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赤岳(大雪山系)
山行日
    2016年7月10日    雨   単独  

コース 概略図はこちら
    銀泉台→コマクサ平赤岳小泉岳分岐小泉岳→鞍部折返し→小泉岳→小泉岳分岐
   赤岳
→コマクサ平→銀泉台
                          この山行の花編はこちらです。

 北海道、山行3日目、本日の予定は赤岳、緑岳、白雲岳であるが、天気が悪そうだ。昨夜も結構な降りだったし、今もポツンポツン当たる、雨具をつけての銀泉台からの出発だ、4:58。林道が赤岳登山口まで続いているが、ショートカットして5:07赤岳登山口に出る。ちょっと歩くと高山植物の群落が続いていたが、今年はまだ雪の下、管理人は2週間先だろう、とこの辺の開花を予想している。一部夏道が出ていたが、ほどんど雪上を歩いて、6:15コマクサ平にでる。一時晴れるかな、と思ったが雨が止んだだけだった、現在も小雨が続いている。
  
  昨日、石狩岳の登山口からR273に出て35kmほど走り左折、   道道1162を20kmほど走って、

  
                           銀泉台の駐車場で車内泊した

  
 昨夜から降り続いている雨、まだポツポツやっている       林道を7,8分進むと赤岳登山口に出る

  
  山間に入るとすぐ残雪の歓迎                     雪渓の右上をトラバースするようだ

  
  雪の解けた斜面には、首の垂れたチングルマ             ホソバイワベンケイが咲いていた

  
                       雪渓を横断、ノーアイゼンで問題なし

  
    入口にスコップが置かれていたが、先行者の踏み跡もあり不要だった

  
   東の空、予報は良くて曇り、青空が少々                駐車場を見下ろす

  
                    雪が途切れ、グシャグシャな道に

  
      陽がさしてきた、ラッキー、次々に雪渓を・・・、花園はまだほとんど雪の下だそうだ

  
        ここを抜けたら、珍しいジンヨウキスミレ、キバナシャクナゲが咲いていた

  
   すぐに次の雪渓を渡る・・・と、エゾイソツツジ、コマクサ、イワヒゲ、コケモモが咲いていた

 この辺の雪は消え、コマクサ、エゾイソツツジ、キバナシャクナゲ、イワヒゲ、コケモモ、キバナシオガマなどなど咲きだしているが、その先は雪渓が連続して、7:38大粒の霧が吹きつける赤岳到着。
  
               大きな岩を回り込むと、コマクサ平の看板


  咲き始めているコマクサ、メアカンキンバイ、イワブクロも・・・霧雨の中、カメラを被いながら、レンズを吹きながら、・・・       

  
                 暗雲垂れ込める中・・・

  
                           グシャグシャな道を辿れば、

  
                             また、雪渓が続く

  
             抜けると、雪かな、霜かな、赤茶けた傷跡が至る所に、キバナシャクナゲの周り

  
    ミネズオウ周辺                       イワウメも、今咲いているのは復活した花

  
   また、雪渓を抜けると、花々々、エゾツガザクラ・・・、エゾタカネスミレ、キバナシオガマ、

 先ほど大型の三脚を背負った先行者が、諦めたようで、下って行った。地元の方のようで、風を嫌って、諦めが肝心というところでしょう。私は行けるところまで、と思っているが、白雲岳は霧の中ではダメかな。白雲岳方面に入り、ホソバウルップソウ、チョウノスケソウ、キバナシオガマなどなど点々と咲いている、カメラに気を使いながら8:20緑岳分岐点に、左に入り、8:23小泉岳へと進む。花々々の起伏の小さい絶好なお花畑なのだが、横殴りの雨に風下に向かってカメラを構え、水滴を拭き拭き、傘を広げてみたが役立たず、緩やかに下ると、チョウノスケソウ、ホソバウルップソウ、キバナシオガマ、オヤマノエンドウの咲き競う花園に出た。管理人が言っていた場所は、ここかな。ちょっと登り返した所で、引き返すことにした、9:07小泉岳、9:27赤岳。
  
                 赤岳2078m、到着、大粒の霧が吹きつける、傘が役立たず

  
   小泉岳から400mほど進むと花がきれいだと案内所の方に聞いておいた、白雲岳方面に進む


    ホソバウルップソウが点々と


    ホソバウルップソウ


    ホソバウルップソウ

  
                      一瞬、100m超?、視界が広がる


    キバナシオガマ


    チョウノスケソウ


    イワウメが見頃だ、岩間に点々と


   百花繚乱、ホソバウルップソウ、イワウメ、キバナシオガマ、オヤマノエンドウ・・・


   ミネズオウ&イワウメ


    エゾノツガザクラ、左のイワヒゲはこれから


     イワウメ

  
                       白雲岳と緑岳の分岐点、左に入る


    ホソバウルップソウ


   オヤマノエンドウが綺麗だ

  
    小泉岳2158m                        ここからは小さいケルンとペイントマークが目印


    勢いのあるチョウノスケソウ、


     これが見たかった


    オヤマノエンドウに囲まれて・・・、この辺でカメラを壊さないうちに引き返そう


  ホソバウルップソウなどなど  
画像クリック拡大


     ホソバウルップソウ


 
   エゾタカネスミレ

 山頂には10人ほど後続者がいたが先へ進むのかな。明日の天気も良くないらしい、でも、団体さんが4つ、5つ、気になるところ、10:28コマクサ平、11:12赤岳登山口、11:18銀泉台到着。
  
      
赤岳まで戻る、降り続く雨、時々吹きまくる風

  
                  次々やってくるハイカー、小降りになったようだ
、風もやんだ


  
                        
エゾイチゲを撮るハイカー


   
イワブクロ


     
メアカンキンバイ


     コマクサ


 
    エゾイソツツジ

  
  
 コマクサ平に戻る、また降り出した                グシャグシャ道を下れば

  
   間もなく赤岳登山口                           出発点の駐車場は目と鼻の先

 総所要時間は、緑岳手前で引き返して、6時間20分、この気象下でチョウノスケソウ、キバナシオガマ、ホソバウルップソウ、ジンヨウキスミレに逢えたのは大きな土産だ。

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 【通り道:層雲峡の銀河の滝】








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