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針ノ木岳
山行日
    2015年7月26日  

コース 概略図はこちら
    扇沢→(柏原新道)→種池山荘→爺ケ岳→種池山荘→岩小屋沢岳→新越乗越山荘→鳴沢岳→赤沢岳
    →スバリ岳→針ノ木岳→針ノ木峠→大沢小屋→扇沢

 【前編:扇沢→岩小屋沢岳】     【後編:岩小屋沢岳→扇沢】

単独行で谷川岳縦走を考えてたら、みなかみ町の集中豪雨、道路は交互通行で通れるようだが、登山道の判断が難しい。仕方なく、扇沢から針ノ木岳を周回日帰りを考えていたら、相互リンクしているtomoさんから電話、26日に変更して決行となった。扇沢が一番混む時期なので、駐車場確保のため車中前泊で臨んだ、4:00、ヘッドランプをつけて駐車場を出発、4:08種池に向かう柏原新道に入る。雲が多いのか、なかなか明るくならない、道はジグザグ切って高度を稼ぐ。でも、樹間から真っ赤に染まった針ノ木岳を見る、天気は良さそうだ、5:03ケルン。周回コースの山並が徐々に現れ、各所の表示板とともに、種池へと誘う、5:18駅見岬、5:38一枚岩、ここを過ぎると種池山荘が現れた。5:58水平動、6:01水平岬、6:03包優岬、緩やかに進み、6:11雪の残るアザミ沢を渡る。6:19ガラ場の表示下を通って、丸太を組んだ橋を通り、雪渓を渡り、お花畑を左右に眺め、6:49種池山荘到着。
  
                     扇沢無料駐車場で仮眠して出発

  
  県道を大町方向に少々歩き、扇沢を渡って左折        爺ケ岳への柏原新道、登山口、1350m

  
  ヘッドランプをつけて、急坂をジグザグして進む        南方向に、針ノ木岳、下方に扇沢のタ-ミナル

  
 木段も古そうだがしっかり整備されている              手前が無料、満車だね


  間もなく、樹間から、朝日に染まる針ノ木岳とスバリ岳


   左から蓮華岳、針ノ木峠、針ノ木岳、スバリ岳、下に扇沢のターミナル

  
                   崖の上に造られた狭い道、注意書きあり


  予定の通過点を一望する  画像クリック拡大

  
  “ケルン”を通過、種池まで4.5km、3.5時間           大きなクロベ?の間を・・・

  
                        左に稜線を眺めながら進む

  
              所々で緩やかになり、展望箇所の表示あり


       左から蓮華岳、針ノ木峠、針ノ木岳、スバリ岳、下に扇沢のターミナル

       
          針ノ木岳&スバリ岳

  
                       一枚岩を過ぎると稜線に種池山荘が現れる

  
     緩やかに表示ポイントを通過


   出発2時間経過、、蓮華岳、針ノ木岳&スバリ岳


 1900m付近からの眺め  画像クリック拡大

  
                   標高点2218を過ぎ、雪の残るアザミ沢を通過

  
   その先に大きな雪渓が・・・                        “ガラ場”の表示板

  
  ガラ場で下山者に                   雪渓を渡るtomoさん  クリックするとネット帽の爺ケ岳


 左に南アルプス遠望  画像クリック拡大


   爺ケ岳の山腹に富士山も現れる


   左右、お花畑の間を・・・


       チングルマが咲きだしたところ


  周回する稜線を背景にコバイケイソウの群落

  
          チングルマ&コバイケイソウを撮る私、ネット帽はここでザックへ


 おお、素晴らしい眺めだ  画像クリック拡大

  
             種池山荘到着、一枚着込み爺ケ岳へ向かう

 ビッショリの背中に日本海を渡ってきた冷たい風はきく、13℃とかtomoさんが言っていた、一枚着込む。行き交う時間帯か、ベンチには大勢さんが、整えているようだった。見渡す山並と、花々に見送られて、最初のピーク爺ケ岳に向かう。ハイマツの道を緩やかに進む、北方向には鹿島槍ヶ岳、振り向けば立山&剱岳が種池山荘の背に、南には富士山、南アルプスを遠望する、南峰7:31-7:44。

