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山行日 2012年1月31日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 赤城利平茶屋森林公園P→鳥居峠→小地蔵岳→長七郎山→小沼→八丁峠→地蔵岳→大洞登山口 →(大沼)→鳥居峠→利平茶屋森林公園P 赤城山も、この2,3日沢山の雪が降ったようだ。上越は今日も雪、赤城山周辺のポイント予報は日中晴れ、一時曇りの予報もあった。久々に利平茶屋森林公園から歩くことにして家を出る、二の鳥居付近から道路の雪が連続する、凍りついた轍もあり慎重に走った。桐生通過時-6℃、みどり市で-4度、ここの駐車場で-7度である、新雪10cmほど、風は微風で体感温度は影響しないだろう。軽アイゼンを装着して、ダブルストックで7:40出発する、公園内の道をしばらく歩き、7:50登山口。前日(?)のトレースがあり、凍っていて、隠れた岩石もあり歩きにくい、積雪は徐々に増えている、1時間を要して8:43階段下に出る。階段は雪を被り段差がわからない、トレースはど真ん中についている、アイゼンが効いているので真ん中が歩きやすい。階段の最上部は只真っ白いだけ、50-60cmはあっただろう、無積雪期の2倍弱かかってしまった、9:26鳥居峠着。 利平茶屋森林公園 公園内の道を進む 広場の手前で鳥居峠方面への登山道へ 登山道、スノーシューの跡 登山道、前 登山道、後 ツララ、右手垂直の岩場 鳥居峠が視界に 雪が深くなってなってきた、30cmほど 小地蔵岳左に長七郎山 たっぷり積もっているようだ、長七郎山 1mほどのツララ、岩場 沢を通過してケーブルカー跡の階段へ、前方 後方 ケーブルカー跡の階段、下方 ケーブルカー跡の階段を見上げる 階段から筑波山遠望 崩落した岩石付近 歩いてきた下方を振り返る 崩落場所を過ぎ上方を見る 同所から下方 旧駅舎、吹き溜まりとなっていて積雪50-60cmほどあった 鳥居峠駐車場から地蔵岳 同、駒ケ岳 同、覚満淵 上空は青空、桐生では山頂部に雲のかかっていた黒檜山は見えないが、駒ケ岳はクッキリしている。右に進もか、左にしよか、小地蔵岳の北斜面、急登が面白そうだ、駒ヶ岳と黒檜山を一周するのと、長七郎と地蔵岳を周るのではあまり差がないだろう。と決めたなら、左小沼方面の道に入った所で小地蔵岳北斜面に取り付く、9:29。二重層の重い雪、おまけに吹き溜まった場所あり、80cm以上あっただろう、深い場所は斜めに上って浅そうな場所を漕いで前進する、汗を拭き拭き、小地蔵岳に辿り着く、11:26、バテタ。 小沼へのハイキングコース分岐 階段を上った場所から左斜面を直登 入口付近で40-50 浅そうな場所を選んで進む 斜度を増し、80cm超となる、私には乗り越えられる限界に近い 浅い場所を辿ってきた 駒ケ岳を樹林越しに 同、右手に皇海山、袈裟丸山方面 パウダースノーなら往生しないが、二層の重い雪、上方 下方 皇海山、袈裟丸山方面 雑木へ踏み込んだり 吹き溜まりで往生したり 駒ケ岳 駒ケ岳、奥に黒檜山が見えてきた 左に武尊山 下方に鳥居峠 ![]() 黒檜山、駒ケ岳、袈裟丸山 画像クリック拡大 勾配が少し緩やかに その分雪が深くなる 山頂は近いと思うが進まない、前方 後方 平坦になる 全体に雪が吹き溜まっている 小地蔵岳山頂 正面に長七郎山、東側からのトレースあり ここからはスノーシューのトレースあり、多少踏み込みながらも、下りでもあり快調、11:34小沼からの道に合流、半出来の雪庇を眺めながら、踏み固められた道を辿る、長七郎山11:56-12:13。上越の山は黒い雲の中、武尊山はまあまあ見えている、皇海山もやっと、日光の山々は全く見えず。西は浅間山が荒山の右手にクッキリ見えていた、時々陰る中で小休止。 