山行日
2013年5月14日 晴れ 単独
コース
桜坂駐車場→前巻機→巻機山→牛ケ岳→巻機山→前巻機→桜坂駐車場
3/30に予定していた巻機山山行を平標山に変更した、その後様子を見ていたが好機がなかった。雪はこの暖かさで急速に解けているに違いない、と思いつつ巻機山に向かった。平日だが5,6台は入っているだろう、と思ったが1台もない。独りか、ピッケルにカウベルをつけて4:51出発、4:54尾根コースに入る。夏道がすっかり現れ、もう全然コースの心配をすることないと読んだ。咲く花に惑わされ奥へ奥へと入り込んだのがとんだ失敗、根曲り竹と雑木の急斜面を直登し、5合目に出る、6:21。
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桜坂駐車場 沢コース分岐点
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尾根コース登り口 入口付近はすっかり夏道が出ていた
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少し進むと雪が現れ マンサク
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タムシバの花に夢中になり、とんでもない場所に迷い込んでしまった。
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5合目付近が見えていたので、藪を漕ぎ、
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大きな露岩を避けながら直登する
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勾配の緩んだ濃い藪にはマイッタが 雪庇の残がいを抜けると
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5合目に飛び出た
大分腕の筋肉を使ったが、時間的には、夏道のCTと等しく、この大源太山の光景で、すっかり気を取戻した。振り返っては展望を楽しみながら進むと、間もなく美しいブナ林に入る。林内はまだ1mほど積雪がありそうだ、時々小枝にかかった赤いテープを見るが、2,3m上の方についている。林を抜け急斜面を上ると西側の展望が開ける、素晴しい。少し進むと割引沢沿いに天狗岩、その先に割引岳がズッシリと構える、6合目7:12(?) ここから高木はなくなり、雪原を徐々に勾配を上げながら進む。左に割引岳、正面に前巻機、右手に谷川の山並、後に苗場山を展望する、7合目7:39(?) 斜度が上り、軽アイゼンでは慎重を要した、茂みに沿って安全を確保しながら登り上げ、夏道の7合5勺に出る、8:09。
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ここから眺める急峻な大源太山、素晴しい
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米子沢を見下ろし、幾筋の沢を追っていくとこれから向かう前巻機が見える
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ここでもマンサク、タムシバが咲き出していた
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雪庇の残がいを乗り越え、
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高度とともに競い合い存在感の薄らぐ大源太山ではあるが、・・・・・
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積雪がまだ1mほどありそうだ、美しいブナ林を入る
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林間から大源太山
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林間から大源太山
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林間から大源太山、6合目近し
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窪地から西側の山並 画像クリック拡大
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6合目付近から天狗岩、割引岳
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6合目付近から天狗岩、割引岳
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6,7合目間から前巻機
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同、谷川岳〜苗場山展望 画像クリック拡大
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同、割引岳、前巻機
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同、割引岳
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同、前巻機
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同、谷川岳〜苗場山 画像クリック拡大
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同、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、七ツ小屋山、大源太山
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七合目付近から振り返る
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同、谷川岳〜苗場山 画像クリック拡大
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雪渓を7合5勺まで上ったが、夏道の方が簡単と思う
7合5勺からは歩きやすくはないが、木段を断続的に歩く、9合目(前巻機まで)は夏道、傾斜も緩み、眺望が素晴しいのでゆっくり歩きたい、8合目8:27通過、隠れていた割引岳が見えてくるとそろそろ前巻機の山頂である、8:47。
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7合5勺から9合目(前巻機まで)は夏道、8合目
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8,9合間から谷川岳方面展望 画像クリック拡大
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前巻機直下
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前巻機山頂
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前巻機山頂から割引岳、巻機山 画像クリック拡大
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前巻機山頂から割引岳
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前巻機山頂から巻機山
北側に少々下って、赤いテープの下がったこんもりした場所に出る、避難小屋の上だ、北側に回ると掘り起こし始めたあとがあった、8:54。ここからもバカっ広い雪原を下り、急斜面を登り返す、9:24御機屋着。ここまで這い上がると越後三山が顔を出す、加えて天気が良ければ、牛ケ岳まで歩くと、福島、新潟、群馬、栃木の県境の山々がずらっと展望できる。少し北側に移動して、割引岳へのルートを覗いた、まだ雪庇も危なそうだし、軽アイゼンでは不安である、うまくいったら、と思っていたが、今日は牛ケ岳往復までとする。
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前巻機から少し下って避難小屋、南側は赤いテープあり 北側は少し掘り起こされている
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避難小屋前から割引岳&巻機山 画像クリック拡大
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避難小屋から少し進んで振り返る、避難小屋と背景は万太郎山
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同、前巻機を振り返る
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鞍部から割引岳
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鞍部から割引岳と巻機山 画像クリック拡大
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登り帰して御機屋から巻機山最高地点を望む
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同、牛ケ岳と巻機山最高地点
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同、割引岳
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同、割引岳、雪庇はまだまだ危険?
