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山行日 2015年5月5日 曇りのち晴れ 2名 コース 概略図はこちら 大清水→一ノ瀬休憩所→三平橋→三平峠→三平下(尾瀬沼山荘)→長蔵小屋→燧ケ岳俎(マナイタ)ー →燧ケ岳柴安ー→燧ケ岳俎ー→ミノブチ岳→長蔵小屋→三平下(尾瀬沼山荘)→三平峠→三平橋→ 一ノ瀬休憩所→大清水 【前編:大清水⇒俎(マナイタ)ー】 【後編へ】 4/12に会津駒ヶ岳を歩いたとき、燧ケ岳をコースのアチコチから眺め、今年は早い時点で歩きたいなあ、という願望をもった。先日相互リンクしている奥利根山歩きのtomoさんに話したら、本日の山行となった、4:30大清水の駐車場を出発する。しばらく暖かい日が続き、薄着で来たら、ちょっと寒い。まだ各所に雪の残る林道を歩き、5:30一ノ瀬休憩所、5:32三平橋へ、ここでアイゼンを装着して山間に入り、沢に沿った道を慎重に進む。間もなく沢と離れ林間で冬路沢を渡り、徐々に勾配を増す。所々で夏道の木道が露出、踏み抜きも考えられ、脇見はできない、6:06岩清水着。ちょっと平坦な場所があり、また残雪の木段が暫く続き、早くも下山者と行き交う。オオシラビソの森に入り、緩やかな道になると、6:52三平峠着。 大清水駐車場、ゲートの脇を抜け出発 下の駐車場には20台ほそ、上は10台ほどだったかな 一ノ瀬までの道は整備されたようだが、・・・ 残雪を踏んで 川と化してしまった道路、メンテが大へんだろうな ※兎に角、歩きにくいんですよ ここからあふれてるんだな 一ノ瀬休憩所通過 三平橋でアイゼン装着、tomoさんはスパイク長靴 三平橋を渡って左に入り、沢に沿って進む 踏み外したらドッブ-ンしちゃうよ、注意! 林から離れ、冬路沢を渡り、しばらく沢の音を聞きながら進む 一部夏道が出ているが・・・、名水“岩清水” この辺は旧林道 ここで旧林道は右へ、登山道は木段が続く(夏道) 木段に雪が少し 早くも下山者に会う 後ろはカッコイイ四郎岳です、まだ未踏です 風が冷たくて着込みました 緩やかな登りになると、燧ケ岳が頭を出す オオシラビソの森を進めば三平峠、薄らと案内板に昨日の雪 ここから夏道の東側を進み、登山道を横切って、取水口の付近で尾瀬沼に出た、7:14。曇り空ながら燧ケ岳はくっきり、解け始めた沼にその姿を映していた。戻るような格好で、7:25三平下、融雪が進み、一目瞭然、歩いて沼渡りをできる状態でない。危険を回避しながら、いい景色は見たいし、沼畔に沿って蛇行が続く。時間的にか散策する方があちらこちらに、咲き始めたミズバショウをちらっと見て、長蔵小屋へ、7:59-8:11。 林間を下ると 美しいダケカンバの林に出た(夏道は通らない) 最短で尾瀬沼に下ろうとしたら、東電の取水口付近に向かっているようです 三本カラマツ付近を撮る、「橋が落下して通れないかも知れない」、とtomoさんは言う 間もなく沼に降りる、氷は解けて氷上を歩ける状態ではない 薄日がさしてきた、早く晴れてくれ! 燧ケ岳、今朝の表情 画像クリック拡大 東電の取水口、付近はさざ波がたっていた 逆さ燧岳を狙うtomoさん 逆さ燧岳、今朝は冷え込んで、沼には薄氷が浮いている 絶景でしょう 晴れてこないかなあ 古そうな踏み跡は残っているが、この状態では沼渡りはできない 三平下 沢が入り込んでいる付近は大きく解けていた 、また逆さ燧ケ岳を撮る 画像クリック拡大 半島のような場所を横断、沼周辺を散策する人多数 景鶴山は雲がとれたり、かかったり こんな場所、怖々・・・ 長蔵小屋西側でミズバショウが咲き出してました、小さくてかわいい花です 小屋の前は団体さんで大賑わい、肌寒いのか、皆さん着こんでいた。準備体操をして小Grに分かれてか散って行った。私は、準備運動などしたことない、いつも本番、であるから歩き始めに平坦な道があると良いが、いきなり急登するとキツイ。小屋の東側にまわると、雪解けした湿原にかわいいミズバショウ、リュウキンカが咲き出していた。沢山咲く頃には花が大きくなってしまうが、丈が10-15cmほどしかない。燧ケ岳を背景に、雪の縁を歩きながら撮ったが、曇天のこと、出来はイマイチ、8:25三本カラマツ付近を通過、燧ケ岳の裾、オオシラビソの森に入る。 