あ sub3-925 編笠山・権現岳(八ヶ岳) 日付順記録へ 8080221の雑記帳へ |
山行日 2017年9月3日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 観音平→雲海→押手川→編笠山→青年小屋→ギボシ→権現岳→三ツ頭→八ヶ岳横断歩道分岐→(八ヶ岳横断歩道)→観音平 1.観音平→編笠山 2.編笠山→権現岳 3.権現岳→観音平 この山行で出逢った花 先日8/24の同時刻、ザックを背負ってここに立った、夜中は星が出ていたが何と雨が降り出した。2時間ほど様子をみたが止む気配なく、帰宅した。今日は再訪である、4:20観音平の駐車場を発つ。本日は日曜日、晴の予報で4:00でほぼ満車だった。ヘッドランプを頼りに、しばらく進む、大きな岩の間を抜けると白々してきた、5:00雲海、明けゆく富士山をおかずに朝食をとる。薄い雲が漂い、シャープさに欠ける。 観音平の駐車場 4:00でほぼ満車 編笠山に向けて出発、駐車場の標高は1560m 人工林の遊歩道からゴロゴロした急坂へ 大きな岩の間を抜けて 平坦な雲海へ ここの標高は1880m、南東の展望良し 雲海から富士山を望む スピードを競うわけではないが、雲海で1名、押手川の手前で2人目に追い越された、歳は半分ないだろう、仕方ないなあ、5:38押手川。この辺の森林は山梨の100選だとか、コメツガ、シラビソにダケカンバが少々混生している。石ころと根っこの間を急登する、目印をよく見てないと方向を見失ってしまいそうだ。間もなく陽がさし森林が輝く、美しさに立ち止まってしまう。 岩の間を急登して 押手川、ここの標高は2100m うっそうとした森、 テープ&ロープ、ペイントマークあり、 森の中に陽がさす 6時を回ったころ、樹間から南アルプスを一望、続いて富士山、こうなると足が自然と早くなる、気分ですね。高度を増すにしたがって、樹高が小さくなり、鉄梯子を越えると、見渡す景色が一段と開けてくる。道の左手には山頂まで続く岩石が見えてくる、もうすぐ山頂だ、6:37-6:54編笠山。 ちょっと南が開いて南アルプスが視界に入る、左に鳳凰三山、真ん中に北岳、右に甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳(右) 続いて富士山を枝間に 鉄梯子を上って ハクサンシャクナゲのトンネルを抜けると亜高山帯 南アルプス 富士山 画像クリック拡大 茅ケ岳〜富士山〜南アルプス その右遠方に中央アルプス その右に御嶽山、間もなく編笠山山頂到着 編笠山2524m山頂、風が少々あり寒いが展望良好 ここの眺望は何度見ても素晴らしい、今日はちょっと雲が多いが、それでも、八ヶ岳、北アルプス、乗鞍岳、御岳山、中央アルプス、南アルプス、富士山&御坂山塊、ちょっと東に寄れば秩父の山並も見える。山頂の気温は5〜6℃(駐車場が9℃だった)、少々風があり、ヤッケを着込む。山頂には7,8人、寒いのですぐに引き上げてしまう。 北に権現岳&ギボシ、赤岳、横岳、阿弥陀岳 権現岳とギボシ(左) 阿弥陀岳の左に天狗岳 天狗岳の左に蓼科山 画像クリック拡大 山頂の展望 白馬岳〜南アルプス 白馬岳方面 立山方面 槍ヶ岳、穂高岳方面 乗鞍岳方面 御嶽山方面 中央アルプス方面 南アルプス方面 富士山 画像クリック拡大 編笠山から眺める八ヶ岳 画像クリック拡大 編笠山の東〜南方向の展望 2.編笠山→権現岳 3.権現岳→観音平 1.観音平→編笠山 雲の様子からして先を急ごう、ここから北東方向の権現岳を目指して下る。樹林帯を少々通り、抜けると眼下に青年小屋、背景に切り立った権現岳の山体、近づいたなあ、隙間だらけの岩の上を渡り歩き、7:16-7:24青年小屋。 眺望を楽しんで青年小屋方面に下る 少々樹林帯の中を、スリップ注意 足場悪し、急坂を下る 間もなく正面に権現岳、真下に青年小屋 画像クリック拡大 もう少し進んだ所から八ヶ岳展望 編笠山を振り返る すぐ下に青年小屋、 岩の上、下りは慎重に 青年小屋到着 奥のテント場、20-30張 テント場を見ると、スゴイ数、そうか、さっき小さい子を連れた家族に会ったっけ、これで納得。少々登り返して、7:47のろし場。ここも本日のコースの中で絶景ポイントだ。遠望する日本アルプス、若干クッキリしてきたようだ。