★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-593 沼津アルプス |
山行日 2011年12月5日 晴れ 2名 コース 沼津市黒瀬バス停→香貫山→横山→徳倉山→志下山→鷲頭山→多比口峠→太平山→多比口峠→多比バス停 同じテーマで取組み、東京オリンピックの年、分岐点に立った三人、あれから48年の歳月が流れ、春に静岡市清水区在住のKiさんのもとに集ろう、と計画したが東日本大震災で延期、9ヶ月たって実現することになった。私と東京在住のHaさんは山歩きが趣味で、良い機会だから沼津アルプスを歩こう、となった。沼津アルプスとは香貫山から南へ横山、徳倉山、志下山、小鷲頭山、鷲頭山、大平山と続く山稜線を地元の愛好会が整備し、名づけたものとか。最高峰は鷲頭山でも392Mと低山ではあるが、累積標高差約1000m、距離11kmで6時間半かかるというから半端ではない。眺望が素晴らしく、眼下に駿河湾を見下ろし、北には富士山がそびえる大パノラマの世界、だとか。また、春は桜、秋は紅葉も楽しめ、何度も来てみたくなる、また都会からも大勢訪れる人気のコースらしい。 前置きが長くなりましたが、Haさんと新幹線ホームで会い三島、沼津を経由して沼津市黒瀬バス停に降り立つ。富士山と目指す香貫山方面を眺め出発する、黒瀬バス停8:26。沼津は南に位置するせいか関東に比べたら暖かい、群馬を早朝発ったもので着込んだ分をザックに詰め込んだ、道路を東方向に150mほど進み香貫山登山口へ、8:29。 黒瀬バス停から慰霊平和塔 同、富士山 香貫山登山口 階段を上り 見上げるとなかなかの急斜面、コンクリートの階段を上り、雑木林を進むと、真っ白な富士山、南アルプスを枝間に見る。富士山の雲がちょっぴり気になるところ。地図は一応準備したが、香貫山、横山、徳倉山、鷲頭山、大平山の五座を予定に辿る。細かなルートはその場で判断しよう、五座目の太平山は状況によりカットしよう、と楽しむことを優先に考えた。分岐、ビューポイントが沢山あり、何度か立ち止まってどちらかな? 9:01香貫山193m着。 落葉を踏みしめて雑木林を進む 点々とツワブキの花 枝間から富士山を眺めながら進む 街並みを眼下に富士山 同、南アルプス中、南部 コースは北側から東側に、周り 大きな岩の間を抜け アンテナに建つ香貫山へ 木々の間から目指す山並を見通して、どっちかな? こっちだ東方向に進む。道標が沢山出てくる、記述内容も豊富、エスケープコースからグルメ街情報まで、見慣れてしまえば地図を広げることもなかった、西側に駿河湾、東側に箱根の山を眺めながら進む、9:31車道へ、9:35再び山間へ。 ここから東方向に進む、南東方向に目指す徳倉山、鷲頭山、中間奥に大平山を見渡す 振り向けば香貫山 右手には駿河湾が広がる、中央は狩野川の河口付近、河口左に牛臥山 牛臥山左に伊豆マリンハーバー奥に淡島 ![]() 牛臥山を真ん中に駿河湾 燦々と照る師走の山道を長洞方向に下る 北東方向に箱根の駒ケ岳、神山を遠望する ゴルフ練習場の脇を通り車道に出て120mほど進むと 八重坂峠、再び山間へ ここからトラロープを握り滑りやすそうな急坂を登る、9:45中弛の道標を過ぎるとほどなく横山183m山頂着、9:56。下って横山峠10:15、長いクサリの手すりの道を登り返して祠を左手に見る。お供え物か、一足のスキー靴、何のためか分からない。筑波山の北に足尾山があるが、ここには履物が沢山奉納してあったが、そんな意味なのか、忘れ物とも思えない、間もなく徳倉山10:40-11:02。 トラロープを握り足場の悪い急坂を登る 中弛を過ぎると10分ほどで横山183m山頂 ここから横山峠を通り見通しの悪い雑木林をしばらく進む 左手に箱根の山が視界に入ると 長いクサリの手すりの道、しばし辛抱 緩やかになると左手に石の祠 奥にスキー靴一足、忘れ物? 供え物??? 徳倉山256m山頂に着く 山頂に三角点 ここは展望の良い山頂だ、誰も絶景ポイントに数えるだろう、富士山、南アルプス、駿河湾と素晴しい。しかし、今日の富士山、雲は山頂を遮ろうとしている。