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平標山・仙ノ倉山
山行日
    2015年6月11日   曇りのち晴れ    2名

コース 概略図はこちら
    元橋駐車場(R17火打峠付近)→松手山経由平標山登山口→松手山→平標山→仙ノ倉山→
    平標山→平標山の家→平元新藤登山口→(岩魚沢林道)→元橋駐車場

 平標山のお花畑も見頃を迎えているようだ。府中在住の友を誘って、でかける。10日の予定でスケジュールを組んだが、コロコロ変わる天気予報に1日延ばしてしまった。吉と出るか凶とでるか、最悪雨には降られたくない。でも、雨具の他に傘をザックに突っ込んでおいた。2/28に赤城山での雪遊び以来の山行である。友を迎え、高速道へ入る、月夜野ICで降りる予定だったが、先日の事故の話をしていて、通り過ぎてしまった。水上ICで降りて、いや湯沢ICで降りてバックしよう、時間的にはこの方が早いかも。高速料金は別として、早かった、準備をして6:05出発する、曇り空。

 【1.駐車場⇒松手山】  【2.松手山⇒平標山】  【3.平標山⇔仙ノ倉山】  【4.平標山⇒駐車場】
 川沿いの小道を歩き、突き当る、下山の負担を考え、左にコースをとって、6:09松手山経由で平標山に向かう。林中の長い急登、ペースを落として進むのだが、後続者は現れない。女性2名の先に出て、鉄塔へ、7:08-7:13小休止、更に急登は続き、7:46松手山へ。
  
  標高980m 元橋駐車場  ¥600 、小道に入り     突き当って左折、橋を渡って松手山経由平標山登山口へ

  
              ブナ林の中、いきなりの急登、緑は素晴らしいが・・・

  
                      岩岩の道に変わり、更にこたえる坂道

  
   緩やかになると間もなく鉄塔に出る                  鉄塔の間に霞む苗場山

  
                    一息入れて、雑木林の中、急登は続く

  
           ブナ、シナノキ、ダケカンバなどなど、樹床は笹(?)

  
     泥濘を抜ければ松手山、標高1614m、駐車場との標高差634m、平標山へあと370m

  
  平標山山頂は雲の中                        苗場山も薄っすらと見えるだけ

駐車場⇒松手山で出逢った花
ツルアジサイ


アマドコロ(?)


ヤマツツジ




タチツボスミレ(?)


ニガイチゴ


タニウツギ


ガマズミ




ヤグルマソウ


アカモノ


ベニサラサドウダン



 【2.松手山⇒平標山】  【1.駐車場⇒松手山】  【3.平標山⇔仙ノ倉山】  【4.平標山⇒駐車場】
 しばらく緩やかに上り、8:13標高点1677で小休止、風が少々あるが暑い、一枚脱ぐ。間もなく、所々で壊れかけている長い丸太段を半分ちょっとかな、上がるとハクサンイチゲの群落がある。最初に咲き始める場所なのだが、草丈は伸びたが、まだ見られる状態だった。先手は、すでに散ったと思うので、次々に咲くのでしょう。他に、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、オノエラン、カラマツソウも咲き出していた、8:52大山祇碑通過。ここの標高が約1900m、緩やかに上って平標山山頂着、9:17-9:51。
  