見上げるギボシの急峻な岩壁と権現岳に吸い込まれそう。 登り返して、振り返る編笠山 南東方向に富士山 高度が上がると編笠山の左に再び南アルプスが現れる 岩場を通り のろし場に出る、標高2530(≒編笠山) のろし場から南アルプス ギボシ、権現岳(右) のろし場からギボシに向かう、クサリ場前でストックをザックに この上はクサリ場が連続する、行き交う人もいること、足元に注意を要す。若干待ち時間が発生し、8:28ボボシの付け根、折角の機会、ギボシの天辺で景色を堪能しながら一休み。ここは狭くて崖の真上、定員?名、高度恐怖症の方は止めた方が良い。15分ほど居たかな、下で待っているようなので権現岳山頂に向かう。 最初のクサリ場を越えると ギボシが現れる 画像クリック拡大 クサリ場付近からの展望 同、左から阿弥陀岳、中岳、横岳、ギボシ クサリ場が続く 抜いてきたGrを眼下に ギボシ最後のクサリ 稜線から権現岳&権現小屋 展望の良いギボシ天辺へ、狭い天辺歩行注意 画像クリック拡大 ギボシから見る八ヶ岳 画像クリック拡大 同、八ヶ岳(蓼科山〜権現岳) 画像クリック拡大 富士山〜北アルプス〜赤岳 ギボシを下って、縦走路の分岐点まで、絶景が続く、何といっても赤岳の眺めだ。見た目では大したことなさそうだが、一般コースとしては難所だ。画像では一本道で赤岳山頂まで続いているように見えるが、どうして、どうして、8:47権現小屋、8:52縦走路分岐点、8:57-9:14権現岳。 下って、稜線から赤岳 権現小屋の横を通って キレット方面の道を分け 権現岳山頂へ 山頂の岩 山頂の岩上から八ヶ岳(蓼科山〜赤岳) 同、東南方向に富士山遠望、手前の尖ったものは鉄剣 岩の下に道標 東に回ると祠 画像クリック拡大 権現岳山頂の展望、鳳凰三山〜乗鞍岳 3.権現岳→観音平 1.観音平→編笠山 2.編笠山→権現岳 山頂の岩場で遊んでいるうちに、大分雲が出てきた感じ、遠望する山々も被ってきた。そろそろ山頂を後に、三ツ頭に向かう、ここからは若干の登り返しはあるが、ほとんど下り、クサリ場を過ぎた所でストックを使う。時々赤岳にもガスがかかる、振り返りながら南方向に進む。もう秋の気配なのか、ウラシマツツジ、イワベンケイが色づき、ゴゼンタチバナ、キイチゴが真っ赤に熟れている、9:56-10:08三ツ頭山頂。 急坂が終わって緩やかな尾根道を行く 権現岳山頂部を振り返る 左が権現岳、右に中岳&赤岳 赤岳、八ヶ岳最高峰の貫禄 権現岳、編笠山を振り返る 鞍部から赤岳 同、権現岳 ウラシマツツジの紅葉が始まっている イワベンケイの紅葉 ゴゼンタチバナの果実 キイチゴの果実 山頂部にガスがかかってしまった 三ツ頭山頂到着 ここでバッタリ、相互リンクしているまきまきさんの一行に会う。天女山からピストンでこれから向かうところのようだ。話は尽きぬ、デザートまで頂いて、ご馳走様&さようなら。 相互リンクしているまきまきさん一行にバッタリ、1月の谷川岳以来、おいしい手作りパンを頂き早い昼食をとる、ご馳走様でした 直ぐ先で木戸口公園方面分岐、南方向に下る 三ツ頭の直ぐ先、前三ツ頭分岐を右折、長い下り道、10:51木戸口公園、11:00ヘリポート、11:46延命水分岐、11:49八ヶ岳横断歩道に出る。少々のアップダウンをして沢筋の分岐点に12:07、軽く登り返して、12:18出発点の駐車場に戻る。 間もなく樹林帯に入る ちょっと緩やかになった所で振り返ると 山頂部がクッキリ見えていた 緩やかな起伏の道を進むと 木戸口公園 その先でパッと開けてヘリポート 富士山には雲が 針葉樹から カラマツ林に、笹がキレイ 緩やかになって 雲海、ここは眺望なし 延命水への小道を分けて すぐ先で、八ヶ岳横断歩道に出る 小さい起伏の横断歩道、 岩石の道もあり 木段もあって ここで、小さい沢を渡って 若干登り返すと 出発点の観音平駐車場へ戻る 総所要時間は、7時間58分、毎度のタイムだった。天気に予想した青さはなかったが、終わってみればまあまあな山行だった。 この山行で出逢った花 1.観音平→編笠山 2.編笠山→権現岳 3.権現岳→観音平 参考:My山行録から、同コース、2013/9/17 2010/11/19 2009/11/8 日付順記録へ 8080221の雑記帳へ |