平成二十年六月一日     Before  写真集目次へ  Next

 うっとうしい雨の日が続いて、ぼくは、退屈してました。今日は朝から真っ青な空、お父さんがキノコの床を作って横で、ちょっぴり手伝って(お父さんはイタズラだと言います)ました。午後になって突然、「忠治、お山へ行こうか」と言いました。ぼくは、うれしくて、「ワンワンキャンキャン」言ってしまいました。ついに、足利で一番高い山、仙人ケ岳663mへ連れてってもらいました。

 ここが登山口の岩切です。            案内板の左のコースを歩きました
  


岩切沢に沿って歩いて行きます、時々浅瀬に下りてお水を飲みました、とても美味しかったです。



お父さんは丸太の橋を渡りました。ぼくは橋が苦手なので沢の中を歩いて渡りました。



お父さんは登山道を、ぼくは沢の中を歩きました。すると大きな淵に出てしまいました。ここは登山道に上がって、岩の上を這うようにして、お父さんの後ろについて歩きました。



また沢の中をポチャポチャと歩きました、水がキレイで楽しいですね。



また深い所に出てしまいました。水を飲んで登山道に上がりました。「忠治、丸太の橋渡ろう、ゆっくりついて来るんだよ」、とお父さんが言うんです。ぼくは決心してお父さんの後ろについて渡りました。そうしたら、怖くも何でもありませんでした。滝の上を巻いたりする所も通りました、ここも全然怖くありませんでした。



生満不動に着きました。おじさんが休んでましたので、ちょっと上の道端で休みました。これまでに歩いた山と違って、沢の中を横切ったり、丸太の橋を渡ったり、沢を見下ろしながら歩くところが面白いですね。お水はいつでものめますし、ね。



生満不動からしばらく歩き、先に出たおじさんに道をあけてもらって、間もなく沢と分かれて急坂の道になりました。お父さんを引っ張って、「ヨイショ、ヨイショ」やっと熊の分岐に着きました。



ここで、リードをながくしてもらって、斜面を下ったり上ったりしながら遊びました。お父さんは、荷物を下ろし腰を降ろして休憩してます。コアジサイを入れて撮ってもらいました



お父さんは、まだ汗を拭いています。



ぼくも、休もう、っと。「忠治、ダニにやられるぞ」、「やだなぁ」 ここでオヤツをもらいました。ついでに食事もしてしまいました。



またしばらく緑のトンネルとなった尾根を上がったり下がったりしながら赤雪山の分岐点にさしかかりました。すると、ご夫婦とワンちゃん(ビーグル)が休憩してました。ワンちゃんがぼくを見てさかんに吠えてぼくの方へやってきました。ほくも一発吠えてやりました。そして間もなく仙人ケ岳山頂に着きました。ぼくが休んでいると、先ほどのワンちゃんがやってきて、また吠えまくりました、ぼくも吠えてしまいました。お休み中の人たちをびっくりさせてしまいました、すみません。



しばらく休んで、引き返すと、また、赤雪山の分岐点であのワンちゃんに遭ってしまいました。今度はぼくは吠えませんでした、お父さんは一言ご夫婦に「どうも・・・・」と言ってました。熊の分岐から少し下った所で小休止しました。



すると、先ほどのおじさんが、下の方に見えるんですよ。どうしたのだろう? でも戻っているようでした。



沢沿いの斜面で、ぼくの趣味が始まりました。「ニオイがしたのですが、何もいませんでした」
  
今日は、念願の仙人ケ岳を歩いて、これまでに大坊山、両崖山、天狗山、大岩山、行道山、深高山、石尊山、赤雪山を歩いてますので、「次は大小山へ連れてって下さい」


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