★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-630 白馬三山 |
山行日 2012年8月1日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 猿倉→白馬尻→(大雪渓)→頂上宿舎→白馬山荘→旭岳分岐→白馬岳→旭岳分岐→丸山→杓子岳→鑓ケ岳→ 大出原分岐→鑓温泉→小日向のコル→鑓温泉分岐→猿倉 @猿倉〜白馬岳 @の花編はこちら A白馬岳〜鑓ケ岳 B鑓ケ岳〜猿倉 先週日本橋⇒富士山が終って一段落、白馬岳を歩きたくなった。予報は晴れのち曇りか霧という、三山日帰りを目指して出かける。コースタイムは14時間、累積標高差が2320mとなるとハードに分類されるかな、3:07猿倉駐車場を発つ。天空から星を頂き、真っ暗闇の道を辿る、何故かこの林道、往路の明るい道を歩いたことが無い、3:17鑓温泉分岐点通過、予定通り歩ければここへ下山する。林道の行止まりから登山道へ、3:58-4:17白馬尻、朝食&明るくなるのを待つ、寒さに1枚着込む。 猿倉荘西側の小道を入り林道へ出る 5分ほどで鑓温泉登山口に出る、帰路の出口となる 林道を一部迂回する 林道終点から登山道へ 白馬尻 東の空が少し赤く 茜色に染まる、戸隠山 小屋の脇を通って夏道へ入る、10分ほど進んだ所で消灯、間もなく大きなケルンに到着、4:32-4:42、アイゼン装着。ここからベンガラの道が雪渓上ついている、誰も来る気配がない、貸切状態で雪渓に降りる。感触上々、雪の上をぬける風、時々生暖かい風を運んでくるから不思議だ。徐々に明るさを増し、日の出を迎えたようで、上部斜面を赤く染める、そして下部へと降りてくる。こちらも上っているから、速度が速い、15分ほどで足元まで日が当たってきた。山並が朝焼けから、薄赤くなって徐々に消えていく。移り行く様をじっくり楽しむ、私の毎度の楽しみ方である。 上部は暗くてはっきりしない ヘッドランプを点けたまま夏道を進む 東の空はすっかり明るくなった、消灯 キヌガサソウ、ミヤマカラマツの咲く道 大きなケルン到着、ここでアイゼン装着 白馬大雪渓、ベンガラ(赤色)を辿って進む 陽が昇ったようだ 上部の山肌が赤く染まる 徐々に広がっていく、意外に早い ![]() 赤く染まった山肌、右に白馬岳、左に杓子岳 画像クリック拡大 こちらも上って行くから範囲が広がり、薄くなっていく 稜線から太陽が顔を出す 足元まで陽が差す 全体が薄赤くなった 変化の様子が面白い 夏の日差しに変る 昼間の背景色に変る 1時間ほどで取り付き場所に到着、5:44、今の時点で取り付き位置が大分上のような気がする、雪が多いのかなあ。花の間を縫って進む、ミヤマカラマツ、メタカラコウ、ミソカワソウ、ミヤマキンポウゲ、クルマユリ、ハクサンフウロなどなど次々に現れる、「良く顔を見て・・・」、「もう少し前だったら・・・・」、と言葉をなげかけてくるようだ。小雪渓の付近で左右どちらも通れるような目印があった。右の雪渓に入って再びアイゼンを装着、そのまま雪渓上の急斜面を歩いて避難小屋の上方で登山道に戻った、ちょっぴり得したような損したような、6:55お花畑の真っ只中、標高2553m、案内板に出る。ここでやっと本日一人目の方に会う。 大雪渓の取り付き場所が見えてきた 大きなクラックが出来ているが、まだ初期段階だろう 取り付き部、アイゼンを外す 南側は杓子岳の北側斜面 取り付き部から下方を見る、人影なし ![]() 東方向の山並 画像クリック拡大 ポイントに板片 花を眺めながら高度を稼ぐ 小雪渓を横断 杓子岳北斜面 避難小屋、大きな岩の右 雪渓を上り(自己責任) 村営宿舎の見えた所で正規登山道へ 結構な急斜面でした、後ろは杓子岳 妙高山&高妻山方面 四阿山&浅間山方面 お花畑、標高2553m 杓子岳の奥に鑓ケ岳が頭を出す ここまで上って来ると杓子岳、鑓ケ岳が「早く来いよ」とジロジロ見ているようだ、7:22村営宿舎、7:29稜線に出て旭岳分岐点着。突如現れた剱岳、その遠方に白山、素晴しい遠望だ。花と眺望に、忙しい、忙しい、7:46白馬山荘、裏手のガレた道を上れば白馬岳山頂、8:01-8:16。 四阿山&浅間山方面 杓子岳&鑓ケ岳、お花畑、イワオウギ お花畑、イワオウギ、ハクサンフウロ お花畑、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ お花畑、ハクサンイチゲ お花畑、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ ロープの張った遊歩道を上ると、杓子岳の左に秩父連峰、八ヶ岳、富士山 村営宿舎着 裏手を少し登ると旭岳の分岐点 分岐点から村営宿舎のテント場、杓子岳、鑓ケ岳、右前方に丸山 分岐点から丸山への稜線、後ろに剱岳、毛勝三山、間に白山 分岐点から別山と剱岳 分岐点から毛勝三山(左から猫又山、釜谷山、毛勝山) 分岐点から剱岳と毛勝山の間に白山 分岐点から旭岳 分岐点から白馬岳、白煙は白馬山荘の焼却場、“戦艦 白馬山荘”と名付けておこう ![]() 白馬山荘付近から南方面の展望 画像クリック拡大 ガレた道を進むと 間もなく山頂へ 白馬岳山頂 ![]() 山頂の展望、朝日岳〜富士山〜毛勝山 画像クリック拡大 朝日岳、雪倉岳、方面 焼山、火打山、妙高山、右奥は越後駒ケ岳と中ノ岳 地蔵山、乙妻山、高妻山、戸隠山方面 浅間山方面 秩父連峰、八ヶ岳、富士山方面 南アルプス方面 杓子岳、鑓ケ岳、後ろに鹿島槍ケ岳、右後ろに槍ケ岳 穂高岳、槍ヶ岳方面 大汝山、別山、剱岳 毛勝三山、旭岳 朝日岳、雪倉岳、方面 小蓮華山、頚城山塊 大雪渓を上から下へ 画像クリック拡大 大雪渓を上る、雪渓上に16人見えます 次々やってくるハイカー、でも10人位、平日なので少なめだ。小蓮華側と半々かな。360度の展望を楽しみ、早々に下山する。それにしてもプラスチックの焼却臭、登山道にも流れていた、高山植物にも影響するかもね。“野焼き禁止”が常識の世の中、何故かな? @花編はこちら A白馬岳〜鑓ケ岳 B鑓ケ岳〜猿倉 |
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