★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-467 白毛門・笠ケ岳・朝日岳 |
山行日 2009年10月12日 晴れ 2名 コース 土合橋駐車場→松ノ木沢の頭→白毛門→笠ケ岳→朝日岳→渡渉点→林道終点→シャダンキ 前編:土合橋Pから朝日岳へ 後編:宝川へ下山 相互リンクしている“奥利根山歩き”のtomoさんと半年振り、全てお任せの山行である。オススメの紅葉を狙っていたが、ゆっくり楽しむことを前提に本日の決行となった。私の歩いてないコースでしかも難所(?)もあるとか、一台宝川温泉の奥、林道のゲート(シャダンキあり)へデポし、土合駐車場を5:15出発する。休日とあって、20台ほど駐車していた、「馬蹄形かな?」、同時に発声する。晴れているせいか足元はどうにか見える、沢を渡って山間に入ると急登が待ち受ける。10分ほどで汗ばみ、着込んだ防寒用は脱いでしまう。眺望のない樹林帯と思っていたが、意外なことに、時々山並みが目に入る。このルート、上りは暗い中、下りは足元に集中していて見えないものと思い込んでしまったようだ。木々の間に見え隠れする谷川岳が、赤みを帯び、間もなく赤々と斜面が輝く。右手正面には、目指す白毛門の紅葉を一段と赤く染める。クサリ場を通過して7:03松ノ木沢の頭着。 土合橋Pにある谷川岳馬蹄形縦走概念図 横にスタートの道標 谷川岳の稜線がクッキリと 間もなく朝日に輝く 目指す白毛門、プラス紅葉で燃えるようだ 山肌を刻々と変えていく 1200m付近から白毛門 大滝を望む 誰が置いたか、1200mの表示板 紅葉は諦めていたが残りものあり、結構な色合いのブナ カエデ サラサドウダン 登山道は紅葉のトンネル 谷川岳、一ノ倉岳 クサリ場 クサリ場付近から谷川岳、一ノ倉岳 同、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳 同、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳 同、白毛門 絶景をオカズに遅い朝食、北方向に白毛門、東方向は強い逆光で見にくいが、至仏山、上州武尊山、袈裟丸山、南に赤城山、子持山、小野子山、榛名山、西に回って急俊な谷川岳、一飛びで飛んでいけそうだ、7:25白毛門に向かう。 松ノ木沢の頭1484m 同所付近の紅葉 同、至仏山 同、上州武尊山 同、袈裟丸山 同、赤城山、子持山 同、白毛門 同、谷川岳トマの耳、オキの耳 同、一ノ倉岳、茂倉岳 同、武能岳 ここまで来れば、眺望に勢いがついて、あまり疲れを感じないのが毎度のこと。小さな起伏と岩場が白毛門にアクセントをつける、性能の落ちた脳裏にインプット、同時にメモリーに転写、素晴らしさに声も出ないほど。時々、馬蹄形だろうか、抜いていく、「8時間が目標と言っていた若い男性がいた」、笠ケ岳が顔を出すと、間もなく白毛門山頂着、8:06。 僅かに下って目指す白毛門を見上げる 谷川岳とサラサドウダンの紅葉 登山道脇の大きな岩 この岩の東側を巻いて白毛門を見下ろす 高度とともにリアル感を増す谷川岳の東斜面 笠ケ岳、小烏帽子が顔を出す 白毛門山頂は近い 笠ケ岳、小烏帽子、大烏帽子と笠ケ岳への尾根 ここも絶景なり、グルッと見渡すと、白い軍艦、初冠雪を頂いた平ケ岳が一際目立つ。燧ケ岳もライブカメラでは白くなっていたが、逆光で白さはわからない。山頂には数名、沢を登りつめて朝日岳の稜線に出る、こんなマニアックな登山者が多いそうだ。ここにも昨日の悪天候の中、途中でビバークして来た人がいる、年輩者もいる、ここで引き返す尾根歩きの人もいるようだ。技量の差、ピンからキリまで、という感じの今日の白毛門、そろそろ笠ケ岳へ向かう。 