【後編:割引岳から巻機山、牛ケ岳、井戸尾根コースで桜坂P】 【前編】へ 割引岳山頂をあとに東方向に少々下るとヌクビ沢からの合流点を通る、ここにも下山禁止の表示板があった。草紅葉の中、軽く登り返して巻機山山頂表示のある御機屋(おはたや)に出る、11:23。井戸尾根コースから辿り着いた大勢の人が休憩していた。今の時期、紅葉には少し早いので、ここから先へ進む人は少ないようだ。 割引岳をあとに巻機山へ、正面奥 ヌクビ沢から尾根出合、下山禁止の札 鞍部から割引岳を振り返る 同、割引岳と左下に天狗岩 同、御機屋(巻機山山頂表示) リンドウ リンドウ ハクサンコザクラ、若葉のまま越冬するのか? 中心部には蕾らしきものが形成されている 御機屋(おはたや)、巻機山山頂1967mの表示があるが、最高点は東方向にもう少し先 紅葉の始まった湿原を通り、11:36巻機山最高点付近を通過、11:40朝日岳方向の分岐点を通り、東方向に緩やかに回り込んで牛ケ岳山頂に出る、11:56-12:20。 ガスがとれたりかかったり、眺望はほとんどない。 巻機山山頂の紅葉、クロマメノキ、ナナカマド、草紅葉 巻機山山頂の紅葉 巻機山山頂の紅葉 巻機山山頂の紅葉 巻機山最高点、草紅葉も進んで 巻機山最高点、東側から 朝日岳方向分岐(道?) ハクサンフウロの紅葉 牛ケ岳山頂へ 牛ケ岳山頂、三角点 小さな池塘、奥に割引岳 奥利根湖の最深部、地図を開いて・・・ 山頂部を折り返して帰路へ。朝日岳分岐点を過ぎたところで、南下の藪から人声、しばらく立ち止まって、その方向を追う。藪の中がガサガサ動き、2名さんの頭が見えた。沢を登りつめて来たようだ、ご苦労さんです。12:54賑やかな御機屋に戻り、木段を下って、小湿原を抜け、避難小屋に出る、13:09-13:49。 御機屋付近と割引岳(帰路) 巻機山最高部1967mと左にガスのかかった前巻機山1861m 御機屋から避難小屋、前巻機山 カエデの黄葉、後は巻機山 避難小屋 ここに水場があるのは知っていたが、避難小屋の裏手かな、と思っていた。東の少し下った沢だと聞いてあとに続く、冷たい美味しい水をペットボトルに2本、みやげに持ち帰りコーヒーでも飲もう。小屋の前で休んでいると、大きなザックを背負った男性が到着、ここでテン泊して沢を下る予定とか。下山禁止を告げると「しまった、良く調べて来れば良かった」、と言っていたが、山地図に書いてあったかな? 避難小屋から巻機山 イワショウブの花が点々と、東側の湿原 水場、東の沢 ここから、本日最後の上り、13:59前巻機山を通り、井戸尾根を下る。14:08八合目、14:30七合目、間もなく樹林帯に入り、14:56六合目の見晴で天狗岩と少しガスのかかった割引岳を眺める。ヌクビ沢は見えるが、歩いた裏手の沢は見えない。天狗岩から先、天狗尾根が良く見え、急峻なあの尾根を歩けたことに満足感がみなぎる。15:24五合目見晴、居合わせた人達が、眼下の沢から上って来た人の話をしていた。どうも巻機山周辺の沢は、沢登りを楽しまれる方が多いのかな。15:47四合目、16:16沢コースの道を合せ、桜坂駐車場着。 前巻機山 前巻機山から八合目へ 樹林帯に入り 六合目見晴から天狗岩と割引岳 ブナ林、五合目付近 ブナ林、五合目付近 ブナ林を緩やかに下り、五合目見晴 広葉樹の中を下り 割引沢のコースを合せ桜坂駐車場へ戻る 総所要時間は、10時間19分、一周の山行が終わった。お天気が良かったら、もう少し紅葉が進んでいたら、と願望にはきりがない。考えてもみなかった天狗尾根コースを歩けたことに大満足だ。同行してくれた両氏に感謝、感謝である。 【前編】へ |