★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-860 谷川連峰主脈縦走 |
山行日 2016年6月3日 晴れ 単独 コース 土合橋駐車場→西黒尾根登山口→ラクダの脊→谷川岳トマノ耳→中ゴー尾根分岐→オジカ沢ノ頭 →小障子ノ頭→大障子ノ頭→吾策新道分岐→万太郎山→毛渡乗越→エビス大黒ノ頭→仙ノ倉山 →平標山→松手山→元橋駐車場 【前編:土合橋駐車場⇒万太郎山】 【後編:万太郎山⇒元橋駐車場】へ 相互リンクしている奥利根山歩きのtomoさんから、谷川連峰主脈縦走されシャクナゲおススメ情報を頂き、真似っこしようと天気予報を見ながら本日決行とした。土合橋の駐車場で仮眠し、2:21出発、2:36谷川岳指導センター前、2:41西黒尾根登山口より山間に入る、2:55鉄塔脇通過。ここで大雑把な予定を示すと、自分の記録から所要時間を約11時間30分とし、万太郎山8:00-8:30、14:05のバスに間に合うように歩く、ということだ。遅れた場合のバス&列車もあるが、1つに絞っての窮屈な本日の予定である。真っ暗な樹林帯、山頂まで3時間の道標を過ぎると、枝間が白白してきた、3:17。 土合橋駐車場 R291を一ノ倉沢方向に進み、ゲートの脇を抜け、 指導センター前を通り、 間もなく、西黒尾根登山口に出る、ここから山間へ ジグザグの悪路を上がって行くと、鉄塔へ ちょっと歩きやすくなるかな?、山頂3時間の道標 樹林帯の中を上へ、上へ進むと、ここで視界が開ける 武尊山方面にはたなびく黒い雲 3:53樹林帯から抜け出し、視界が開ける。見渡す山々の山頂部には雲がかかっている、残念。3:55クサリ場の始まり、岩場に咲く高山植物に目が座り、足が止まる。4:19ラクダの背、4:22巖剛新道と合流する。ペイントマークに従って高度を稼ぐ、ザンゲ岩に近づくと、所々で岩の表面が凍っているのには驚き、慎重に足を運び、5:10ザンゲ岩、5:21雪渓出合い。 ここからクサリ場 朝日岳方面にも上空に雲 谷川岳の山頂部は薄い雲 朝日岳方面は、いくらか払われたかな クサリ場が続く 岩場にはユキワリソウ 一旦クサリから解放されるとラクダの背へ 下って、巖剛新道を合わせる ここからペイントマークに沿って上へ、上へ ラクダの背を振り返る ご来光です 景鶴山の右手から陽が昇る 谷川岳山頂部の雲はほとんど払われ、岩肌を赤く染める 岩場には高山植物が春を告げる、ハクサンイチゲ、ユキワリソウ ツガザクラ ツガザクラ ザンゲ岩を見上げる 冷え込んだようだ、岩肌が凍っている 要注意ヶ所を慎重に通過 イワカガミ、ユキワリソウが緊張感をほぐしてくれる 濡れている場所を避け、山側を一歩一歩 ザンゲ岩に出る 辿ってきた尾根道を振り返る ザンゲ岩付近から天神尾根 同、谷川岳山頂部 ![]() 同、東〜南西の展望 画像クリック拡大 ザンゲ岩のアズマシャクナゲ 山頂部にやってきました、雪渓、天神尾根の合流点、トマノ耳と進みます 雪渓の手前は凍結、雪渓もカチカチ、前日の浅いトレースを小幅に進んで抜けた 雪渓の手前の平坦な場所は凍結、ここはすんなり通れたが、斜めに上がって横断する雪渓がカチカチ、これにはマイッタ。前日の薄いトレースを小幅な歩行で進み脱出、怖かった、靴底を点検してきて良かった。実は、出際に、すり切れた軽登山靴の靴底にデスクグラインダーで溝をつけてきた、縦走用ならキックステップ何とかなったと思う、5:28天神尾根と合流、5:32雲に覆われた谷川岳山頂トマノ耳着。 ショウジョウバカマ ショウジョウバカマに迎えられ 谷川岳トマノ耳着、残念、雲の中 寒ーい、時々7,8m/secの風、雲が薄くなったり、かかったり、遠望も利かず、まず上下着込んで待つことにした。すると、突然西側の雲が切れ、苗場山が現れる。苗場山を撮ったつもりのこの写真、左下にブロッケン現象が現れていた、不思議な世界だ。シャクナゲを探していたら、比較的近い場所に一株、下って行くと、霧氷があちらこちらに、足元にはミツバオウレンが、笹の中でシャクナゲの花が凍っていた。ちょっと待って、雲間からオキノ耳を背景に、凍ったシャクナゲを撮った。多分、この花は、陽がさせばやられてしまうだろう。しばらくネバッタが、北方向は一ノ倉岳が薄っすら見えただけだった、5:44寒い山頂を後にする。 雲間から苗場山を撮ったつもり、薄いですが、左の雲にブロッケン現象、谷川岳の天辺(影)に私がいます 明け方冷え込んだんですね、新緑に霧氷です ミツバオウレンの花が凍ってます 一瞬晴れて、凍ったアズマシャクナゲの花をオキノ耳を背景に撮りました トマノ耳からオキノ耳 トマノ耳からオキノ耳 トマノ耳からオキノ耳 ![]() トマノ耳から東〜南方向 画像クリック拡大 ![]() トマノ耳から東〜南方向 画像クリック拡大 トマノ耳から苗場山 5:48、ひっそりした肩の小屋の前を通り、縦走路に入る。ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ユキワリソウが寒そうに震えていた。下って、鞍部で中ゴー尾根ルートを分ける、6:07。 柔らかい路肩は薄っすらと凍っていた、 肩の小屋を通り縦走路に踏み入る。 ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ ハクサンコザクラ ユキワリソウ 岩場で高山植物の共演 茂倉岳の雲がとれてきた 鞍部で中ゴー尾根の道を分ける シラネアオイが点々と咲いていたが、首を垂れて・・・ イワカガミは元気だった 天気が回復し、上りに入って汗ばんできた、6:41オジカ沢ノ頭、南方向に曲がりちょっと下って、6:44オジカ避難小屋、ここで着込んだ上下を脱いでザックに突っ込む。今度は右に曲がって鞍部へ、ここで反対周りの縦走者に会う、荷物の量からして、どこかで泊まったと思う、タイミング的にも早すぎる、7:12小障子ノ頭、7:24大障子避難小屋。 ![]() 登り返して谷川岳を振り返る 画像クリック拡大 直下からオジカ沢ノ頭 ![]() 少し進んで谷川岳〜榛名山 画像クリック拡大 生き延びた感じのするシャクナゲと谷川岳 俎ー山稜、右遠方に浅間山 アップでもう一枚 四阿山、本白根、白根山、白砂山遠望、手前にオジカ避難小屋 オジカ沢ノ頭、直下の花畑 俎ー山稜と先端付近に川棚ノ頭、白い点はハクサンイチゲ オジカ沢ノ頭山頂 西方向に雲の残る万太郎山 ![]() オジカ沢ノ頭から茂倉岳〜トマノ耳 画像クリック拡大 同、オジカ避難小屋 登山道から、日光白根山、武尊山方面 同、皇海山〜前袈裟丸山 同、赤城山 登り返すと、逆回りのおっちゃんと会う 手前が小障子ノ頭、後ろに大障子の頭、万太郎山 小障子ノ頭 下方に関越トンネルの煙突 ![]() 山頂から湯沢の街〜オジカ沢ノ頭 画像クリック拡大 西斜面の花畑、ハクサンイチゲ 同、チングルマはまだ咲きだしたところ 大障子避難小屋、大障子ノ頭、万太郎山 ![]() 小障子ノ頭、オジカ沢ノ頭〜川棚ノ頭 画像クリック拡大 大障子避難小屋 大障子ノ頭、奥が万太郎山 もう、ここまで来たら半分道中の万太郎山は近い、前回のタイムとほとんど一緒、緩やかに上って、7:41大障子ノ頭、前後左右眺めながらの稜線歩き、素晴らしい眺め、風も和らぎ上りは暑く水がハカドル。下ると鞍部に女性が3人、小屋泊で縦走とか、登り返して万太郎の東斜面に取付く。少々ジグザグって、いい気分、大きな吾策新道の道標が光っている、人声が流れてくる、だれかいるようだ、8:21吾策新道分岐点着。 ![]() 大障子ノ頭直下から進行方向 画像クリック拡大 大障子ノ頭、後ろは万太郎山 下って鞍部で朝食をとるGr、肩ノ小屋泊で縦走 小さな岩峰の陰で、元気なシャクナゲ おお、万太郎山に近づいた 岩峰に咲くヒメイワカガミ 下ってシラネアオイ、イマイチ元気ないですね ちょっとやられてましたが、シャクナゲ、背景は茂倉岳〜大障子ノ頭 ![]() 万太郎山東斜面から巻機山〜十二ケ岳 画像クリック拡大 同、巻機山 吾策新道の道標が見えた 吾策新道の道標 良い眺めだ、巻機山が良く見える、越後三山の駒ケ岳、中ノ岳も、燧ケ岳&至仏山、日光連山、武尊山、皇海山&袈裟丸山、・・・・・、素晴らしい。しかし、山頂部のシャクナゲがほとんどやられてしまっている、緩やかに進んで、8:26-8:32万太郎山。 ![]() 道標から巻機山〜万太郎山 画像クリック拡大 同、谷川岳方面 同、巻機山方面 画像クリック拡大 重症ではなさそうですが、シャクナゲとエビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、苗場山 万太郎山到着、ここにも小屋泊の縦走者 ![]() 万太郎山の眺望 画像クリック拡大 日光白根山〜苗場山 ![]() 同、赤城山から苗場山 画像クリック拡大 先客4人、この方たちも小屋泊で縦走とか、やはり魅力があるんですね。腰を降ろし、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、ちょこんと出た平標山に見入る、ここまではまあまあ順調、予定は8:00〜8:30、そうゆっくりもできないがこのペースを崩さないで後半を頑張ろう。 【後編:万太郎山⇒元橋駐車場】へ |
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