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白馬三山

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山行日
    2018年8月18日   晴れ   単独
 

コース 
      猿倉→白馬尻→(大雪渓)→頂上宿舎→白馬山荘→旭岳分岐→白馬岳→旭岳分岐→丸山→杓子岳→鑓ケ岳→大出原分岐
      →鑓温泉→小日向のコル→鑓温泉分岐→猿倉

  【前編:猿倉〜白馬岳】  【後編:白馬岳〜鑓温泉〜猿倉】へ
 暑い夏も乗り越えた感じ、先週から少々過ごしやすくなりました。久しぶり、6年ぶりかな、白馬三山に出かけました。天気は高気圧に被われ、ゆっくり楽しめそうだ、車中泊をして、3:47猿倉の駐車場を出発、駐車場は土曜日とあってほぼ満杯、出発は多分早い方でしょう。山地図のコースタイムは丁度15時間、この時間地では19時戻りとなってしまうので早発ちして、少なくても小日向のコルを明るいうちに抜けたい。3:55林道へ、4:00鑓温泉分岐、4:22林道終点、若干明るくなってきた感じ、4:41-4:50白馬尻。数人が出発の体勢にあった。

                     登山口となる猿倉駐車場、猿倉荘を回って林道へ入る
  

   林道出口                                     5分ほど進むと、鑓温泉分岐、順調に進むとここへ下る
  

         林道終点、ここから山間へ                        薄明るくなって、白馬岳が確認できる
  

   小橋を渡ると                                     間もなく白馬尻小屋、ここで朝食
  

 登山道入り口に、ストック先端のキャップについて云々、当コースについて必要性有無? 他にもヘルメット着用、ガードロープを持つな等々言われるが、一元的に考え過ぎるのではないだろうか。夏道を少々進んで、5:01-5:08ケルンの横でアイゼンを装着し、雪渓に入る。駐車場の外気温が8℃だったが、雪渓の表面温度は低そう、凸凹しているので、危険性は感じないのだが、軽アイゼンの効きが悪い。陽が昇り、真っ赤に輝く大雪渓周辺、刻々と変化する光景は何度歩いても感動の一コマ、下る人に励まされ、トレラン人にサッと交されながら足を運ぶ私、6:06-6:10雪渓から上がる。

      明るさを急速に増す


   東方向戸隠山、朝焼けが美しい


           ヘッドランプをザックへ                        夏道を進む
  

                大きなケルンでアイゼンを装着して、雪上へ、夏道はもう少し先まで可のようだ
  

   東を振り向くと四阿山まで見えている


 戸隠山〜四阿山展望  画像クリック拡大   


  間もなく白馬岳が赤く染まる、そろそろ出発


        駐車場で8℃、雪面が固く、アイゼンの効き悪し            クラック注意
  





        後方から接近
  



        前方から、下る人
  



    振り返ると飯縄山


    特急通過                                    葱平ちょっと手前でアイゼンを外す
  

 葱平からしばらく足場が悪い、特に下る人と交す時は落石に注意を要す、花を楽しむのもほどほど。6:25岩室跡、7:00避難小屋を過ぎると、往来が激しくなる、抜かれつ、抜かれつのマイペース、7:20案内板、7:47村営頂上宿舎。チシマギキョウ、ミヤマアキノキリンソウ、ハクサントリカブト、トウヤクリンドウ、ウサギギク等々、今を盛りに出迎えてくれた、8:03清水岳分岐、8:12白馬山荘、8:30-8:50白馬岳山頂。

     花も少々、 ミソカワソウ                                     オニシモツケ
  

  雪渓の上部は大小クラックで危なそう




    ここまで来ると、大分高度を稼いだ感じ


                                石を落とさないように、
  

   岩室跡、プレートあり                                後ろ、大勢さん、接近してきた
  

    ハクサントリカブトが真っ盛り


            鋭い杓子岳北斜面、下の方はトリカブトの群落
          

     ミヤマキンポウゲも花盛り




   イワオウギ


    東方向遠望  画像クリック拡大   




 左右お花畑が続く   ヨツバシオガマ                             ハクサンフウロ
  

     チシマギキョウ                                   クロトウヒレン
  

    ミヤマアキノキリンソウ                                   メタカラコウ
  

    避難小屋前を通り                               岩の間を進むと
  

  村営頂上宿舎が見えてきた                              頻繁にヘリが頭上を横切る
      
        ミソカワソウ、大きな群落を作っていた


  ハクサントリカブト、鮮やかな色からは毒性は考えられない


   杓子岳とアマニュウ


                      標高2553m、休まず進む
  

    杓子岳の奥に鑓ケ岳が視界に


  雪渓方向には、四阿山、浅間山が・・・


 おお、絶景  画像クリック拡大   浅間山〜杓子岳&鑓ケ岳〜大日岳


    この辺から行き交う人多数


 杓子岳左奥に八ヶ岳&富士山が・・・


                                 村営宿舎へ到着
  

     白馬山荘を狙って宇宙から矢が・・・                      村営宿舎を下に
  

   鮮やかな色、チシマギキョウ


    ウサギギクも満開


   イワオウギもいっぱい


   稜線に上がると、山頂はもう少し                           丸山のバックに立山と剱岳
  

 良い眺めだ  画像クリック拡大   浅間山〜大日岳






          清水岳分岐点を過ぎれば                     もう一息、 白馬山荘
  

                             山頂は見えていても・・・・・
  

                              旭岳の右方向には富山湾が・・・
  

                                      白馬岳山頂到着
  

                               それぞれの喜びが青空の下、感動に
  

 多少雲のアクセントで写真に動的な変化を持たせ、コンデジでも良い感じに撮れた、自己満足。山頂から燧ケ岳&至仏山が見えたのには驚き、富山湾も真っ青に、白山までもくっきり見えていた。花の少なかった分、360°のパノラマを楽しめたのが大きな土産。

   北方向に朝日岳、雪倉岳






 北東方向に小蓮華山




  南西方向に立山&剱岳、毛勝三山








 旭岳、清水岳の北西方向に富山湾






   富山湾と周辺


   画像クリック拡大   雨飾山〜赤石岳


   画像クリック拡大   小蓮華山〜金峰山


   画像クリック拡大   浅間山〜清水岳


   杓子岳&鑓ケ岳と周辺



 今、丁度5時間ほどで順調だ、徐々にペースダウンすると思うが、ガンバロウ、ちょっと早いが白馬山頂を後にしよう。


     【後編:白馬岳〜鑓温泉〜猿倉】へ


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