山行日
2014年10月8日 晴れ時々曇り 4名
コース
旭原の林道終点→渡渉点@→謙信ゆかりに道分岐→渡渉点A→大源太山→林道終点
大泉のYさん夫妻と我夫婦で毎年秋に1泊2日で温泉と軽い山歩きを10年ほど続けている。今年は、新潟に宿をとって、大源太山を歩くことになった。幸い台風が去って、好天が望めそうな2日であったが、前日になるとどうも・・・? となり、1日目は遅発ちで谷川岳天神平の散策、2日目に大源太山を目指した、8:47。杉林の中を緩やかに進み、最初の渡渉点にさしかかる、以前はパイプの橋があったが、毎年流されてしまうようで、最近はロープを伝って渡る。左岸を少し進むと謙信ゆかりの道を右手に分ける。ここを辿れば、シシゴヤノ頭、七ツ小屋山を越えて、南側から大源太山に出られる。ここから徐々に勾配を増し、アルミのハシゴに出る。すると、ハシゴから下りてくる人がいて、次の渡渉点で危険を感じ戻ったとか。小さな沢を渡って、2つ目の渡渉点に出る、9:19。最悪、靴を脱いで渡るかと思っていたが、問題なく渡り終えた、9:24。
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旭原の林道終点、大源太山登山口 緩やかに杉林を進み
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最初の渡渉 徐々に高度を上げ
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ハシゴへ、次ぎの渡渉で危険を感じて戻ったという2名 ハシゴを上り、小さな沢を渡って
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次ぎの渡渉点へ 問題なく渡りきって、いよいよ急坂の連続となる
ここからが大源太山らしき道、連続して張られたトラロープを伝って、850mの渡渉点から、グングンと高度を上げていく。木々は緑から黄ばんだ森へ、早手の低木が徐々に目を楽しませてくれる。吹き出る汗を拭いながら、立ち止まっては呼吸を整え、また進む。突如ブナの樹間に目指す大源太の頭、「思わず見えたぞ」、と。
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岩だらけ、じめじめした粘土質の道を繰り返す トラロープを伝って上へ、上へ
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一段上ると、紅葉進んだオオカメノキが現れた
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もくもくと潅木の間を進む
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大きなブナが林立する道を抜ける
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高度とともに、森全体が黄ばんできた
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透き通るようなコシアブラの黄葉
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いい色してますね、オオカメノキ
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黄葉、これから赤くなる木もありそうです
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大源太山山頂部がブナの樹間に
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紅葉を眺めながら急登する
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見事な黄葉、日差しを浴びて輝く
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この木、何?
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ベニサラサとオオカメノキかな
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ベニサラサの紅葉
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この木も? 黄→赤に変るのかな
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カエデ
気を入れなおして、ローギヤのまま、いっぱいにふかす。10:26樹林帯を抜け低木の尾根に出る。後で「休憩」の声、景色と足元の良さそうな場所まで進み、山頂を眺めてキュウケイ。「まだ、大分あるなあ」、「紅葉もキレイだし、眺めながら歩けば・・・」、後からは誰も来ない、下山者は一人、二人、ということは、ペースとしては遅くはないのだ。
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低木の尾根筋から大源太山山頂部
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低木の尾根筋から大源太山山頂部
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大源太山北側斜面の紅葉
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ベニサラサの紅葉
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ベニサラサの紅葉
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大源太山の南西斜面の紅葉 逆光の七ツ小屋山北側の紅葉、
晴れ間を狙って、紅葉をカメラに、赤、黄、緑のアンサンブルをこの目に、時間なんか気にしない、ゆったりと雲が流れるように、この光景を存分に楽しもう。いつの間にか、前の夫婦に追いついてしまった。地図を広げて、「謙信ゆかりの道を経由して下りたい」、という。しかし、広げた地図は、一昔前の沢に下るコースしかない。「・・・・、この道を戻った方が良いですよ」、と返す。見渡したところでは、この辺が一番紅葉のきれいな高さかな、赤&黄が青空に輝く。
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大源太山山頂部に近づいた
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また陰ってしまったが、大源太山北側の紅葉
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カエデかモミジか、赤いですね
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手前はマンサクかな、後の黄葉は?
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大源太山頂直下の紅葉
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大源太山左奥に巻機山
ラスト、露岩の危なっかしい場所を抜けて
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ミズナラの紅葉、黄→茶に変るのが普通
直下の露岩の道を進み、逸る気持ちを抑えつつ、1歩また1歩、青空が迎えてもらい、山頂を踏む。「お疲れ様でした、手を握り合って急登を越えきた喜びを噛み締める、11:52-12:33。雲間から巻機山から朝日岳、谷川連峰のシルエットを眺める。残念ながら西〜北方向は雲が多い。
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頂上が見えたぞ、あと一息
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西側から大源太山山頂部
山頂には全部で10人、謙信ゆかりの道経由できた、太めのお兄ちゃん達、直下であった夫婦、昼食をとっている間に、一帯はガスに覆われる。まあ、良い景色を見てきたからいいか、と思っていたら、また、陽が戻ってきた。どうも雲が通過しているらしい。黒い雲もあり、休みながらゆっくり下るとして、そろそろ腰を上げる。
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大源太山山頂 南側から大源太山山頂部
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辿ってきた尾根筋
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七ツ小屋山へ続くルート
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東側、巻機山〜朝日岳に続くの尾根 画像クリック拡大
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下山開始、慎重に1歩1歩
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紅葉の真っ只中を行く
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もう、山頂が大分遠のいてしまった
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黄葉、きれいだなあ
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また撮ってしまった、キレーイ
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ベニサラサ、この木は沢山生えてます
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黄葉の遥か下方に魚沼こしひかりの田圃、宿にあったけど、一俵六万¥だってさ
下りは慎重に下るも、早い。振り返っては山頂を眺め、錦を脳裏にインプット、我々を抜いて下って行ったお兄ちゃん、膝にきちゃって、デンと座り込んでいた。14:39謙信ゆかりの道分岐点通過、14:55登山口着。
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そろそろ山頂部の見納めかな
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紅葉の進んだ大源太山〜七ツ小屋山 画像クリック拡大
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樹林帯に入りました、足元、慎重に
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黄葉の潅木帯
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黄葉の潅木帯
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ここが、このコース山頂部の見収めだ、また来るぞ!
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紅→黄→緑へ、麓近し
総所要時間は、6時間08分、久しぶりに山らしい山を歩いたというYさん、笑みを浮かべ、次を考えていたようだった。距離は短いが急坂は、白毛門、西黒尾根に負けないだろう、+渡渉もあり、大源太ちゃんは、甘く見てはいけない山だろう。
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