 山荘を出て、東〜西方向の展望、左はtomoさん  画像クリック拡大


   ハイマツ帯を抜け、振り返ると山荘の背景に立山、剱岳、毛勝三山


   剱岳


   立山


   鹿島槍ヶ岳


 南峰直下の大展望  画像クリック拡大

  
   絶景に大ブレーキ、進まず                     爺ケ岳の南峰到着


  南峰の眺望、富士山〜毛勝三山 画像クリック拡大


    南峰の眺望、横手山〜木曽駒ヶ岳 画像クリック拡大


   南峰の眺望、奥穂高岳〜剱岳  画像クリック拡大


  同、中峰、北峰と奥に頸城山塊


  同、鹿島槍ヶ岳


    同、剱岳


   同、立山


   龍王岳〜鳶山


    スバリ岳、奥に薬師岳


    針ノ木岳&スバリ岳、右奥に薬師岳


   前穂高岳〜槍ヶ岳


    四阿山&浅間山

 南峰を下ると鞍部でコマクサに、出逢いもいろいろ、これまた楽し、立山&剱岳を背景に記念撮影。軽く登り返して、爺ケ岳の最高峰2670m、中峰到着、雷鳥の親子に逢いいささか時間オ−バー、8:00-8:25。いつ見ても、何度みても、人目を怖がらない、好条件とは言えないハイマツ帯に生息する雷鳥に繁栄あれ、静かにその場を離れる。戻って山頂の展望、360℃素晴らしい、青空に撒き散らしたワタアメも天空の賑わい、今日一日山並を被わないでね、8:40南峰分岐、9:05種池山荘着。

  中峰との鞍部にコマクサ

  
                         爺ケ岳(中峰)を背にコマクサ


    立山&剱岳を背景にコマクサ、クリックすると裏画像

  
                             登り返して爺ケ岳(中峰)

  
     何かいるのかな?                         雷鳥の親子だった


   親鳥は餌となる高山植物を啄みながら、外敵を見張り、子育て中、人を警戒する気配なく足元までやってくる。


  グッ、グッ、グッ、と低い声で親子の情報伝達を続けながら、右に左に、歩きまわる、


  教育中ってところかな。


   ところは、中部山岳の亜高山帯、爺ケ岳の最高峰中峰の山頂の一角、背景は鹿島槍ヶ岳


   こんな感じで一家を撮ってました、親鳥は足元から1m以内でしょう


   「おいしいんです、高山植物を沢山食べちゃいました」


  食事の後は、裸地となった登山道で砂浴び中、燦々と降り注ぐ真夏の陽を背に、一家団欒のひと時かな。


 戻って、山頂の眺望をエンジョイ  画像クリック拡大  常念岳〜鹿島槍ヶ岳


 鹿島槍ヶ岳〜富士山  画像クリック拡大


 「ええ眺めじゃ」


  先ほど通ってきた南峰、奥に薬師岳

  
  下って、軽く登り返し、                          南峰分岐


   コマクサ&ミヤマダイコンソウ、バックに鹿島槍ヶ岳


 ついでに、別山〜爺ケ岳の中峰  画像クリック拡大

  
   種池山荘に戻る                           お花畑の中を下山するGrと周回路の峰々

      
        針ノ木岳&スバリ岳

 種池山荘を出ると、登山道沿いに花いっぱい、目の保養には良いけれど、その先岩小屋沢岳までの上りがきつかった。爺ケ岳を往復してくる間に10度も上がったらしい、今日の長丁場、眺望が味方してくれるだろう。高度とともに見え隠れする頂、山座同定も休息につながる、白馬岳の付近を気にしつつ、一歩一歩山頂へと足を運ぶ、10:41-10:46岩小屋沢岳。

  種池からしばらく、お花畑の間を行く、ミヤマキンポウゲの群落


    コバイケイソウの群落と蓮華岳、針ノ木岳&スバリ岳


    コバイケイソウの花穂アップ


  キヌガサソウ


   ハクサンフウロ


   エゾシオガマ


    クルマユリ


       クルマユリ


   アオノツガザクラ


   ミヤマカラマツ


   カンチコウゾリナ


  シナノキンバイとミヤマキンポウゲ


    シナノキンバイとミヤマキンポウゲ群落と蓮華岳、針ノ木岳&スバリ岳


   ミヤマトリカブト


   イワツメクサ


   オトギリソウ


    ヨツバシオガマ


   ウサギギク


 お花畑を過ぎて、旭岳〜爺ケ岳  画像クリック拡大


   鹿島槍ヶ岳の奥に白馬岳方面が現れてきました

  
           岩小屋沢岳の道は遠く、真夏の日差しに足が進まず

  
    「ヨッコラショイ」                          「(待って頂いて)アリガトウ、ございます」


 立山〜剱岳  画像クリック拡大


 爺ケ岳〜岩小屋沢北面  画像クリック拡大


 毛勝山〜鹿島槍ヶ岳  画像クリック拡大

  
   余裕」のtomoさん、バテバテの私、やっと岩小屋沢の頭到着


  振り返って見れば、まだ行程は長いが、うーむ、良く歩いた


 山頂の眺望、蓮華岳〜毛勝三山  画像クリック拡大


 ついに白馬岳の先端が現れました  画像クリック拡大


     【後編:岩小屋沢岳→扇沢】



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