★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-806 平標山・仙ノ倉山 |
山行日 2015年6月11日 曇りのち晴れ 2名 コース 概略図はこちら 元橋駐車場(R17火打峠付近)→松手山経由平標山登山口→松手山→平標山→仙ノ倉山→ 平標山→平標山の家→平元新藤登山口→(岩魚沢林道)→元橋駐車場 平標山のお花畑も見頃を迎えているようだ。府中在住の友を誘って、でかける。10日の予定でスケジュールを組んだが、コロコロ変わる天気予報に1日延ばしてしまった。吉と出るか凶とでるか、最悪雨には降られたくない。でも、雨具の他に傘をザックに突っ込んでおいた。2/28に赤城山での雪遊び以来の山行である。友を迎え、高速道へ入る、月夜野ICで降りる予定だったが、先日の事故の話をしていて、通り過ぎてしまった。水上ICで降りて、いや湯沢ICで降りてバックしよう、時間的にはこの方が早いかも。高速料金は別として、早かった、準備をして6:05出発する、曇り空。 【1.駐車場⇒松手山】 【2.松手山⇒平標山】 【3.平標山⇔仙ノ倉山】 【4.平標山⇒駐車場】 川沿いの小道を歩き、突き当る、下山の負担を考え、左にコースをとって、6:09松手山経由で平標山に向かう。林中の長い急登、ペースを落として進むのだが、後続者は現れない。女性2名の先に出て、鉄塔へ、7:08-7:13小休止、更に急登は続き、7:46松手山へ。 標高980m 元橋駐車場 ¥600 、小道に入り 突き当って左折、橋を渡って松手山経由平標山登山口へ ブナ林の中、いきなりの急登、緑は素晴らしいが・・・ 岩岩の道に変わり、更にこたえる坂道 緩やかになると間もなく鉄塔に出る 鉄塔の間に霞む苗場山 一息入れて、雑木林の中、急登は続く ブナ、シナノキ、ダケカンバなどなど、樹床は笹(?) 泥濘を抜ければ松手山、標高1614m、駐車場との標高差634m、平標山へあと370m 平標山山頂は雲の中 苗場山も薄っすらと見えるだけ ◆駐車場⇒松手山で出逢った花 ツルアジサイ アマドコロ(?) ヤマツツジ タチツボスミレ(?) ニガイチゴ タニウツギ ガマズミ ヤグルマソウ アカモノ ベニサラサドウダン 【2.松手山⇒平標山】 【1.駐車場⇒松手山】 【3.平標山⇔仙ノ倉山】 【4.平標山⇒駐車場】 しばらく緩やかに上り、8:13標高点1677で小休止、風が少々あるが暑い、一枚脱ぐ。間もなく、所々で壊れかけている長い丸太段を半分ちょっとかな、上がるとハクサンイチゲの群落がある。最初に咲き始める場所なのだが、草丈は伸びたが、まだ見られる状態だった。先手は、すでに散ったと思うので、次々に咲くのでしょう。他に、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、オノエラン、カラマツソウも咲き出していた、8:52大山祇碑通過。ここの標高が約1900m、緩やかに上って平標山山頂着、9:17-9:51。 緩やかに上って、標高点1677付近 一ノ肩を見上げ、まだまだ急登が続くなあ ハクサンイチゲの群生地で、下方は松手山 一ノ肩、大山祇碑1900m 緩やかに上って平標山山頂着、風強し、視界悪し ◆松手山⇒平標山で出逢った花 ムラサキヤシオ イワカガミ ミツバオウレン ツマトリソウ マイヅルソウ ナエバキスミレ カラマツソウ ハクサンチドリ コメバツガザクラ ハクサンイチゲ ヨツバシオガマ オノエラン 【3.平標山⇒仙ノ倉山⇒平標山】 【1.駐車場⇒松手山】 【2.松手山⇒平標山】 【4.平標山⇒駐車場】 視界が悪く、風が強い、瞬間的には8-10m/secありそうだ、まずは、着足してから風避けのある場所で休憩。