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鳳凰三山
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山行日
    2017年11月1日   晴れ   単独 

コース 概略図はこちら
     青木鉱泉駐車場(1100m)→中道コース登山口(1265m)→林道横断(1600m)→御座石(2380m)→薬師岳(2780m)→観音岳(2841m)
     →赤抜沢ノ頭(2750m)→地蔵岳(2764m)→鳳凰小屋(2380m)→青木鉱泉

    

 【前編:青木鉱泉〜薬師岳〜観音岳】   【後編:観音岳〜地蔵岳〜青木鉱泉】へ
 
 “思い立ったら吉日”、上天気を期待して、青木鉱泉の駐車場へ、4:05真上のオリオン座とともに真っ暗な道を進む。道標、林道分岐、を確認しながらダートの林道を行く、オリオン座はどこへ行ったかな、4:46中道コース登山口着。ベスト、キャップをとって、山間へ踏み込む。少し進むとジグザグの急斜面、カラマツの二次林のようだ。気づくと下の方につけてくる明りが一つ、5:28林道に出た所で追い抜かれてしまった。朝食をとって、ヘッドランプを詰め込み、明るさを増した山並を撮りながら高度を稼ぐ、6:25薬師岳まで3時間の道標、7:32御座石、小休止、薬師岳まであと1時間半とある。

       青木鉱泉の有料駐車場を出発                   車道を戻りドンドコ沢を渡って突き当たると道標あり、右折
  

   枝道に注意して進むと、中道登山道へ                      ちょっと奥に道標、薬師岳まで4時間30分とある
  

    左奥に壊れた小屋あり、ここからジグザグの急登             林道に出て消灯、横断してカラマツ林の中を行く
  

   振り返ると朝焼け                                  陽が昇ったようだ
  

   樹間から地蔵岳のオベリスクが見える                緩やかになると一帯は広葉樹、P2050付近、薬師岳まで3時間とある
  

   枝間から赤岳                                   シラビソの深い樹林帯、岩がゴロゴロ
  

            再び八ヶ岳を眺めるが、               シラビソの樹林帯はまだ、まだ続く
  

           ちょっとなだらかになって御座石に着く              薬師岳まであと1時間半
  

 ここで諦めて引き返したのが2年前、昨年は岐阜100kmウォーク頓挫の後、これは順調に一周している。今日はまあまあかな、稜線に出れば疲れなんか忘れてしまうのだが・・・、樹林帯はオオシラビソの疎林となり、富士山が姿を見せる。ほどなく薬師岳の山頂部が視界に入り、岩場で道草を食いながら、8:55-9:09薬師岳到着。

      川状の登山道がしばらく続いて                      オオシラビソの疎林となる
  

               富士山が見えた、山頂部は雪でなくたなびく雲、先日の雪は解けてしまったようだ
  

                    勾配が緩くなって、正面に薬師岳の山頂部が見えてきた
  

                        登山道右奥の岩場で小休止、絶景を眺める
  

      画像クリック拡大   蓼科山〜毛無山


   画像クリック拡大   富士山〜悪沢岳


   またしばらく急登し、大きな花崗岩帯に出ると                  ハイマツの間を抜けて
  

 富士山付近は薄い雲がたなびいているがあとは概ね青空が広がっている。特に南アルプスの主峰が黒輝りをしている、先日降った雪はすっかり消えたようだ。先客が言っていたが、この辺も雪が降ったとか。素晴らしい眺望を脳裏にしまい、360°展望を楽しみながら緩やかな起伏の道を進む。稜線から観る早川の谷の紅葉は残っているが、独特の樹形を見せる鳳凰のカラマツはすっかり冬支度、残念、薬師岳をを後にする。

      岩間から                                 薬師岳山頂到着
  

 薬師岳山頂の眺望  画像クリック拡大   富士山〜仙丈ケ岳


 薬師岳山頂の眺望   画像クリック拡大   上河内岳〜観音岳


  薬師岳山頂の眺望  画像クリック拡大   富士山〜観音岳


 右回りで薬師岳山頂の展望、富士山




     悪沢岳(荒川岳)付近


     白峰三山(左から農鳥岳、間ノ岳、北岳)


    農鳥岳


     間ノ岳


    北岳


    仙丈ケ岳付近


    鳳凰三山の最高点、観音岳




  右奥に北アルプス、左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山、小蓮華山


    八ヶ岳、右奥に浅間山


 反対周りの人かな、夜叉神峠からかな、鳳凰峠からかな、多いGrで4,5人、時々会うと口にするのは「良い天気で・・・」、そして同じような言葉を返す、山では合言葉だ、そして短い時間の中にもポイントはきちんと教えてくれるので助かる、老体のせいか余計に感じるのだ。この稜線から右手に南北が圧縮されて見える八ヶ岳が面白い、また、北八ツと南八ツの山容、地形の老若の差だろうか、全く別物みたいだ、9:40-9:55鳳凰三山の最高峰観音岳に着く。。

 観音岳に向かって振り返る  画像クリック拡大   左に薬師岳、右に観音岳、間に南アルプス主峰


                           緩いアップダウンが4,5ヶ所、360℃素晴らしい景色
  

    八ヶ岳と韮崎、北杜市付近


     白峰三山(左から農鳥岳、間ノ岳、北岳)


                  北岳と紅葉の谷
            

     北岳


       間ノ岳


      農鳥岳


      富士山、薬師岳


    薬師岳


    観音岳は近い


                                      観音岳直下
  

 相変わらずの富士山周辺の雲、吹っ飛んでくれないかな。そう、予報だと風が吹くといっていたが静穏だ、気温も高いし夏山みたいだ。といっても、夏とは違い喉はカラカラにならないから不思議。展望する北アルプスの峰は、ほとんど真っ白だ、緯度の違いだけがこの違いなのだろうか。妙高、乗鞍、御岳が次に並ぶ、相次いだ台風がこうさせたのかなあ。山頂はいつの間にか空っぽになってしまった、そろそろ山頂を後にしようか。

                                       観音岳山頂
  

 観音岳山頂の展望  画像クリック拡大   富士山〜浅間山


  観音岳山頂の展望  画像クリック拡大   富士山〜槍ヶ岳


   観音岳山頂の展望  画像クリック拡大   観音岳の右に北アルプス、奥穂高岳〜小蓮華山


  観音岳山頂の展望  画像クリック拡大   甲斐駒ヶ岳〜浅間山


   観音岳山頂の展望、右回りで富士山、薬師岳




     白峰三山(左から農鳥岳、間ノ岳、北岳)


   仙丈ケ岳


     甲斐駒ヶ岳


   甲斐駒ヶ岳、地蔵岳


    地蔵岳、オベリスク


     八ヶ岳


   【後編:観音岳〜地蔵岳〜青木鉱泉】へ



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