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平ケ岳

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山行日
    2018年8月2日   薄曇り   単独
 

コース 概略図はこちら
     鷹ノ巣登山口(駐車場)→下台倉山→台倉山→台倉清水→白沢清水→姫ノ池→平ケ岳→玉子石分岐→玉子石→姫ノ池→白沢清水→
    台倉清水→台倉山→下台倉山→鷹ノ巣登山口

  【前編:鷹ノ巣登山口〜平ケ岳】   【後編:平ケ岳〜玉子石〜鷹ノ巣登山口】  
 群馬・新潟県境に鎮座する平ケ岳は、上越の知られたる山としてはアクセスに、歩行距離に悩むところ。中ノ岐林道を利用したコースもあるようだが、単純に日帰りするには、魅力はあるのだが、つい遠のいてしまうのが平ケ岳。過去には、1982年職場の仲間と、2004年秋には知人夫妻と、そして今回が単独で3回目、14年ぶりだ。登山口までの往復430kmは一般道を利用し、仮眠して早朝発つ、いつものパターン、先月歩いた谷川連峰馬蹄形縦走に比べたら、距離&累計標高差とも小さい。4:23駐車場出発、4:36平ケ岳10.0km標柱、急登の連続に些かマイッタが、5名追い抜いて、6:08下台倉山。雲多く、視界開けるも遠望きかず、残念、次のポイントに期待しよう。

     R352沿いに金泉橋駐車場とWC、                         平ケ岳登山口(鷹ノ巣登山口)、標高は845m
  

  登山道を少し進むと下台倉沢を渡ると                   山頂まで10.0kmの道標あり、急登が始まる
  

                                  杉林を抜けると雑木林に
  

     枝間から燧ケ岳                               東方向に異様な朝焼け
  

                      ほどなく砂礫と岩の道になり、トラロープが連続する
  

  

  

      紅葉にしては早すぎる真っ赤な枝                  緩やかになると下台倉山(1604m)、急登はここまで
  

   下台倉山から会津駒ケ岳方面


   同、燧ケ岳方面


 台倉山まで、山地図では1時間、5,6の小さいアップダウンのある尾根歩き、展望良しとなれば気分爽快だが、足元悪く余裕はなかった、が右手奥に山頂が見えたとき、汗が引っ込んだ、不思議、6:50台倉山。この先100mほどで右に折れ、しばらく樹林帯の中を進む。2004年に歩いた時、台倉清水と尾根出合の間で同行の奥方が骨折し、翌朝ヘリで救出されたシーンが蘇る。7:00台倉清水、7:35白沢清水、8時頃樹林帯を抜ける。一段上がって8:35姫ノ池東側の岩場、8:36-8:41姫ノ池。

                                台倉山まで小さいアップダウンが続く
  

   平ケ岳、池ノ岳山頂部が見え隠れ




   尾根筋から燧ケ岳


    足元には花がちらほら、ホツツジ                               ミヤマママコナ
  

    アカモノの実                                   オオカメノキの実
  

                                      まだまだ続くアップダウン
  

  

    近づいてきた感じ、平ケ岳、池ノ岳山頂部


   燧ケ岳、右に日光白根山


      やっと、                                   台倉山1695.3m
  

  台倉山から100mほど進むと尾根から離れて右に下る            しばらく樹林帯の中、断続する木道とアップダウン
  

            台倉清水                                泥濘もチョコチョコ
  

    カニコウモリ                                        ツルアリドオシ
  

             白沢清水                             枯渇?
  

                                  樹林帯を抜けると
  

     池ノ岳の東の岩場                               燧ケ岳、右に赤ナグレ岳
  

   一上りして池ノ岳東の岩場、燧ケ岳と日光連山


    至仏山と右奥に武尊山


     緩やかに少々進むと                              池ノ岳2075m、姫ノ池へ
  

 まだ、雲が取れない、残念・・・、良い景色なのに。姫ノ池周辺は、イワショウブの白い花、キンコウカの黄色い花が湿原全体に広がっていた。ここから玉子石経由で平ケ岳山頂に向かうか、帰路に経由するか、山頂に立ち寄って一休みしてから玉子石に向かおう。少し下って、8:49右手に帰路予定の玉子石に向かう道を分ける。陽がさしていたら思い切り楽しめる一帯であるが、ぼんやりした景色が我慢どころ、9:10-9:50平ケ岳山頂。

     平ケ岳山頂部と姫ノ池






   キンコウカ


   イワショウブ


    ミヤマアキノキリンソウ


   玉子石への道を右手に分け、緩やかに木道を進む、木道沿いには湿地帯、背の低いオオシラビソ、ハイマツ群








    池ノ岳を振り返る、湿地の真ん中に坪庭風の独特な樹形が目を奪う


                            玉子石への道を右手に分ける
  

    オオシラビソのマツボックリ、樹林帯の中を最後の上り


    燧ケ岳と女峰山


    平坦な山頂に出る                                  池ノ岳を振り返る
  

     会津駒ケ岳方面                                    木道右手に三角点2139.6m
  

  標柱は平ケ岳2141mとなっている                          来た道をそのまま進むと
  

 南西方向に延びる木道を往復する、広大な高層湿原の生い立ちが書かれた案内板があった、平坦地が隆起した状態が現在で、崩落を繰り返し急峻な山並を作り出す、とか。巻機山、会津駒ケ岳の湿原もこうしてできたようだ。三角点に戻ると、5番目に抜いてきた男性と会う。「燧ケ岳の右に見える双耳峰?」、「女峰山」、気に入った様子、明日は会津駒ケ岳を歩くとか、素晴らしい健脚の方、私は折り返して玉子石に向かう。

                            一帯の案内板がある、この辺が最高点の2141mらしい
  

                                    チングルマの綿毛
  

     キンコウカ




  モウセンゴケ


   イワイチョウ


   イワショウブ


                       三角点まで戻って、燧ケ岳と至仏山
  

   画像クリック拡大   会津駒ケ岳、燧ケ岳、日光連山



  【後編:平ケ岳〜玉子石〜鷹ノ巣登山口】  



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