★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-892 鷹ノ巣山・雲取山 |
山行日 2017年1月4日 晴れ 2名 コース 地図はこちら(Tさん提供GPXデータ) 奧集落・登山口→浅間尾根→鷹ノ巣山避難小屋→鷹ノ巣山→鷹ノ巣山避難小屋→日蔭名栗山→高丸山→ 千本ツツジ→七ッ石山→ブナ坂→奥多摩小屋→小雲取山→雲取山・避難小屋→ヨモギノ頭→奥多摩小屋→ ブナ坂→七ッ石山→縦走路巻道→鷹ノ巣山避難小屋→浅間尾根→奧集落・登山口 相互リンクしている奥武蔵のTさんの書き込みから鷹ノ巣山〜雲取山を目指すこととなった。雲取山は今年の西暦年数と標高が一致、正月は大勢の方が目指すようだ。それに距離が伸びるが、鷹ノ巣山を加えた計画である。全てお任せ、奥多摩湖畔で待合せ、奥集落の先の登山口からピストンする。 ◆◆ Tさん提供の行程と結果は次のようです ◆◆ 奧集落・登山口(4:35)⇒浅間尾根⇒鷹ノ巣山避難小屋(6:07-14)⇒鷹ノ巣山(6:38-7:07)⇒鷹ノ巣山避難小屋(7:23-24)⇒日蔭名栗山(7:54)⇒高丸山(8:23)⇒千本ツツジ(8:53)⇒七ッ石山(9:22-33)⇒ブナ坂(9:41)⇒奥多摩小屋(10:14)⇒小雲取山(10:44)⇒雲取山・避難小屋(11:04-48)⇒ヨモギノ頭(12:13)⇒奥多摩小屋(12:18)⇒ブナ坂(12:39)⇒七ッ石山(12:52)⇒縦走路巻道⇒鷹ノ巣山避難小屋(14:04-08)⇒浅間尾根⇒奧集落・登山口(15:07) 真っ暗闇の登山道、ヘッドランプで踏み跡を拾いながら高度を上げて行く、私は2015年に歩いているが、真っ暗だったし、あまり記憶してない、Tさんの後につく。浅間神社までは山腹を巻き、ここからは尾根を直進したかと思うとジグザグしてみたり、いつの間にか人工林から落葉樹に変わっていた。急坂も所々にあるが、緩やかな上りもある、しかし、登る一方で、少し明るさを感じた頃、水場を通り、間もなく避難小屋へ到着した。 奥集落のちょっと先に奧集落・登山口 登山口から浅間尾根をトラバースして、浅間神社に出る 道標に鷹ノ巣山まで3.8km、ほとんど上り 闇夜の浅間尾根歩きも水場まで来るとほっとする 東の空が赤く染まり 鷹ノ巣避難小屋到着、宿泊者1名、外にテント2張 ここは石尾根縦走路 ここからは石尾根、Tさんとは日帰りで、2014年に奥多摩駅から雲取山まで歩き、鴨沢へ下っている。その後、2015年に単独で本日のコースを往復(帰路は別ルート)している。まず鷹ノ巣山に向かう、Tさんが「見て、見て」、ヘッドランプに反応して光る鹿の群れ発見、逃げる様子はない。明るさを増す中、富士山、雲取山を眺め寒い山頂に着く。しばらく待って日の出を迎える、赤く染まる山並に感動し、刻々変化していく天然色を目に焼き付ける。 徐々に明るさを増す中、富士山は機嫌良さそう 日の出前、急激に気温が下がったかな、サムーイ 振り向けば雲取山(左) あと一息で鷹ノ巣山 鷹ノ巣山到着、日の出を待つ 日の出、正面左が大岳山、右が御前山 手前に六ツ石山、右が大岳山 美しい日の出でした ![]() 私は富士山を撮ってます、以下私の写っている写真は奥武蔵のTさん提供です。 富士山を撮る私、 幾重に連なる山並の最奥に、富士山 赤みを帯びた霊峰富士 鷹ノ巣山も赤く、正面の陽ざしを受けた尾根が歩いてきた浅間尾根 ちょっとモヤっぽい感じのする2017/1/4の富士山 ちょっと右に目を移すと、南アルプス遠望 その右に次のピーク日陰名栗山 そろそろ山頂を後に鷹ノ巣避難小屋へ 下って避難小屋の脇を通ると、2張のテントの2名、「どこから・・・」、力のこもった声だった。登り返しては下る4つのピーク、日陰名栗山、高丸山、千本ツツジ、そして七ツ石山、1700m級が連立する。富士山、南アルプスを遠望し、大菩薩連嶺、最終ピーク雲取山を目指す山行、天気も穏やか汗ばむ陽気、雪は全くないようだ。 大きなブナの右に雲取山、中奥は和名倉山、右は芋ノ木ドッケ 縦走路の主ピークを一望する 左手に富士山を眺めながら鷹ノ巣避難小屋を通過する 富士山と辿ってきた浅間尾根 富士山の右手に雁腹摺山 その右手に大菩薩嶺(中央) 登り返す、結構の急坂です ![]() 日陰名栗山への登り返し 一段上がって緩やかに、鹿の食事時、何を食べているのかな、枯草? ![]() 日陰名栗山東斜面にて 富士山がダンダン白っぽくなっていく感じ、富士山の手前に雁腹摺山〜大菩薩嶺 ![]() 日陰名栗山山頂付近にて また、ちょっと踏ん張って、日陰名栗山1725m 日陰名栗山付近の眺望 画像クリック拡大 富士山〜雲取山 雲取山 秩父の山並 南アルプス遠望 富士山、手前は雁腹摺山〜大菩薩嶺 カラマツ林の奥に高丸山 左前方に千本ツツジ 少し下って 画像クリック拡大 富士山〜南アルプス 荒川三山、塩見岳、白根三山 キツイ坂道、登り返して 高丸山山頂到着 ![]() 高丸山山頂にて 高丸山山頂付近から 奥に南アルプス、手前左に千本ツツジ、右が七ツ石山 富士山と雁腹摺山〜大菩薩嶺 富士山と雁腹摺山 下って鞍部で巻き道分岐 登り返して 高丸山、日陰名栗山を振り返る その奥右にに大岳山、御前山 この辺が千本ツツジのピーク、右に曲がり緩やかに進む 左手に七ツ石山 ![]() 千本ツツジにて 富士山と雁腹摺山〜大菩薩嶺 富士山、大分薄くなっちゃって、雲取山までもってくれョ 七ツ石小屋、鴨沢方面分岐 少々登り返して壊れた祠 直下の七ツ以上ある大きな岩 七ツ石山山頂着 七ツ石山にて 鷹ノ巣山と3つのピークを越え、七ツ石山到着、モヤのかかったような富士山、何とかもっている。最終ピークもここまで来たら2時間とかかるまい。雲取山を眺めながらの休憩、Tさんは快調、シャッター押す手の動き、早いこと。 七ツ石山から雲取山 七ツ石山西側のの眺望 画像クリック拡大 右に雲取山 同、南アルプス ![]() 同、富士山 *********************************************************************************************** 七ツ石山を下って鴨沢からのルートを合せ、奥多摩小屋へと進む、緩い起伏の道で景色は良いし、四季を通じて楽しめるコースだろう。奥多摩小屋を過ぎると、P1813の巻き道に入る、50mほど標高差が軽減される。すぐに石尾根と合流し、150mほどの急坂を上がり、小雲取山に出る。山頂は道標の後ろ、小高い茂みのダケカンバに小さい山名板が付いていた。 ![]() ブナ坂にて ちょっと下ってブナ坂、鴨沢からのコースと合流 行き交う人増える 防火帯を兼ねた周辺の登山道 画像クリック拡大 さすが東京都 小ピークを越えて 奥多摩小屋 その先でP1813を巻く 分岐点から甲武信ケ岳方面 合流して小雲取山へ 振り返ると、霞んだ富士山 道標の後ろの小高い中に 小雲取山の山名板 若干角度が変わって、避難小屋が視界に入り、奥秩父の山並と大菩薩連嶺の後ろに南アルプスが見えるのだが、雲に邪魔された。富士山は辛うじて薄っすらと見える。石灰岩の脇を抜け、間もなく雲取山に到着する。 小雲取山から秩父方面〜雲取山の展望 画像クリック拡大 雲取山避難小屋はもう少し 富士山と大菩薩連嶺 富士山〜雲取山展望 画像クリック拡大 露岩は石灰岩が多い 避難小屋近し 避難小屋 休憩する登山者 避難小屋の横を進むと 雲取山山頂到着 ![]() 雲取山山頂にて、Tさんと私 雲取山の標高は、正確には2017.1mであるが、どこからともなく、「西暦と一致する年」で伝わり、東京都、山梨県、埼玉県の山岳連盟が、『雲取山西暦二千十七年記念』なるポール立てた、そんな情報がネットで流れ、人を呼んでいる。面白い話じゃないですか。Tさんは、付け加えて、パワースポット云々の話まで。三元日も」過ぎて減ったのかな、ここまでに会った人は20-30人だろう。 雲取山山頂から富士山 手前に雁腹摺山と黒岳 避難小屋から東方向の展望 画像クリック拡大 同、小雲取山方向 岩上に点々と10人ほど 気温は6℃ 眺望は薄い雲が多く富士山がやっと、風がなく気温は6-7℃で動いていると暑い。次々に脱いだ衣類等で、小さめのザックはパンパン、雨具、アイゼン、救急用品等々は出場所がない、11:48山頂を後にする。下りは早いものだ、七ツ石山を過ぎて、七ツ石小屋分岐点を過ぎると、鷹ノ巣避難小屋までほとんど水平の巻き道に入る、1時間ほどで避難小屋についてしまった。 下って先ほどの巻き道分岐点、奥多摩小屋 奥多摩小屋から富士山 下ってブナ坂 少々登って七ツ石山 下って巻き道、千本ツツジ、高丸山、日陰名栗山を巻く 峰谷方面分岐、前回ここから下る 高丸山 日陰名栗山を巻いて 鷹ノ巣避難小屋着 ここからは往路を戻る、真っ暗闇の歩行と違って、下りのせいかエンジンブレーキで下るようなもの、人工林の中、ジグザグルートで「どっちだっけ?」、となりましたが、道は一本、ほどなく登山口について無事終了したってわけ。 ここから登山口まで往路を下る 水場を通過 落葉樹の森を延々と下る ![]() 冬枯れの森 ベンチを過ぎると 人工林の森へ、ジグザグ下ると 浅間神社 下の鳥居から尾根の東側へ巻く 登山口に到着、下に奥集落 駐車点到着 総所要時間は、10時間32分、予報に反して風がなく、暖かい一日だった。距離が長く標高差も2000m弱と日帰りにしてはキツイ方、Tさんは歩きっぷりからして余裕、私はヤットコ歩けたって感じ。薄い雲で富士展望はイマイチだったが、まあまあかな。冬の雲取山を何度か歩いているが、雪の全然ないのにはビックリ、まあ、お疲れ様でした! |
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