お花畑に下りかけて戻る方、「また、来よう」と言い残していずこへか去る。我が小隊は、兎に角、お花畑を見なくっちゃ、屈みながら木段を下り、花にご挨拶、今の主役は、一面に咲くハクサンイチゲ、お花畑で一際目立つハクサンコザクラ、目覚めないミヤマキンバイ、tomoさんも昨夕言っていたが花びらをもぎ取られたチングルマなど。時々薄くなる霧の合間を狙って、カメラに収める。咲きほこる高山植物に、広めの登山道を行ったり来たり、でも撮れたかな? お花畑入口、仙ノ倉山方面木段を下る 風強し、視界が悪い、でもチャンスを狙って・・・ 平標山のお花畑 18枚 鞍部を過ぎて登り返すと、ハクサンイチゲのほかは、少数となった。この辺はアズマシャクナゲとミネザクラの頃が一番輝く時だろう、木段を進み、仙ノ倉山山頂へ、10:31-10:50。誰もいない山頂だったが、東側からレインを泥だらけにした若い女性が現れる、昨日は西黒尾根を上がって、肩ノ小屋に泊まって、主脈を歩いてきたという。結果は素晴らしいが、周りに心配をかけてはいないだろうか。「大きなお世話です」、って言われるかな。往路を戻り、11:35-11:46平標山。 お花畑から木道、木段を進み 仙ノ倉山山頂へ、依然として風強し視界悪し ◆平標山お花畑の花 ハクサンイチゲ ハクサンコザクラ ミヤマキンバイ チングルマ ミツバオウレン 【4.平標山⇒平標山の家⇒駐車場】 【1.駐車場⇒松手山】 【2.松手山⇒平標山】 【3.平標山⇔仙ノ倉山】 平標山山頂に戻ると、雲があるが好天の兆し、晴れたにしても・・・、まあまあ、霧の中の花は鑑賞できたので、帰路につく。木段を下り、点在する小湿原を見ながら、下る。30cmほどに花茎を伸ばした株の傍で、ショウジョウバカマ、コシジオウレンがまだ咲いていた、雪がごく最近まで残っていたのだろう。起伏の差、日当りで生育条件が大きく変わるのは、いずこも同じ高層湿原の姿である、平標山の家12:25-12:48休憩。 平標山の家方向、長い木段を下る ハイマツ、アズマシャクナゲの間を抜け 鞍部へ、平標山の家 平標山の家を後に、丸太段を下る、標高差約450mの下りだ、延々と続く。カラマツの人工林が見えてくると、水場を通って登山口に出る、13:30。登山口にはいろいろ張られていた、『昆虫、直物の採取・持ち出し禁止』、『ペット連れの入山自粛』、『告 トレイルランナーの方 直物の保護・登山者の安全確保・登山道の維持のため 走りを自粛してください!!』、ペット連れ&トレラン自粛、考えさせられますね。ここから未舗装の林道を歩き、14:02シャダンキ、14:04橋、14:21駐車場に戻る。青空が広がり、風もなかった、冗談に「もう一度、行ってきますか」、降られなかっただけ良しとしよう。花はキレイだった、チャンスがあれば・・・・・。 平標山登山口へ 長い丸太段を下って 平標山登山口に出る ここから林道歩き シャダンキを通過 橋を渡ると別荘地内の舗装道路 往路の分岐点に出て 出発点の駐車場に戻る ◆平標山⇒平標山の家で出逢った花 ショウジョウバカマ ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン) イワナシ イワカガミ チングルマ イワイチョウ ワタスゲ(花の後です) オオカメノキ ユキザサ 総所要時間は、8時間16分、ガスにまかれ、強風にさらされ、揺らぐ花茎に悩まされた花見山行は終わった。お花畑は、しばらく楽しめるでしょう、良い天気にお出かけください。 【1.駐車場⇒松手山】 【2.松手山⇒平標山】 【3.平標山⇔仙ノ倉山】 【4.平標山⇒駐車場】 |
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