ここが今日のコースの中間点に近いだろう。ここから竹の手すりを伝って南方向に下り香貫台分岐を過ぎると緩やかになる、対空壕跡というロープに囲まれた一角がある。深さ3mほど横穴があいているようだ、戦時中使用した跡とか。時々視界が開け駿河湾、箱根方面を眺め、目指す山並を進む、11:34志下坂峠、少々登り返して広々した休憩ポイントに出る、11:39-11:57。ちょっと早いが昼食をとる。Haさんの後を歩いてきたが、歩きなれたもので私を気づかっているようにも見える、早さ、休憩のとり方も私と似ている。 山頂から沼津の街と愛鷹山、富士山、雲に覆われそう 同、南アルプス遠望 トベラの実 竹の手すりを伝って南方向に下り香貫台分岐を過ぎると 緩やかになって対空壕跡を右手に 右側が開け淡島に近づいた感じ 先方の小鷲頭山、鷲頭山に接近 眼下に馬込 岩を避けながら下れば 志下坂峠 傍らに石祠、イノシシに倒されたので起こしたとか 少々登り返すと 広々した肩に出る 左に志下山、小鷲頭山、鷲頭山展望 眼下に駿河湾が広がる ここから緩やかに進み駿河湾の眺望を存分楽しませてくれる、志下山12:00。下って12:05馬込峠、若干進んで12:14志下峠、急坂を少し辿ると中将岩に出る、12:19。ここは平清盛の五男、平重衡が隠れ住んだ場所とか、阿弥陀如来が祀ってある。ちょっと急坂を上ると小鷲頭山、湾の眺望が素晴しい、12:34。山頂の東側に平重衡切腹の場あり。10分ほど緩やかに上ると沼津アルプス最高峰鷲頭山392mに着く、12:44-12:53。 湾の展望ポイント箇所連続 志下山214mへ出て 馬込峠 志下峠を過ぎるとまた急登 中将岩 阿弥陀如来石像 三島方面の街並と箱根の山 トラロープを握り締め 小鷲頭山 山頂東側に平重衡切腹の場、一登りして 東西の眺望が開け、広々した山頂に腰をドッカリ、熟れたマユミは山のものだが、色づいたナツミカンこれは何だろう、もいで祠に供えるのかな、と思って祠を見ると2つあがっていた。山頂を後に進もうとしたら、Kiさんから電話が入った、「予定通り・・・」、「田子の浦にいる、1時間ほどで・・・」、これで連絡がとれた、一安心。 沼津アルプス最高峰鷲頭山392m 平坦な山頂と北側に石祠 ナツミカンも色づいて・・・ マユミの実 東側から太平山 北東に三島方面の街並と箱根の山、駒ケ岳&神山 最後の大平山を見ながら下って、13:04多比峠、岩尾根を緩やかにアップダウンを繰り返し進む、5,6ヶ所小ピークを越えただろうか、13:30多比口峠着。ザックを置いて太平山へ13:40着小休止。一ヶ所東南から山並が見えたが、他は眺望なし、戻って多比口峠13:58。峠から南方向に下る、歩きやすい道だ、14:09コンクリートの道に出る。ニホンスイセンが咲き始め、色づいたみかんがなっていたが、手入れされている雰囲気ではない。道々の人工林のなかにも古い石垣が残っている、畑だったのか、人家があったのか、そんな感じ。 東方向に下って多比峠 岩尾根を緩やかにアップダウン 鷲頭山を振り向く 緑の樹林に真っ赤な紅葉 角礫岩の道に変ればほどなく、 多比口峠 少々登り返すと大平山 南東方向の山並、伊豆? 中部地建・と刻まれた三角点 サルトリイバラの実 太平山で折り返し多比口峠から下って、 みかん栽培地へ?、ここからコンクリートの道となる 鷲頭山、下から見上げると紅葉が綺麗 里に向かって緩やかに下る 三叉路 多比地区 ゴール、多比公民館&バス停 14:19三叉路と書かれた道標に出る、もうゴールは目と鼻の先、人家の間を通り14:26多比公民館着。総所要時間は6時間丁度、富士山と駿河湾を眺めながらのHaさんとの沼津アルプス山行、はじめての感じはなかった、良い汗かいた。Kiさんと合流、Kiさんの案内で修善寺の虹の郷でもみじ狩り、夕日に映える紅葉の美しさに、48年の歳月を重ね、感動。10枚ほどおまけとして貼り付けました。 【おまけ、修善寺、虹の郷 もみじ林】 落日の紅葉、人生を刻んだ三つの顔、まだまだ・・・・・、次回は何処で。 |
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