平成二十七年五月十四日 Before 写真集目次へ Next 「いい天気だし、もったいないなあ、忠治、お山で散歩してくるか」、「うれしいな、ワン」、でも今朝は1時間半も歩いたんです。荷物を積んで、車に乗って、まず桐生市へ、市内を抜けると柄杓山の看板を左に、ちょっと進みました。すると、止まって、「桜の城山を見損なったので、上まで行ってみようか」、とUターンして奥へ、奥へと走って、駐車場に着きました。 案内図を見て道を確かめました。 駐車場の周りには、シャガが点々と咲いてました。 さあ、出発です、今日はお母さんも一緒です。 遊歩道の入口にも地図がありました。山の名称が向こうの案内板と違う、って言ってました。 ここから細い山道になりました、ぼくが先頭、後ろにお父さん、お母さんです。 日なたは、日差しが強く、暑いですよ、 「お母さん、何が見えるん?」、「お花を見ていたんだって、ルイヨウボタンがあったそうです」 ここで道が分かれているようです、どっちへ行くのかな。 上の方へ行くことにしました。 あまり歩いてない道だね。 急坂になりました、お父さんは滑って歩きにくいようです。お母さんと大分離れてしまいました。 緩やかな道になりました、お母さんは見えなくなってしまいました。 このくらいな坂道ならいいのですが、・・・ また、急坂になりました。 この坂、どこまで続くのだろう。 「山頂は、まだ?」、 「もうちょっとだってさ」 もうちょっと、って長いねぇ。 あと、ちょっとだ、ガンバロウ やれやれ、着いたのかな。 あそこが山頂だ。 山頂、到着です。 疲れました。 お水とオヤツをもらって、 おやすみしてます。 ところが、お父さんは、「忠治、変だなあ、この先にピークがあるぞ」、っていうのです。 茂みをぬけて見えない山頂へと進みます。 あまり下らず、一登りして山頂にでました。 今度は、本当の山頂かな? 山頂には、桐生市基準点No.108と支柱が埋めてありました。でも山頂の標識などありませんでした。 ぼくは、お休み中です。 すると、「この先に二つピークがあるぞ、おかしいなあ。もしかして主稜線の近くまで来てしまったのでは?」、と言うのです。そして、「もう、戻ろう」、と言いました。 さっき、休んだ場所へ、 倒木を乗り越えて、 途中まで急坂を下ると、お母さんが待ってました。 一緒に下って、 間違った分岐点に出て、正しい道を歩いて、 城山山頂に到着しました。 柄杓山の碑 、 三角点がありました。 南側は桜の木の緑につつまれ、オオムラサキというツツジが咲いてました。 ぼく、つかれちゃったよ。 木陰で、風が少しあって、涼しいです。 山頂を回り込んで下り、 遊歩道から、 林道に出て、 途中で沢の冷たい水を頂いて、 車に戻りました、ああ、楽しかった、満足、満足です。 Before 写真集目次へ Next |