123 ★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-742 会津駒ケ岳・中門岳 |
山行日 2014年5月7日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 会津駒ケ岳登山者駐車場→会津駒ケ岳登山道入口→会津駒ケ岳滝沢登山口→駒ノ小屋→会津駒ケ岳→ 中門岳→会津駒ケ岳→滝沢登山口→登山道入口→駐車場 【駐車場〜会津駒ケ岳】 【会津駒ケ岳〜中門岳】 【中門岳〜会津駒ケ岳〜駐車場】 4月下旬に予定していた山行だったが、1週間延びてしまった。雪解けも進み、面白さは若干失われてしまったかも知れない。しかし、芽吹きがはじまり、別な楽しみが増えよう、3:57駐車場出発、4:00会津駒ケ岳登山道入口。昨日まではGWで大変混んだと思うが、今日は2ヶ所合せて3台と少ない。林道をちょっと進むと公衆トイレがあり、駒一の橋を渡る。ここで例年だと通行止めとなっているが、今年はない。もしかして登山口まで除雪してあって、入れるのかな、と思い進んだら、雪が残っていてバックした、これは夕べの話。林道には2,3ヶ所で雪があり、雪の周辺が凍っていた、4:10近道入口。ショートカットの枝尾根コースには雪はなく、4:19出口、ヘッドランプと上着を詰め、4:29登山口着。 桧枝岐村会津駒ケ岳登山者駐車場 会津駒ケ岳登山道入口 近道 近道出口 朽ちてきた木段を上ると山頂まで4.7kmの道標あり、4:35通過、ジグザグしながら進むと国有林の看板、ここで日が昇るのを待つ4:47-4:52。いつもここでアイゼンをつけるのだが、今回はもっと先まで行けそうだ。いつも、ここから尾根に出るまで雪面を急登するのだが、見通した所では雪は断続、夏道が見える。結局、最後の10mほどだろうか、斜めについたステップを急登してメインの尾根に出た。 会津駒ケ岳滝沢登山口 山頂まで4.7km道標 東の空赤く 「この付近は尾瀬岳国有林です・・・」看板 ここで、日の出 森の中は赤く染まる 登山道に雪が現れる 雪は直ぐに連続する 急斜面を斜めに上がり 尾根に出る この尾根は幅が広いので、トレースだらけ、目印も沢山ある、真っ直ぐではないが、まず、迷い込むことは無いだろう、上り、下りとも。ブナ帯が下方に、高度とともにオオシラビソ、ダケカンバが混生し、美しい森を形成している。残雪期、樹間、尾根筋から眺める日光連山、尾瀬の山、越後の山、会津の山は素晴しく、毎年来たくなる山だ、国道からダイレクトに上れるのも魅力かな。標高1700m付近から燧ケ岳が頭を出す、樹々、山並の変化と重なって素晴しい光景を覗かせてくれる、7:09駒ノ小屋着。 間もなく山頂まで4.1kmの道標 一帯はブナの森 雪解けが進み、この辺であと40,50cm ボーダーの跡、昨日かな? 島状に雪解けが進む、現在の登山道は真っ直ぐ上に ブナからオオシラビソが主となる、といってもオオシラビソ、ダケカンバ、ブナの混生です オオシラビソの疎林から P2098が右手に 左に燧ケ岳が頭を出す、この辺で動きやすいようにアイゼンをつけた まだまだ、オオシラビソの中を縫って上って行く 樹間から田代山〜燧ケ岳 画像クリック拡大 小枝が赤くなったダケカンバと燧ケ岳 オオシラビソ、ここで標高1800mほど 右手はP2098 【燧ケ岳 7枚】標高1800〜1900 駒ケ岳山頂が現れる、左が山頂、右がP2098 下山者一人 小屋のグシが見えた 2000m付近から駒ケ岳山頂を望む 画像クリック拡大 ▲が駒ノ小屋 右に駒ケ岳山頂 小屋手前の小ピークから、燧ケ岳〜平ケ岳 画像クリック拡大 小屋手前の小ピークから駒ケ岳 画像クリック拡大 同、燧ケ岳 同、至仏山、景鶴山 同、平ケ岳 同、兎岳、中ノ岳、越後駒ケ岳 下って鞍部から燧ケ岳〜会津駒ケ岳 画像クリック拡大 同、会津駒ケ岳 画像クリック拡大 小屋の中で人声がする、まだ寝てるのか? オオシラビソの間から越後の山を眺めながら、半月形の山頂を目指して一気に上る。