白毛門山頂 白毛門山頂と谷川岳 白毛門山頂から天神平〜武能岳 同、笠ケ岳、小烏帽子、大烏帽子 同、平ケ岳 同、景鶴山、燧ケ岳、至仏山、笠ケ岳(尾瀬) 同、上州武尊山 同、赤城山 同、子持山、小野子山、榛名山 白毛門まで来るとこの先、笠ケ岳まで遠く感じ、更に朝日岳は遠く、朝日岳まで行かず引き返す人が多い、とtomoさんは言う。「やれ、ヤレ」、と急坂と絶景に満足してしてしまうのだろうか、そんなことを話しながら歩く。また、尾根のビューポイントをこまめに話す、「このシャクナゲの花と・・・・」、実に芸がこまかい。設計通りの写真をイチガンで表現しようとしている、今日はそのオコボレを頂いている、なるほどな。この尾根でも2,3人に抜かれたろうか、9:20笠ケ岳山頂着。 笠ケ岳目指して稜線を行く 東斜面の草紅葉 冬枯れの木も見られるが、まだ若干見られる紅葉、笠ケ岳と大小烏帽子 真っ赤になるらしいが、こんな色もまた・・・・ 白毛門を振り向く 笠ケ岳 小烏帽子 天神平〜武能岳 ここで目に入ってくるのが、大源太山と巻機山、そして本日のラストピーク、朝日岳だ。居合わせた4,5人で山座同定、苗場山の右に白い山頂が見える。これは妙高山と火打山、これは皆さんで一致した。同じく左も白い、「雲じゃないか」、tomoさんが「山だよ」と望遠レンズで覗いて言う。「とすると、白馬かな? おかしい、違うな」、で終わった。(あとで調べたら立山だった) またここで軽食、9:57朝日岳に向かう。 笠ケ岳山頂 七ツ小屋山と大源太山 笠ケ岳山頂から 谷川岳〜清水峠 クリック拡大(プラウザでお戻り下さい) 同、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳 同、巻機山(左後方)、朝日岳、大小烏帽子 大小烏帽子 朝日岳 巻機山遠望 苗場山遠望、手前は武能岳 笠ケ岳から南方向遠望 クリック拡大(プラウザでお戻り下さい) 沢登りが気になり、沢を見下ろしながらしばらく歩く。上から見る限り、幽谷は深い、でも、見た目では急とは思えないし、障害となるものも見えない、でも難度は上級だろう。秋は比較的水量が減る、葉が落ちて視界も良くなる、害虫の心配もなく、歩きやすいのかな。小烏帽子、大烏帽子を越えて、朝日岳直下に出る。 笠ケ岳を東側から、烏帽子の稜線から 同、七ツ小屋山と大源太山 同、白毛門 同、至仏山、上州武尊山、赤城山 大烏帽子 平ケ岳 笠ケ岳、谷川岳〜茂倉岳 大石沢 朝日岳、左奥は巻機山 七ツ小屋山と大源太山 朝日岳西斜面 近づいた、朝日岳 朝日岳、もう少し 朝日岳西斜面の池塘 朝日岳のシンボル、大きな岩が見えた 最後の小ピーク マルバノヘビノボラズの実、だそうだ 朝日岳のシンボル的な大きな岩の付近で、「マルバノヘビノボラズの赤い実」だと、tomoさんが言う、ヒロハノヘビノボラズは低山で良く見かけるが、これは初めてだ。葉も小さく確かに丸い、トゲも沢山ある、木の大きさがヒロハノヘビノボラズは4,5mになるが、ここのマルバノヘビノボラズ30〜50cm程である、朝日岳山頂着11:15。 朝日岳山頂 山頂の祠と大小烏帽子 朝日岳山頂から谷川岳 同、大烏帽子、小烏帽子、笠ケ岳 同、朝日岳北側の小ピークと巻機山 同、上州武尊山 朝日岳北東斜面の草紅葉 多少雲が発生しているが、素晴らしい眺望だ、居合わせた夫婦、清水峠に回ろうか、来た道を戻ろうか思案中だった。時間的には戻るのが早いが、同じ道を歩くのと白毛門の急坂は考えさせられるのだろう。結局、清水峠を回るとか。当方はジャンクションピーク寄りの小ピークを往復し、帰路に着く。12:00山頂発、小ピークを往復し12:22宝川温泉への道に入る。 宝川分岐点 東側斜面の草紅葉を見ながら 小ピークの南側の草紅葉 朝日岳の北東の小湿原と草紅葉 同、小湿原と草紅葉、背景は上州武尊山 小ピークから七ツ小屋山と大源太山 後編:宝川へ下山 |
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