★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-634 甲武信ヶ岳 |
山行日 2012年9月5日 晴れ 単独 コース 毛木場駐車場→十文字峠分岐→大山祇神社→ナメ滝→千曲川・信濃川水源地標→梓山分岐(主稜線)→ 甲武信ヶ岳→三宝山→尻岩→武信白岩山直下→大山→十文字小屋→十文字峠→さぎり橋→十文字峠分岐 →毛木場駐車場 【後編】:甲武信ヶ岳〜十文字峠〜毛木場駐車場へ 【前編】:毛木場駐車場〜(千曲川源流)〜甲武信ヶ岳 不安定な気象にスケジュールがクルクル変る、近場で大菩薩、秩父方面なら半分晴れそうだ。夜中の道を走って、3:00−3:30頃、川上村を通過した。ここは、高原野菜の産地、大きなトラクターが走り、煌煌と照明をつけて、キャベツの収穫に追われていた。朝取りは美味しいとか、市場に合せてか、農業者まで夜中に働くとは些か勉強不足だった。県道を道なりに進むと、キャベツ畑の終わりから未舗装の道を少々走って、立派なドンづまり毛木場(モウキバ)駐車場に出る。先客5台ほど、明るくなるまで一寝入り、朝食をとって5:11出発。 甲武信ヶ岳というと5,6回歩いているが、いずれもアクセスから西沢渓谷から入っている。今回は、、いつも気になっていた甲武信ヶ岳の北にある、ちょっと甲武信ヶ岳より高い三宝山を踏むこと、千曲川源流を辿ることで、毛木場駐車場を起点に一周する計画とした。ここから林道を10分ほど進み、5:20、十文字峠への道を分ける、帰路はここへ出る予定である。2台車があったが、どこから入ってきたのだろう? 私の古い山地図(1997/7発行)ではここも駐車場となっている。ここから広い道のまましばらく続き、5:35大山祇神社を過ぎ、その先に“起点標”と刻まれた角柱がある、傍らに道標もあり千曲川源流4kmとある、ここまでは車で入れそうだ。 毛木場駐車場(休憩所、水洗トイレ完備、飲料水なし) 登山道脇に三峯山大権現 十文字峠分岐 カラマツの二次林とマルバダケブキ 千曲川源流(西沢)に沿って進む 大山祇神社 千曲川源流4kmの道標と傍らに“起点標”と刻まれた角柱 その先は崩落跡があり、ここから登山道は狭まっている。しばらく西沢と平行して進み、岩穴、慰霊塔を過ぎた所で、最初の高巻きとなる。涸れ沢を渡ると、カラマツの二次林はダケカンバ、コメツガに変る。時々出合う名も無い小さな滝に惹かれつい沢に足を向ける。6:43、唯一名前のついたナメ滝に出る、道標には千曲川源流まであと2.1kmとある。 崩落跡通過 根っ子だらけの道 岩穴、何かに使ったのかなあ カラマツの二次林と苔 名も無い小さな滝が点々と “慰霊塔”山の作業? or 遭難? 最初の高巻 アセビの小木の間を抜ける 沢沿いが雑木に変る 一帯が雑木に変る 橋、雰囲気が良い ダケカンバ、伐採跡に生えたものか? 伐採前はコメツガの森林か? 西沢 沢山の枝沢を集めている 水気たっぷりの道、砂地なのでぬかってない 西沢 西沢、唯一名前のついたナメ滝 ナメ滝、岩盤は花崗岩 源頭まで2.1km、開けた空間、建物でもあったのかな? 清流の奏でる音を聞きながら、緑と水の森を緩やかに上って行く。駐車場からずっと左岸を歩いてきたが、7:09、ここで橋を渡り右岸に出る。渡ってみたが、地形としては、大きな岩場や大きな滝がないので疑問をもつ。7:29、源流まであと0.35kmの所で、一つ上の橋を渡り返して再び左岸へ。徐々に水量が細くなり、沢の音が急に無くなり、7:39“千曲川・信濃川水源地標”と書かれた大きな角柱のある場所に出る、小休止。残念ながら、テントが3張り、不可と書いたものは無かったが、雰囲気を壊す。沢伝いに進んできた登山道は、一気に主稜線目指して森を抜ける、8:01主稜線に。 枝沢、苔むした岩石の間から湧いているようだ あと源頭まで1.45kmザラ瀬が続く この坂を乗り越え 小橋を渡って 右岸へ 西沢 置き去りにされたφ20mmほどあるワイヤーロープ 沢筋に日差しが 倒木が一本橋のようだ ショイコを背負った男性が下って行った あと源頭まで0.35km 左岸に渡り返す 下山者4人 水量が細くなり 千曲川・信濃川水源地標に出る 沢に降りると上方向に水はなし コップの置かれた岩の下から湧いているようだ ここからシラビソの樹林帯を甲武信ヶ岳まで緩やかに上る、時々樹林帯の隙間から南側の山並が顔を出し、富士山、木賊山、黒金山を眺めては立ち止まる。直下ではガレた道を少々急登し、甲武信ヶ岳山頂着、8:20-8:50。全体に薄い雲に遮られているが、まあまあの眺望、富士山を南方向に、秩父連山、八ヶ岳、浅間山と目指す三宝山、両神山を一望する。水源地にいたGrの一人がやってきた、昨日は全く見えなかったとか。 斜面を尾根に向かって一直線に上る、主稜線に出る シラビソの樹林帯を歩く 木々の隙間から岩峰の左に富士山が現れる 薄い雲があるものの重なる峰々の上に横たわる山容は、 霊峰に相応しい 甲武信ヶ岳直下から富士山 画像クリック拡大 甲武信ヶ岳山頂 甲武信ヶ岳山頂から南方向の眺望 画像クリック拡大 甲武信ヶ岳山頂から南〜西方向の眺望 画像クリック拡大 同、黒金山方面 同、国師岳、金峯山 同、金峯山 同、小川山、八ヶ岳方面 同、御座山方面 同、浅間山方面 同、三宝山方面 同、両神山方面 【後編】:甲武信ヶ岳〜十文字峠〜毛木場駐車場へ ★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |