平成二十一年七月七日     Before  写真集目次へ  Next

 お父さんは、梅雨時で天気がはっきりしないので、予定の山行をやめて、ぼくと鈴ケ岳(赤城山)へ出かけました。これで赤城山も鍋割山、荒山、地蔵岳、長七郎山、駒ケ岳、黒檜山、そして今日歩く鈴ケ岳と歩いたことになります。国土地理院の1/25000地形図では、あと小黒檜山を残すだけだそうです。
新坂平の駐車場から入って、一登りして緩やかに進むと姥子峠に出ます。道なりに進めば鈴ケ岳です。



こっちへ進むと渋川方面に行くそうです。



牧場の有刺鉄線に沿って進むと、レンゲツツジが一枝、ヤマツツジも少し残ってました。
  
          レンゲツツジ                          ヤマツツジ


間もなく東の展望が開けました。ロープを越えて岩の上で失礼してます。



  
   左が小黒檜山、右が黒檜山                  左が黒檜山、右が6/29に登った駒ケ岳です

  
   駒ケ岳の右に地蔵岳                   その右が荒山だそうです。

 あっちが荒山なんだ、見晴らしが良いねえ。



 そろそろ出発するそうです。



 歩き出すと直ぐ、登山道の左に小高いヤブがあります。ここが姥子山だそうです。登山道から10mと離れてないのですが、皆さん素通りされてしまわれるようです。



姥子山を少し下って鞍部に出ます、ここを鍬柄峠というそうです。お花がそろそろ出てきます。



 鍬柄峠付近で逢った花です。
  
   ミヤマキンポウゲ?                       ウスユキソウ

  
        アキノタムラソウ?                          ノハナショウブ

  
                        アキノタムラソウ?の花のアップと元の葉  

 笹の間をもぐってまた岩の上に出ました。



 岩に、湖を望む、と書かれてましたが、前の低木が邪魔してぼくには何も見えませんでした。



   この岩の上からの眺め
  
  新坂平と地蔵岳                         小沼、黒檜山と駒ケ岳

 西側も見えています。



 ちょっと草の斜面を進むと、子持山が見えました。



つつじの間を進むと鍬柄山の山頂に出ました。



 炎天下、あつーいです。お水を500cc飲んでしまいました。



  ぼくには何も見えないんです、つまらないなあ。



 鍬柄山の眺望です。
  
    大沼と黒檜山、駒ケ岳                   西側に子持山です。

 南側は見えます。左が荒山、右が鍋割山です。



 森の中を大分下ってしまいました。ここが鈴ケ岳の東の鞍部で大ダオというそうです。鈴ケ岳は道なりに真っ直ぐ上るそうです。ここから深山方面に南回り、北回りで通じているそうです。また一休みしました、水も飲みました。



 大ダオの道標です。
  
    南回りで深山方面へ                     北回りで深山方面へ

 いよいよここから最後の上りになります。大きな岩場がいくつかありまして、お父さんが先に登って、ぼくを誘導してくれました。それまで待ちます。



 「行きますよ」、「いいよ」



 ヨイショ、ドッコイショ時々岩の間にリュックがひっかかりました。大きな岩では滑ったり転んだりもしましたが、結構面白かったですよ。



 簡単な岩場はピョンピョンうさぎ跳びで登りました。とても楽しいんですよ。



 ヨイショ、ヨイショ。後ろの山は先ほど歩いてきた鍬柄山だそうです。



 やっと鈴ケ岳の山頂に着きました。大きな石碑が3基並んでました。



 持って来たオヤツを一気に食べてしまいました。また水を飲みました。ぼくのは終わってしまいましたので、お父さんの水をもらいました。北の隅で1枚撮ってもらいました。



 鈴ケ岳山頂の眺望です。
  
   黒檜山、駒ケ岳                          地蔵岳、手前が鍬柄山です。

 山頂でゆっくり休んだあとは、来た道を戻ります。お父さんの後についてゆっくり下りました。「下りますよ」「いいよ」という具合です。



 岩場の下りも楽しいですよ



 大ダオでまた一休みしました。



   ここからしばらく上りが続きました。でも危険な所はありませんでした。木陰で暑さもあまり感じませんでした。



鍬柄山到着です。また、ひ・と・や・す・みです。ここから登山口まではほとんど下りでした。



牧場に出たら牛さんがいっぱいいました。「ワン、ワン」、と吠え、尻尾を振ったら牛さんが近づいてきました。



 ぼく、一緒に遊びたいのだけど、どうしたら良いのかな?  「モー、帰るぞ」、「じゃぁー、またあとでね」



ひとこと2009/7/10追加
山や田圃の草むらを歩くと、ダニの始末が大変だ。ダニといってもそのほとんどはマダニである。鈴ケ岳もダニが多かった。山を歩きながらはっているのを捕まえたくらい。家に帰って、いつものように、一通り手で触って5,6匹捕まえた。首周り、耳の内、耳の外、目の縁、下腹部等などつきやすい所を重点的にみる。初期の段階はとりやすいが、食いついてしまうと嫌がる(痛さを感じるのだろうか)。見た目ダニと思うが、嫌がるので写真にして確かめた。明らかにダニなので、注意をそらしておいて一瞬のうちにもぎりとった。まだ、もう片方にもいそうだ。ダニでお困りの方、Saku Loft Garden ここをご覧下さい、参考になるかも。

ダニと言えばダニに見えるが、キズのようにも異物付着にも見える。


マクロで撮ってみると完全にダニだ。注意をそらして指先で摘んでもぎ取った。(このやり方良くないらしいが)


ダニを腹側から撮った写真です。大きさは3mm前後になっていた。


 首輪式のダニヨケ、滴下式ダニヨケを試みたが、ニオイが嫌なのか使用できない。いろいろ調べたらスプレー式の防虫剤があるようだ。今度は、これを検討してみよう。


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