★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-445 悪沢岳(至仏山撤退) |
山行日 2009年4月28日 晴れ 2名 コース 鳩待峠→オヤマ沢田代(荒天により撤退)→悪沢岳→鳩待峠 鳩待峠までの道路が冬季閉鎖解除される4月24日から5月10までの間、鳩待峠と山の鼻双方からの至仏山登山が許される。ドンピシャ登山の葱さんを誘って、計画を立てる。最終的には天候の判断、2つの高気圧にはさまれる不安定な要因はあるが、一日中晴れの予報のもと決行を決める。鳩待峠まで車で晩のうちに向かう、路肩の新雪がライトに照らされる、結構の量が降ったようだ、濡れた路面は凍ってなかった、登山道の案内板まで入って満点星を仰ぎ仮眠。着込んで寝たが夜中寒さで目を覚ます、ガラスはカチカチに凍っていた、カイロを貼って続眠につく。 車の暖房をきかせて真冬並みの身支度、軽アイゼンをつけ、駐車料金¥2500を支払って、4:35出発する。葱さん先頭で新雪を踏む、目印の赤いリボンとペイントを拾いながら、日の出前の樹林帯を黙々と前進する。薄い雲が目立つが上空は晴れ、枝間から眺める尾瀬の両座の山頂部は雲がかかっていた。20分ほど歩いた所で後続のワカンをつけた若い男性が足早に過ぎ去って行った。新雪の吹き溜まりあり、雪面の小さなアップダウンが連続する。トレースも多少残っている、スキー、スノーボード、スノーシューと色々だ。日の出とともに林中は明るくなり、希望は見えたが、雲が高度とともに増していく、山並みは雲に隠れがち。 至仏山の裾野は見えてきたが・ 葱さん、新雪踏みしめて 赤い紐を目印に、夏道と交差しながら樹林帯を進む まだ1mは雪があるだろう 目印を確認しつつ 朝焼けのアヤメ平、燕巣山・四郎岳 ダケカンバ、ブナの大きな木が目立つ 至仏山裾に朝日が・・ 間もなく森の中も明るく 朝日に輝く木々 ![]() 樹林帯の中の小ピーク 小ピークを巻いて20cmほど積もった新雪の急斜面をトラバースしていく、気持の良いもんだ。いつの間にか、ダケカンバとブナからアオモリトドマツへと変っていた。霞んだ尾瀬ケ原を遠望しながら、高度を上げていく。至仏山山頂部は雲に被われている、とれそうもない、いや、黒い怪しい雲が急速に流れている。1900mを過ぎる頃から風を伴い、寒さを一段と増す、「とりあえず、小至仏を目指しましょう」、とコース変更も考慮する。悪沢岳の東面の針葉樹林帯通過する頃、巻き上げる雪と前方の遮られた視界に、「もうちょっと先のオヤマ沢田代を越えた所で引き返して、比較的視界の良い悪沢岳周辺散策に切り替えましょうか」、と変更してもらった。 西側を巻いて進む 新雪の斜面を揚々と 燧ケ岳の山頂に雲 霞む尾瀬ケ原 至仏山山頂部は雲に被われる 急速に悪化、押し寄せる怪しい雲 着雪も徐々に量を増す 見た目はキレイだが至仏山までは行くとなると? 地吹雪と寒さにとりあえず小至仏山までと思ったが、オヤマ沢田代までに変更 悪沢岳付近を通過 小至仏山が霧の中に姿を オヤマ沢田代と小至仏山 悪沢岳付近を振り返る オヤマ沢田代を抜けた地点 雪原と着雪したアオモリトドマツ 小至仏山 小至仏山 ![]() 小至仏山 ポールの連続するオヤマ沢田代を横断すると時々小至仏山が顔を出した。北側の至仏の雲はとれなかった、7:15本日の最高点として折り返す。ここで冬景色を撮っていると、天候は明らかに回復していた。しかし、この時点で再度変更して予定コースに戻す判断は出来なかった。西側の吹き溜まりをまわり絶景を取り捲り、笠ケ岳親子を撮って人声に耳を澄ますと、昨夕電話のあった東松山のMさんらしい。「Mさーん」と声をかけるとやっぱりだった、来ていた。葱さんに失敬して下って登山道に出てMさんと、Mさんは途中で会った方と絶景にボリュームが上り、たまたま私の耳に届いたようだ。 【オヤマ沢田代付近にて】 オヤマ沢田代と悪沢岳 小至仏山 小至仏山 小至仏山 ![]() 小至仏山 笠ケ岳と小笠 笠ケ岳と小笠 笠ケ岳と小笠 笠ケ岳と小笠 燧ケ岳 燧ケ岳 燧ケ岳 ![]() 小至仏山を背景にオヤマ沢田代 小至仏山を背景にオヤマ沢田代を進む葱さん ![]() 悪沢岳 ![]() 悪沢岳と笠ケ岳&小笠 笠ケ岳方面の登山道案内 オヤマ沢田代と小至仏山 戻って、西側を進み、悪沢岳山頂部へ7:50、燧ケ岳、小至仏山、まだ雲の残る上州武尊山、笠ケ岳、小笠、遠望する日光白根山、皇海山、袈裟丸山、赤城山を眺めながら絶景に時を忘れる。ついに至仏山も小至仏山の右に姿を現す。 【悪沢岳周辺にて】 燧ケ岳 悪沢岳山頂部 小至仏山 小至仏山 小至仏山 小至仏山 小至仏山 小至仏山 笠ケ岳と小笠 笠ケ岳と小笠 笠ケ岳と小笠 上州武尊山と笠ケ岳 燧ケ岳に向けて・・ 日光白根山 赤城山 皇海山と袈裟丸山 ![]() 小至仏山、燧ケ岳、日光白根山とオヤマ沢田代 ボードを担ぎ、スキーをはき、スキーを引きながら続々と上ってくる人たちを遠巻きに新雪を踏みながら樹林帯の絶景ポイントを探しながら下る。これもまた楽しからずや、ってところ。 【悪沢岳⇒鳩待峠の眺望】 尾瀬ケ原と燧ケ岳、左に会津駒ケ岳 尾瀬ケ原と燧ケ岳、左に会津駒ケ岳 小至仏山、至仏山とオヤマ沢田代 日光白根山遠望、鳩待間の二つのピーク(1935,1867) 樹林帯を軽やかに下る まだ雲の取りきれない上州武尊山 枝間から燧ケ岳 悪沢岳、小至仏山、至仏山 ![]() 悪沢岳、小至仏山、至仏山 悪沢岳 景鶴山、与作岳 会津駒ケ岳 燧ケ岳 景鶴山、与作岳、会津駒ケ岳、燧ケ岳と尾瀬ケ原 小至仏山、至仏山 樹間から燧ケ岳 樹間から燧ケ岳 樹間から燧ケ岳 樹間から景鶴山 樹間から燧ケ岳 樹間から小至仏山、至仏山 ![]() 小至仏山、至仏山、景鶴山、燧ケ岳 小至仏山、至仏山 景鶴山、与作岳、会津駒ケ岳、燧ケ岳と尾瀬ケ原 名残の燧ケ岳 見納めの小至仏山、至仏山 鳩待峠登山口と至仏山案内板 鳩待付近から上州武尊山 同、日光白根山 9:15鳩待峠駐車場に戻る。150人位見ただろうか、200人はオーバーかな。いずれにしても一時の至仏山、残雪に集まる人たちは多い、9割以上はボード&スキーのようだった。計画では至仏山山行であったが、途中撤退したので、通過した悪沢岳山行としておこう、この時期の悪沢岳、思いがけない眺望に満足した。至仏山は、また次の機会を期待しよう。総所要時間は、4時間40分、同行の葱さんの笑顔に満足できた山行であった。 |
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