トレースを辿るがあまり効なし 小地蔵岳を振り返る 小沼からの道に合流 スノーシュー、アイゼン・・、トレースあり 長七郎山北斜面から皇海山、袈裟丸山方面 尾根筋東斜面の雪庇 正面に長七郎山 トレースがないと大変だろうな 長七郎山山頂 長七郎山山頂から黒檜山 同、武尊山 同、地蔵岳 同、荒山と奥は浅間山 長七郎山山頂からの西斜面を一気に下り、小沼湖畔に出る。下りであり積雪も気にならず、あっという間に小沼の氷上に立つ、12:24。氷上の積雪が20-30cmあり、足に利いた、でも湖畔を回る時間と氷上を歩く面白さ、この季節の楽しみだろう、道路に出て12:49八丁峠着。 山頂の西斜面を下る 枝間に小沼を見ながら 急斜面を降下 積雪100cmほどの斜面もあったが突破できた 小沼東側から地蔵岳、湖面には20-30cmの雪、駐車場から沼尻に向かってのトレースあり 小沼西側から私の踏み跡 長七郎山と小沼 道路を歩き八丁峠へ ここで地蔵岳から車に戻ったオッサンに会う、遠望が素晴しかったとか、後にも先にも本日会ったのはこの方だけだった。ここからの登山者は多いようで良く踏み固められている。振り返り、辿って来た尾根筋、小沼、そして覚満淵、遠く前日光の山を眺めながら進む。4,5回ヘアピンを繰り返し緩やかな上りになればほどなく地蔵岳山頂に着く、13:21-13:28。黒い雲が上空を被い、雲間から漏れる光を待ってはシャッターを押す。誰もいない大沼、と思っていたらグリーンのテントが一張、釣りかな? スケート&釣りで賑わった大沼は今は昔の話、戻ることを期待して山頂を後にする。 八丁峠から黒檜山 トレースに沿って、歩きやすい 振り向けば、前日光方面の山並 眼下に小沼 4,5回ヘアピンを繰り返し緩やかに地蔵岳山頂へ向かう 辿って来た小地蔵岳、長七郎山、小沼 山頂部の雪、大勢の踏み跡が 地蔵岳山頂 ![]() 地蔵岳山頂から黒檜山、駒ケ岳、大沼、上越の山は雲の中 画像クリック拡大 黒檜山、駒ケ岳、大沼 大沼に一張のテント、釣りかな? テントをアップ 石像と黒檜山を眺め ロープウエイ駅舎跡を一気に下り、樹林帯を抜け緩やかに進み小ピークを進む。多少トレースが残っているが、外れて深みに入る、北面だけに深さがある。小ピークから尾根伝いに赤城青少年の家を目指して深い雪の斜面を一気に下ろうとした、下りとは言え雪質から太腿にかなりの負担となり、大きく上げようとした瞬間、攣ってしまった。立ち止まり落ち着くのを待つ、3-5分経過し、一旦離れた登山道に回り込んで出る。微かなトレースを踏んで地蔵岳大洞登山口に下山する、14:08。 ロープウエイ駅跡を一気に下る 樹林帯を抜け 緩やかに小ピークを越える、 トレースを外れると腰まで沈んだ この辺は吹き溜まってトレース不明瞭 尾根伝いに赤城青少年の家を目指したが下りでも深くて突破できず、登山道に戻る 大分下がったようだ ここが赤城青少年の家への正規の分岐点 樹林帯を真っ直ぐ下って道路へ出る そのまま湖畔に進み大沼氷上を歩く、既にグリーンのテントはなかった。湖上を渡る風に雪が舞い上がり、一時的に視界を遮る、何だか静けさから寂しさに感情が変る。回り込んで道路に出て、ビジターセンター脇を通る。気温は-6℃を示していた、動いているせいか、まだ寒さを感じない、14:45鳥居峠着。日差しが西に傾き、五輪尾根を照らす、朝とは違って新鮮味のある情景だ、素晴しい、稀に見るからだろう。ケーブルカー跡の急斜面を往路と違って一気に下り14:55階段下、のんびりと後客で踏み固まった登山道を下り、15:20登山道入口、15:26駐車場に戻る。 そのまま湖畔に進み大沼氷上を歩く、小鳥島の赤城神社と黒檜山 誰もいない氷上に踏み跡を 湖上から道路に出て、 -6℃を表示するビジターセンター脇を通り 鳥居峠へ、覚満淵 ケーブルカー跡を一気に下る 登山道からケーブルカー跡を撮る カンジキ、靴跡が増えていた ほどなく登山口に戻り駐車場へ 総所要時間は、7時間46分、深い雪の斜面に往生した山行だった。間もなく雪が締まって今日の山行が嘘のように感じるだろう。早く帰って、風呂に入り、筋肉を休養させよう。 |
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