 緩やかに上って、標高点1677付近                 一ノ肩を見上げ、まだまだ急登が続くなあ

  
  ハクサンイチゲの群生地で、下方は松手山            一ノ肩、大山祇碑1900m

  
                  緩やかに上って平標山山頂着、風強し、視界悪し

松手山⇒平標山で出逢った花
ムラサキヤシオ




イワカガミ


ミツバオウレン


ツマトリソウ


マイヅルソウ




ナエバキスミレ


カラマツソウ


ハクサンチドリ


コメバツガザクラ




ハクサンイチゲ














ヨツバシオガマ






オノエラン





 【3平標山⇒仙ノ倉山⇒平標山】  【1.駐車場⇒松手山】  【2.松手山⇒平標山】 【4.平標山⇒駐車場】
 視界が悪く、風が強い、瞬間的には8-10m/secありそうだ、まずは、着足してから風避けのある場所で休憩。お花畑に下りかけて戻る方、「また、来よう」と言い残していずこへか去る。我が小隊は、兎に角、お花畑を見なくっちゃ、屈みながら木段を下り、花にご挨拶、今の主役は、一面に咲くハクサンイチゲ、お花畑で一際目立つハクサンコザクラ、目覚めないミヤマキンバイ、tomoさんも昨夕言っていたが花びらをもぎ取られたチングルマなど。時々薄くなる霧の合間を狙って、カメラに収める。咲きほこる高山植物に、広めの登山道を行ったり来たり、でも撮れたかな? 
  
   お花畑入口、仙ノ倉山方面木段を下る         風強し、視界が悪い、でもチャンスを狙って・・・

平標山のお花畑 18枚





































 鞍部を過ぎて登り返すと、ハクサンイチゲのほかは、少数となった。この辺はアズマシャクナゲとミネザクラの頃が一番輝く時だろう、木段を進み、仙ノ倉山山頂へ、10:31-10:50。誰もいない山頂だったが、東側からレインを泥だらけにした若い女性が現れる、昨日は西黒尾根を上がって、肩ノ小屋に泊まって、主脈を歩いてきたという。結果は素晴らしいが、周りに心配をかけてはいないだろうか。「大きなお世話です」、って言われるかな。往路を戻り、11:35-11:46平標山。
  
  お花畑から木道、木段を進み                   仙ノ倉山山頂へ、依然として風強し視界悪し

平標山お花畑の花
ハクサンイチゲ








ハクサンコザクラ










ミヤマキンバイ










チングルマ
























ミツバオウレン



【4平標山⇒平標山の家⇒駐車場】 【1.駐車場⇒松手山】 【2.松手山⇒平標山】 【3.平標山⇔仙ノ倉山】
 平標山山頂に戻ると、雲があるが好天の兆し、晴れたにしても・・・、まあまあ、霧の中の花は鑑賞できたので、帰路につく。木段を下り、点在する小湿原を見ながら、下る。30cmほどに花茎を伸ばした株の傍で、ショウジョウバカマ、コシジオウレンがまだ咲いていた、雪がごく最近まで残っていたのだろう。起伏の差、日当りで生育条件が大きく変わるのは、いずこも同じ高層湿原の姿である、平標山の家12:25-12:48休憩。
  
                   平標山の家方向、長い木段を下る

  
  ハイマツ、アズマシャクナゲの間を抜け             鞍部へ、平標山の家

 平標山の家を後に、丸太段を下る、標高差約450mの下りだ、延々と続く。カラマツの人工林が見えてくると、水場を通って登山口に出る、13:30。登山口にはいろいろ張られていた、『昆虫、直物の採取・持ち出し禁止』、『ペット連れの入山自粛』、『告 トレイルランナーの方 直物の保護・登山者の安全確保・登山道の維持のため 走りを自粛してください!!』、ペット連れ&トレラン自粛、考えさせられますね。ここから未舗装の林道を歩き、14:02シャダンキ、14:04橋、14:21駐車場に戻る。青空が広がり、風もなかった、冗談に「もう一度、行ってきますか」、降られなかっただけ良しとしよう。花はキレイだった、チャンスがあれば・・・・・。
  
   平標山登山口へ                      長い丸太段を下って

  
     平標山登山口に出る                    ここから林道歩き

  
   シャダンキを通過                         橋を渡ると別荘地内の舗装道路

  
   往路の分岐点に出て                         出発点の駐車場に戻る

平標山⇒平標山の家で出逢った花
ショウジョウバカマ




ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)




イワナシ


イワカガミ


チングルマ




イワイチョウ




ワタスゲ(花の後です)


オオカメノキ




ユキザサ





 総所要時間は、8時間16分、ガスにまかれ、強風にさらされ、揺らぐ花茎に悩まされた花見山行は終わった。お花畑は、しばらく楽しめるでしょう、良い天気にお出かけください。

   【1.駐車場⇒松手山】  【2.松手山⇒平標山】  【3.平標山⇔仙ノ倉山】  【4.平標山⇒駐車場】


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