ツアー客のミーティングのようだ 小Grになって、レッツゴー 長蔵小屋東側でミズバショウ、こちらの方がちょっと早い リュウキンカもちらほら 燧ケ岳と咲き始めたミズバショウ 画像クリック拡大 見て撮って、毎日が楽しみでしょうね tomoさん、雪の限界に足をかけ、頑張ってるよ (^^♪♪ ミズバショウn花が咲いている・・・・・ 曇り空、ちょっと残念だね、私のバカチョンではこんなところかな 雪上から橋へ近づく 自己責任ということで渡れそうだけど・・・ 10分ほど歩くと、下山してきた男性に会う、往復5時間はかかると思うとビックリ。黙々と下がったピンクのテープを確認しながら高度を上げていく、9:02古い道標、9:38疎林の中から会津駒ヶ岳、続いて日光白根山を望む。この辺から急登が続くが、左の日光連山、右の会津駒ヶ岳の雄姿を眺めながら快調に進む。そして、標高2000mを越えたところで、俎ーが樹間に現れる、10:13。tomoさんは、ミノブチ岳を経由しないで、俎ーへ直登すると言い、2150m付近、傾斜が緩むポイントで、スパイク長靴にアイゼンを併用する。 樹林帯を暫く進むと 燧ケ岳の下山者に会う、早いなあ 黙々と高度を上げる、点々と下がっているピンクテープを頼りに 古そうな道標もあった、 ダケカンバとオオシラビソの疎林となると会津駒ヶ岳の雄姿、日光白根山が顔を出す 大きな樹が沢山あるなあ、気象環境は厳しいけれど、国立公園だし、人手にかかることないし、・・・ 間もなく、日光連山を遠望する 画像クリック拡大 しかし、急登はここから 快足tomoさん、スパイク長靴の調子が良さそうだし、 なんだ坂、こんな坂 でも、アチーヨ 足は止まりがち、いい景色を眺めながら、一歩一歩 ついに、燧ケ岳(俎ー)の山頂部が見えてきた 山頂部の雪も大分解けて、岩肌が丸出しだ やたら撮ってしまいまして 画像クリック拡大 同じような光景ですね 画像クリック拡大 それだけ、山と木々、残雪が魅力的なんです tomoさんはアイゼンを併用しました ミノブチ岳を通らないコースは? すっかり青空に変わり、開ける山頂部の光景を目に焼き付け、スピードはますますダウン、谷の少し上を直登するトレースに入った。一見緩やかそうに見えた斜面は急で、脇見もできない、慎重に稜線の鞍部に向かう、10:49稜線に出て、辿ってきた谷を振り返る。眼前には直下の岩場、少々進むと西側が開け、柴安ー、尾瀬ヶ原、至仏山が飛び込んできた、岩場を這い上がり、11:16燧ケ岳俎ー到着。 出ました、ミノブチ岳ショートカットのコースです 画像クリック拡大 あの鞍部に出るのでしょう この道、斜めに上がって行くのですが、 前を見ても、後ろを見ても景色はいいし、 脇見もしたくなるが、・・・ もう少しで、稜線に出ます 谷を振り返ります、中腹にトレースがあります 谷の遙向こうに日光連山が・・・ 画像クリック拡大 直下の岩場に出ました、もう少しで山頂ですが、・・・ 絶景を眺めて行きましょう 画像クリック拡大 直下から柴安ー 同、アップ あそこの角度が55度あるとか 至仏山 武尊山 赤城山 日光白根、尾瀬沼、手前がミノブチ岳 左から女峰山、小真名子山、大真名子山、男体山 帝釈山、手前が田代山、台倉高山 そして、ついに燧ケ岳俎ーに大きな一歩を踏み込む 到着するなり、早速展望を楽しむ。すっかり晴れ上がり青空の下、遠望もまあまあである。山頂にはおよそ30人、それぞれ満喫しているようだ。居合わせた人たちは、御池から入った人がほとんどのようだ。単純に、近くてラクなのだ。西のピーク、柴安ーには数人しかいない、標高はここより若干高い。三角点はこちらにある。眺望はほとんど変わりないと思うが人の動きは違う。 俎ー立って、早速・・・ 俎ーの眺望 画像クリック拡大 武尊山〜会津駒ヶ岳 俎ーの眺望 画像クリック拡大 至仏山〜浅草岳 会津駒ヶ岳 会津駒ヶ岳と丸山岳の間に、かすかに飯豊山 左奥に守門岳、右奥に浅草岳 荒沢岳 左が中ノ岳、右が越後駒ヶ岳 平ケ岳 柴安ー 至仏山 武尊山 俎ーの眺望 画像クリック拡大 至仏山〜柴安ー 俎ーの眺望 画像クリック拡大 女峰山〜柴安ー 一昨年に来た時パスした柴安ー、今回は上って行こう。途中にある大きな岩から上の勾配が55度あるとか、どうなることやら、お楽しみってところ、1147柴安ーに向かう。 【後編へ】 |
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