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山行日 2009年2月15日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 竜頭の滝上の駐車場→高山→千手ケ浜分岐→道路→湯滝方面分岐→赤沼方面分岐→シャクナゲ橋分岐 →竜頭の滝上の駐車場 早くも初夏のような陽気に誘われて、奥日光の一角、高山を歩く。標高は1667.5m、竜頭の滝上の駐車場の標高が1335mであるから累積標高差は350mほど、眺望はほとんどないが、春先のシャクナゲやシロヤシオ見物と並んで、雪遊びには格好の場である。駐車場6:15出発、麓に設置された鹿柵をくぐり緩やかに林間を歩く。山陰のせいか残雪は深いところで30cmほど、馬鹿陽気に朝からつぼ足状となる。徐々に勾配を増すが、地肌を露出した斜面と道、今の季節には考えられないのだが、今年はおかしい。稜線に出ると間もなく、陽光が林中に差し込む、枝間から日光白根山、男体山、太郎山、戦場ヶ原を眺める。間もなく小ピーク1565mにさしかかる。転々とヤマナビ用に設置したのだろう、緯度・経度の表示、そして道標と丁寧に書かれたコース案内板がほとんど同場所に存在する。緯度・経度の表示、設置された方に申し訳ないが、このコースを利用する人は何を知りたいかを考えたとき、無用の代物でなかろうか。 登山道に入って直ぐ鹿の柵内に入る しばらく緩やかに進む、吹き溜まりはつぼ足 日の出前の男体山 登山道は勾配を増していく 日光白根山を枝間から遠望 同、戦場ヶ原と太郎山 林間に日がさす 赤く染まった林間 同、男体山 輝きを見せる戦場ヶ原 狭い尾根が続く、雪は連続してない 縛り付けられた緯度、軽度、デジタルな山歩きのつもり? 小ピーク1565付近から黒桧岳 同、社山 同、道標と地図、どちらが一般的で分かりやすいか ここから少々下って鞍部へ、ここではじめて山頂部が見える、あと標高差120mほどだ。日光白根山、中禅寺湖を介して半月山〜社山〜黒桧岳の尾根を眺め、東斜面の急坂に取り付く、ここは50cmはありそうだ、トレースを外すと、ズボッと入ってしまう。山頂に近づくと、太郎山、小真名子山、大真名子山、男体山が戦場ヶ原を介して見える、ここはまあまあの眺望だ、ほどなく高山山頂着、7:38。 西の鞍部から日光白根山 高山の山頂部 同、半月山〜社山〜黒桧山の尾根 山頂部東側、ここのみ結構雪が深い、トレースを外すとつぼ足 雪の急斜面から男体山 同、太郎山 同、左から太郎山、小真名子山、大真名子山、男体山 同、男体山 同、戦場ヶ原、山王帽子山、太郎山、小真名子山、大真名子山 高山山頂、地肌も点々と 山頂部の雪も大分溶け1/3ほど地面が出ている、ここ2,3日の靴跡だろう、一面に残雪に残してあった、7:55西方向に下山する。雪の消えた登山道をジグザク切って降下する。急斜面だけに2,3箇所慎重に渡った、8:22千手ケ浜分岐着。ここから南に下って中禅寺湖一周コースで戻るか、北へ下って林間を横切って戻るコースに分かれる、今時の林間が通常なら魅力的だ、少々西方向に進んだ所から緩やかに林間を下る。残雪はやや軟らか目の30、40cm、期待したのは締まった50,60cm雪だったが残念。広々とした雑木の森林から取り巻く日光の山並みを見ながら、ゆったりと歩く。山スキー、スノーシュー、アイゼンの跡が残る、8:52、小田代ケ原へ抜ける道路に出る。道は路面を出し、ドライ、でも切り通しを過ぎ山陰に入ると、アイスバーンとなる、9:02湯川方面のハイキングコースに入る。 枝間から日光白根山 高山の西斜面 尾根鞍部の千手ケ浜方面分岐 尾根伝いに西方向に少々進み小田代ケ原方向に緩やかに下る 道標から小田代ケ原方向 真正面に太郎山 同、アップ 鹿の柵を通過 地図によると幾重にも張りめぐらされている ほとんど平坦な林間を歩く 鹿の糞があちこちに、柵の効果は? 林間から男体山、積雪10〜30cmほど 日光白根山、左側で前白根と重なっている、右が五色山のようだ 白樺の若木林立 同所から男体山 同所から高山 間もなく道路に出る、切り通しを過ぎると道路はアイスバーン ここから赤沼方面に向かう 小田代ケ原を介して、日光白根山を眺め、次の分岐点で赤沼方面に入る。時々行き交うスノーハイカー達、出で立ち、特に足元が面白い、山靴、長靴、アイゼン、スノーシューと。今日の雪質からすれば、ただの長靴が一番良いだろう。スノーシューはご苦労さん、でも、それが楽しいんだよね。 小田代ケ原方向 林間に入る、ピンクの目印多数あり 散策するハイカー、長靴、アイゼン、スノーシュースタイル色々 途中、コースから50mほど奥へ、戦場ヶ原展望台がある、展望台といってもベンチがあるだけ。戦場ヶ原の南西に位置する場所で、太郎山が一際素晴らしく見える、男体山よりも雄大だ。戻って、小高い丘をアップダウン、ほどなく赤沼とシャクナゲ橋の分岐点にさしかかる。 戦場ヶ原展望台から男体山 同、太郎山、小真名子山、大真名子山 同、男体山 同、太郎山 再び、林間に入り緩やかなアップダウン シャクナゲ橋方向に進む 林間から男体山 残雪がこの辺から一段と少なくなり、笹の先端が首を出す。湯川の流れを左手に聞きながら歩くと、道路に飛び出る、シャクナゲ橋脇である。この道路は国道120号線、赤沼から小田代原、西ノ湖、千手ヶ浜へ通じる日光市道1002号線で、自然を保護するため、一般車両の乗り入れを禁止されている。先ほど高山から一部歩いた道である。ここから湯川に沿って左岸を歩き、竜頭の滝上で駐車場に出る。湯川の流れはすっかり春、氷は溶け、水量を増し、もう水も温んでいるように感じる。時々流れを気にしつつ、コースから行ったり来たり、10:05駐車場について、3時間50分の山行を終える。 シャクナゲ橋 小田代方向 シャクナゲ橋付近の湯川の流れ、氷はなく完全に春の装い 湯川、シャクナゲ橋下流 湯川に沿ったハイキングコース 湯川を覗き込むハイカー 湯川、竜頭の滝上 竜頭の滝と中禅寺湖、川岸には雪が点々と見える程度 竜頭の滝上の駐車場から男体山 菖蒲ケ浜付近から社山 歌ケ浜から社山 同、日光白根山 同、男体山 雪の少なかったのが残念であるがスノーハイクには良いコースだ。好みで小田代ケ原、戦場ヶ原を容易に延長できる。帰路、中禅寺湖畔から男体山、社山、日光白根山を見たが、湖畔にはほとんど雪がない。今の季節、観光客の目当てはやはり雪だろう、それなのに、関東甲信越、皆同じかな。膝のリハビリ山行3回目、異常なし、ヒアルロン酸の注射のお蔭かな。 参考:2005年6月1日の山行 |
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