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山行日 2011年11月23日 晴れ 単独 コース 平標山元橋駐車場→(林道)→平元新道登山口→平標山乃家→平標山→仙ノ倉山→平標山→松木山→ 平標山登山口→元橋駐車場 上越の雪景色を堪能しようと平標山へ出かけた。気象の変化にもよるがうまくいって12月上旬を限界としている。以降は能力からして危険度を増すからである。例によって山の日の出を見ようと早発ちする、元橋駐車場4:21出発。林道をしばらく歩く、4:42ゲート通過、未舗装になって高度を徐々に上げて行く。沢の音が一時途切れ、再び聞こえてくると平元新道登山口へ出る、5:11。ここから山中に入り、断続する木段を進む、林道寄りの半分ほどカラマツの人工林、小屋寄り半分は紅葉落葉樹、って感じ。駐車場では満天の星だったが、曇ってしまったのか、数えるほどである。明るさを感じ、ヘッドランプを消したり点けたり、稜線方向ダケカンバ越しに月齢26.3の月が輪郭を綺麗に輝かせていた、間もなく消灯、平標山乃家着6:06-6:29。 林道駐車場からしばらく林道を歩く 舗装はゲートまで 平元新道登山口、 ここから山間へ入る 断続する木段 稜線に26.3日の月 明るさを増し山並がクッキリ 苗場山 仙ノ倉山 平標山 エビス大黒ノ頭 大源太山 大源太山寄りの小ピークに進んでみたが、日の出の位置が大源太山と赤城山の間のようだ、暗雲があって分かりにくい。朝食をすませ木段を進み、日の出を気にしつつ振り向いては様子を見る。結局大分遅れて、6:46赤城山と袈裟丸山の中間から雲間に昇った。日の出とともに雲が払われていく傾向にあった、平標山周辺が早く、浅間山付近はどんよりした感じだった。霧氷の残る低木の間を抜け、7:18平標山山頂着。 雲間から日の出 霧氷の残る南斜面と仙ノ倉山を木段から 同、平標山 同、平標山 平標山山頂 山頂は風が意外に強く顔面を刺す、気温も完全に氷点下の世界だろう。目出し帽をつけ、更に着込んで仙ノ倉山を目指し木段を下る。積雪は平均したら10cmほど、見通した感じでは、昨日の踏み跡も残っているし、吹き溜まりも大したことないだろう。仙ノ倉山、振り返っては平標山、苗場山を見ながら進む。 【平標山〜仙ノ倉山間から仙ノ倉山、平標山、霧氷】の画像はこちらへ 鞍部から登り返すと登山道の凹んだ所に吹き溜まりができ50,60cmあった。木段から踏み外し危険も感じる、ストックで探りながら慎重に進む。東方向に進むにつれ、風が強くなってきた、平均5,6m/secぐらいかな、雪が舞い上がり草の霧氷をなめていく、水蒸気やホコリにも見える、8:24コーナーのP2021着。ここまで来ればもう一息、風の当たらない木段の雪が解け出した、気温も上がってきたようだ。ここから20mほど下って最後の上りになるのだが、木段が雪をかぶって見当がつかない、恐る恐る下ったが、失敗、躓いて転がり落ちてしまった。雪を払って登り返す、仙ノ倉山山頂8:44-8:59。 平標山山頂から苗場山 同、赤城山 同、子持山、十二ケ岳 同、榛名山 同、浅間山 風に舞い上がる雪 画像クリック拡大 ほぼ見えてきた巻機方面の山並 登山道も雪をかぶって不明瞭な所あり 北アルプスが苗場山の左に 登山道を塞ぐ雪景色もきれいだ ここはすんなり通れたが・・・・ 巻機山方面がクッキリと 画像クリック拡大 小獣の足跡も絵になる光景 P2021付近からエビス大黒ノ頭 P2021付近からエビス大黒ノ頭 P2021 仙ノ倉山までもう一息 北側に見える新潟の山 仙ノ倉山山頂 風が強いが絶景に見入る、南に雲が多いのか富士山、秩父、八ヶ岳が見えない他は素晴しい展望だ。周辺を見渡しても人の姿はない。見渡す谷川山系、まだ薄っすらに過ぎないが、根雪となるのは時間の問題だ。写真を一回り写して帰路に着く。 ![]() 巻機山〜榛名山 榛名山〜平標山 ![]() 浅間山〜守門岳 ★以下の10枚、山頂からの写真は巻機山から右回りで一周です。 巻機山〜燧ケ岳 画像クリック拡大 燧ケ岳〜皇海山 画像クリック拡大 皇海山〜子持山 画像クリック拡大 子持山〜浅間隠山 画像クリック拡大 浅間隠山〜白砂山 画像クリック拡大 四阿山〜横手山付近 画像クリック拡大 平標山の左奥に北アルプス 画像クリック拡大 平標山〜苗場山 画像クリック拡大 平標山〜苗場山 画像クリック拡大 新潟北部の山 画像クリック拡大 9:14、P2021、若干解けたような気がする。西方向に下るとこちらにやって来る今日一人目の男性、松手山から来たようだ、「道はこんな感じ」、「そうです、踏み外さないように」、この会話で充分だ。往路の踏み跡を踏んで平標山9:54、小休止。 P2021 今日はじめて会った男性 P2021西下方から平標山、苗場山 同エビス大黒の頭 ![]() 巻機山、仙ノ倉山、青空の下、クッキリ 平標山 仙ノ倉山、今年の見納めか 松手山方向に下って小ピークの鞍部から苗場山 山神碑 長い木段と松手山 平標山を振り向く P1960付近から一ノ肩 同、松手山、苗場山 同、平標山 松手山から苗場山 同、平標山 ジメジメした道を緩やかに進み 木段を下って 鉄塔の脇を抜け ほどなく平標山松手コース登山口へ 気温が上昇し泥濘んできた登山道を下る、特に長い木段は気を使うところ、10:山神碑、P1960で休憩10分。山頂に向かう7,8人会って松手山11:04着。足場の悪い道はここからも変らず、11:27鉄塔脇通過、ほどなく尾根筋から離れ平標山松手コース登山口11:55、ふれあい橋を渡って元橋駐車場へ11:58着。総所要時間は、7時間37分であった。好天に恵まれ、風少々強く寒かったが、眺望は素晴しかった。本格的な雪のシーズンは直ぐそこに、上越の山はしばらくご無沙汰となるだろう。 【平標山〜仙ノ倉山間から仙ノ倉山、平標山、霧氷】の画像はこちらへ |
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