sub3-980 平ケ岳 日付順記録へ 8080221の雑記帳へ |
山行日 2018年8月2日 薄曇り 単独 コース 概略図はこちら 鷹ノ巣登山口(駐車場)→下台倉山→台倉山→台倉清水→白沢清水→姫ノ池→平ケ岳→玉子石分岐→玉子石→姫ノ池→白沢清水→ 台倉清水→台倉山→下台倉山→鷹ノ巣登山口 【前編:鷹ノ巣登山口〜平ケ岳】 【後編:平ケ岳〜玉子石〜鷹ノ巣登山口】 群馬・新潟県境に鎮座する平ケ岳は、上越の知られたる山としてはアクセスに、歩行距離に悩むところ。中ノ岐林道を利用したコースもあるようだが、単純に日帰りするには、魅力はあるのだが、つい遠のいてしまうのが平ケ岳。過去には、1982年職場の仲間と、2004年秋には知人夫妻と、そして今回が単独で3回目、14年ぶりだ。登山口までの往復430kmは一般道を利用し、仮眠して早朝発つ、いつものパターン、先月歩いた谷川連峰馬蹄形縦走に比べたら、距離&累計標高差とも小さい。4:23駐車場出発、4:36平ケ岳10.0km標柱、急登の連続に些かマイッタが、5名追い抜いて、6:08下台倉山。雲多く、視界開けるも遠望きかず、残念、次のポイントに期待しよう。 R352沿いに金泉橋駐車場とWC、 平ケ岳登山口(鷹ノ巣登山口)、標高は845m 登山道を少し進むと下台倉沢を渡ると 山頂まで10.0kmの道標あり、急登が始まる 杉林を抜けると雑木林に 枝間から燧ケ岳 東方向に異様な朝焼け ほどなく砂礫と岩の道になり、トラロープが連続する 紅葉にしては早すぎる真っ赤な枝 緩やかになると下台倉山(1604m)、急登はここまで 下台倉山から会津駒ケ岳方面 同、燧ケ岳方面 台倉山まで、山地図では1時間、5,6の小さいアップダウンのある尾根歩き、展望良しとなれば気分爽快だが、足元悪く余裕はなかった、が右手奥に山頂が見えたとき、汗が引っ込んだ、不思議、6:50台倉山。この先100mほどで右に折れ、しばらく樹林帯の中を進む。2004年に歩いた時、台倉清水と尾根出合の間で同行の奥方が骨折し、翌朝ヘリで救出されたシーンが蘇る。7:00台倉清水、7:35白沢清水、8時頃樹林帯を抜ける。一段上がって8:35姫ノ池東側の岩場、8:36-8:41姫ノ池。 台倉山まで小さいアップダウンが続く 平ケ岳、池ノ岳山頂部が見え隠れ 尾根筋から燧ケ岳 足元には花がちらほら、ホツツジ ミヤマママコナ アカモノの実 オオカメノキの実 まだまだ続くアップダウン 近づいてきた感じ、平ケ岳、池ノ岳山頂部 燧ケ岳、右に日光白根山 やっと、 台倉山1695.3m 台倉山から100mほど進むと尾根から離れて右に下る しばらく樹林帯の中、断続する木道とアップダウン 台倉清水 泥濘もチョコチョコ カニコウモリ ツルアリドオシ 白沢清水 枯渇? 樹林帯を抜けると 池ノ岳の東の岩場 燧ケ岳、右に赤ナグレ岳 一上りして池ノ岳東の岩場、燧ケ岳と日光連山 至仏山と右奥に武尊山 緩やかに少々進むと 池ノ岳2075m、姫ノ池へ まだ、雲が取れない、残念・・・、良い景色なのに。姫ノ池周辺は、イワショウブの白い花、キンコウカの黄色い花が湿原全体に広がっていた。ここから玉子石経由で平ケ岳山頂に向かうか、帰路に経由するか、山頂に立ち寄って一休みしてから玉子石に向かおう。少し下って、8:49右手に帰路予定の玉子石に向かう道を分ける。陽がさしていたら思い切り楽しめる一帯であるが、ぼんやりした景色が我慢どころ、9:10-9:50平ケ岳山頂。 平ケ岳山頂部と姫ノ池 キンコウカ イワショウブ ミヤマアキノキリンソウ 玉子石への道を右手に分け、緩やかに木道を進む、木道沿いには湿地帯、背の低いオオシラビソ、ハイマツ群 池ノ岳を振り返る、湿地の真ん中に坪庭風の独特な樹形が目を奪う 玉子石への道を右手に分ける オオシラビソのマツボックリ、樹林帯の中を最後の上り 燧ケ岳と女峰山 平坦な山頂に出る 池ノ岳を振り返る 会津駒ケ岳方面 木道右手に三角点2139.6m 標柱は平ケ岳2141mとなっている 来た道をそのまま進むと 南西方向に延びる木道を往復する、広大な高層湿原の生い立ちが書かれた案内板があった、平坦地が隆起した状態が現在で、崩落を繰り返し急峻な山並を作り出す、とか。巻機山、会津駒ケ岳の湿原もこうしてできたようだ。三角点に戻ると、5番目に抜いてきた男性と会う。「燧ケ岳の右に見える双耳峰?」、「女峰山」、気に入った様子、明日は会津駒ケ岳を歩くとか、素晴らしい健脚の方、私は折り返して玉子石に向かう。 一帯の案内板がある、この辺が最高点の2141mらしい チングルマの綿毛 キンコウカ モウセンゴケ イワイチョウ イワショウブ 三角点まで戻って、燧ケ岳と至仏山 画像クリック拡大 会津駒ケ岳、燧ケ岳、日光連山 【後編:平ケ岳〜玉子石〜鷹ノ巣登山口】 日付順記録へ 8080221の雑記帳へ |