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同、越後三山展望
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同、八海山
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同、越後駒ケ岳
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同、中ノ岳
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同、谷川岳方面展望 画像クリック拡大
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同、谷川岳方面
御機屋からしばらく南方向に進むと、最高峰(標高点1967m)に出る、9:41。ここを山頂とする人もいれば、御機屋を山頂にする人もいる。緩い起伏をもつ広い山頂なので、明確を求める人には・・・・・。
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巻機山最高点付近、この辺が一番高そうだ、背景は牛ケ岳と越後三山
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同、谷川岳方面
最高点から少々東方向に回り込むと、朝日岳方面へ通じる分岐点がある。朝日岳方面から残雪時期に歩く人がいる、私も歩いてみたいと思ったが、願望だけで終わった(多分)、登山道がないが故に志す人が多いのもわかるなあ。
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朝日岳分岐点付近から朝日岳方面
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同、燧ケ岳〜苗場山 画像クリック拡大
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同、燧ケ岳
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同、至仏山
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同、武尊山
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同、朝日岳方面
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同、谷川岳方面
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同、万太郎山、仙ノ倉山方面
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同、苗場山方面
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牛ケ岳手前の鞍部から巻機山方面展望 画像クリック拡大
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同、朝日岳方面
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牛ケ岳の西直下から山頂を撮る
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牛ケ岳山頂 東の小高ピーク
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牛ケ岳山頂から巻機山、割引岳 画像クリック拡大
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牛ケ岳山頂から越後三山〜至仏山 画像クリック拡大
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八海山
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越後駒ケ岳、中ノ岳
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荒沢岳、兎岳周辺
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平ケ岳、小沢岳周辺
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燧ケ岳
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至仏山、日光白根山周辺
朝日岳の分岐点から北東方向に回り込み、小さいダウン&アップで牛ケ岳山頂、10:13-10:26。山頂東南にはでっかい残雪がある、貸切の大展望を満喫し、ゆっくり帰ることにする。、見渡せる範囲では、時々確認したが、人影はなかった。10:42巻機山、11:08避難小屋、11:22前巻機、11:35八合目、11:37二人に会う、11:44七合五勺、雪原を下って、ブナ林を抜け5合目12:25着小休止。
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巻機山最高点付近から朝日岳への峰、可能性は無いのだが、気になるなあ
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同、谷川岳周辺展望
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同、万太郎山、仙ノ倉山周辺展望
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御機屋から割引岳
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前巻機を正面に御機屋から下る 避難小屋を右手に
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避難小屋付近から割引岳、巻機山 画像クリック拡大
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登り帰して前巻機山頂から、咲き始めたマンサクと割引岳
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前巻機を下る 8合目
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山頂に向かう2名に会う 安全をみて夏道を下る
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ショウジョウバカマが咲き出した 7合5勺
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雪原を下る ブナ林が近づいた
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ブナ林を下る 3mほど上にテープ
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もう少しで起き上がれるかな、マンサク 5合目着
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前巻機を振り返る
往路は藪を漕いで登ったが、迷い込まないように夏道を下る、12:51四合目、12:57三合五勺、時々残雪を踏みながら尾根コース登り口へ13:16、13:19駐車場着。
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帰路は迷い込まないように夏道を下る
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花が点々と、 タムシバ
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ショウジョウバカマ
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マンサク
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スミレ
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雪の消えた夏道 4合目
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3号5勺、若葉が目立ってきた 雪から はじけたばっかりのマンサク
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イワウチワ
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イワウチワ
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緑の中にタムシバ
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尾根コース登り口へ 桜坂駐車場、私と8合目で会った人の車、合計2台
総所要時間は、8時間28分、時期的には中途半端なのか、出会った人は平日でもあり2名だけ、静かな巻機山だった。夏道が完全に出るまでには、まだしばらくかかるでしょう、目印等が少ないので迷い込まないようにね。
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