雪面は表面の氷に食い込む、チャリ、チャリの音、急斜面にしては歩き易い、7:25会津駒ケ岳山頂着、下から3時間半要した。 駒ノ小屋 右が駒ケ岳山頂 駒ノ小屋と駒ケ岳山頂 小屋付近からの眺望、田代山〜平ケ岳 画像クリック拡大 同、中央が駒ケ岳山頂、左が中門岳方面、右はP2098 同、中ノ岳、越後駒ケ岳 まず、気づいたのは雪の少ないことだ、1mほど少ないかな、この時期になれば急速に進むことだ。360度の絶景、何度回ったかな、回る度、何か気づくから不思議だ。一昨日かな、3-5cm、雪が降ったようです。北側に回ると、オオシラビソについてました。中門岳の方を見た時、随分雪面が白いな、と思ったら表面は新雪なんですね。中門岳の方へトレースもありました、雪庇もありますが、クラックは見えません。今日はチャンスだ、中門岳を往復しよう。 急斜面を一気に、会津駒ケ岳山頂到着 会津駒ケ岳山頂の眺望、田代山〜景鶴山 画像クリック拡大 同、燧ケ岳〜三岩岳 画像クリック拡大 同、日光連山 同、燧ケ岳&至仏山 同、平ケ岳 同、中ノ岳&越後駒ケ岳 同、真ん中奥に未丈ガ岳 同、中門岳 同、中門岳 同、浅草岳 同、三岩岳 一昨日かな? 降雪があったようだ 【会津駒ケ岳〜中門岳】 【駐車場〜会津駒ケ岳】 【中門岳〜会津駒ケ岳〜駐車場】 会津駒ケ岳の山頂を後に、中門岳目指し、雪庇に沿って少々下る。冷たい5-6m/secの風にさらされる、寒い、寒い、耐寒気温は−5℃以下だろう。着込んで、目出し帽をかぶり、タオルをマフラー代わりに、手も冷たいが冬物を持ってこなかった。駒ノ小屋から後についてきた男性は、中門岳へ行くかと思ったが、人影はない。真っ白な尾根筋、トレースはあるが、まだ冬山だ。見渡す会津&越後の山もまだ白いなあ、二つ目のピーク7:55。 中門岳を北方向に見下ろし、会津駒ケ岳山頂を後にする 少々下って、中門岳方向、大きな雪庇が残る 同、会津駒ケ岳山頂を振り返る 一つ目のピーク付近から中門岳方向 一つ目と二つ目の鞍部から会津駒ケ岳方向 二つ目のピークからの眺望、燧ケ岳〜三岩岳 画像クリック拡大 二つ目のピークからの眺望、中ノ岳〜中門岳 画像クリック拡大 二つ目のピークからの丸山岳 同、浅草岳 同、毛猛山 同、未丈ガ岳 同、日向倉山 同、越後駒ケ岳 同、中ノ岳、越後駒ケ岳 二つ目のピークを下り、湿原を一望できる場所、今は真っ白、あの大きな中門岳の標柱はどこにあるのだろう、まさか、寝かせてはないだろう。軽く登り返して、中門岳着。ここも湿原でなく、今は雪原、20-30mほど北側に下って、本日の最北端とする、8:09。地形図では、この先に三角点(1988.0m)があるようだ。北東方向に三岩岳、下に駒ケ岳から流れている御神楽沢が流れている。中門岳山頂に戻って、展望する。 下って、大きな中門岳標柱のある湿原付近を一望する、 昨年秋の風景 同、湿原から西側を撮る、西に派生する尾根のピーク(2038m)と中ノ岳、越後駒ケ岳 同、ピーク(2038m)をズームアップ 中門岳から北側に少々下って北方向を一望する、平ケ岳〜三岩岳 画像クリック拡大 同、三岩岳 右下方に亀裂 中門岳最高点からの眺望、会津駒ケ岳〜丸山岳 画像クリック拡大 中門岳から会津駒ケ岳を撮って、帰路につく いつの間にか風が止み、心地よい山頂の気分、誰も来る様子はない。見渡すこの雪は、あと数週間たっても地表は現れないだろう。可愛い湿原の植物が花開くのは6月下旬かな? 山頂を後にし、8:16帰路につく。 【駐車場〜会津駒ケ岳】 【会津駒ケ岳〜中門岳】 【中門岳〜会津駒ケ岳〜駐車場】 |
★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |