ります。 山道に入ると、イノシシが掘り返した痕が目立ちます。 雪の上の石や土は、みんなイノシシがかきました痕だってさ。 また、ポッキリ折れた松が道を塞いでます。 落葉樹はやられてないってさ。 林が良く整備されて、散歩するには良いですね。 東の景色が見えてますが、まだ雪だらけです。 大きな足跡が点々とついてます、昨日かな? 今朝かな? 上の方も歩いてみたいなあ。 下の方からワンちゃんの声がするよ。 これ、どっちへ行くのかな? 道でなく斜面を真っ直ぐ下るそうです、近回りだってさ。 少しだけ、近回りできたかな。 イノシシのニオイかな? 道を歩きまーす。 何だ、何だ、下に車が走ってるぞ。 あっ、そうだ、もう御城橋に近いんだ。 見えた、見えた、あれが御城橋だ。 あれ、あれ、急坂だ。 でも、ちょっとだけです。 金山に向かって、御城橋を渡ってます。 雪が深いですよ、足がスッポリ落ちます。 もう、終わりです。 最後が階段を下って、ぬかった道に出ました。 今度は、下に道路が見えました、山頂へ行く道路です。 しばらく道路に沿って遊歩道がついてます。 アズマヤの所から急坂になります。 でも、歩き易いですよ、所々雪がとけて石が出てました。 「お父さん、待って」 道が分かれてます、「忠治の好きな方へ行け」、だって。 右へ入りましたら、沢山雪が残ってまして、ズボッ、ズボッ、入っちゃってね。 「大きな跡、何?」、 「ワカンで誰か歩いたんだよ、雪遊びしたんだろう」 この石段を上って鳥居をくぐれば、金山山頂です。 「お父さん、何してるの」、「・・・・・」 新田神社へ向かう参道ってところかな、1歩1歩踏みしめて。 ちょっと、真っ白な雪の上を歩いて、 いいねえ、 お父さんは道を歩いてます。 この石段を上れば 新田神社、山頂到着です。 早く足が治りますように、神様にお願いしました。 ここの雪の山、スゴイね。屋根から落ちたんだってさ。 さて、ここで忠治の舞でもして、神様に観てもらおうか。 新田神社の東側でお休みして、戻りかけたら、おじさんとおばさんに会いました。「お名前は?」、「忠治です」、「じゃー、・・・・・」、ってわけで、ぼくのホームページを見て頂いているご夫婦だったのです。そして、お寺のお仕事で5日前にお父さんは、おじさんに会っているんですよ、お家も近いんですよ。今日はバッタリ、こんなこともあるんですね。大ケヤキへ戻って、 凍った日の池を眺め、 石垣の間を一段下って、 二段、三段下って、月の池のそばを通って、 雲のかかった赤城山を見ました、白いですね。 山頂の駐車場の雪をかいてました。 ここにはもっと大きいスノーシューの跡がありました。 大分下ってきました。 大光院へ下る分岐点に出ました、左に曲ります。 今日の温かさに、雪がビシャビシャしてきました。 大光院の北側を下って、 変な場所を一気に下って、観光用の駐車場にでました。 ここから少し道路を歩きます、大分被害を受けた赤松もこちらから眺めただけでは緑でわかりませんね、間もなく駐車場に戻って、ぼくの足を触ってよくみてました、「大丈夫だな、良し」 これで、今日の散歩はお終いです。 Before 写真集目次へ Next |