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山行日 2003年7月21日 曇り後雨 単独 コース 登山口(新見峠のすぐ温泉寄り)→前目国内岳→目国内岳→前目国内岳→登山口 (新見峠コース) 昨日の夕方、岩内町の岩内神社の大きな鳥居の真正面に岩内岳が山頂まではっきり見えていた。うまくいったら、岩内岳まで足を延ばそうか、と思っていたら、一転して雲が低くたれこめ今にも泣き出しそうな天気となってしまった。視界は50mない、でも折角だし1本道なので予定通り歩くことにした。登山口には一帯の地図があり、ルートも草が払って整備されていた。誰か来るかと待っていたが、期待できないので4:57駐車場を出発する、ネマガリダケを両サイドに歩くこと30分、ハイマツが現れてくると竹の背も低くなる。霧で、行く手に何が待ち受けているかとんとわからない。勾配が緩やかになったと思ったら前目国内岳980mであった、5:33。 前目国内岳からは下り、再び樹林帯に入る。ポツポツ音がしているが、滴が落ちる音のようだ、雨ではない。少しと思ったらどんどんくだり、5:44鞍部にさしかかる。ここからは緩やかに登り、五合目を5:47、岩の門を5:57、六合目を丁度6:00通過、ここから4,5分岩の間の急登となる。またしばらく緩い登りが続き、九合目6:26着。ここから大きな岩場を潜り抜けたり、乗越えたり、横にはったりして進む。最後は二つの岩塊の間から奥手の岩場に登りつめると、ここが目国内岳1202.6mの山頂であった、6:42着。 ![]() ![]() 登山口にある案内板 登山口 ![]() ![]() 前目国内岳980m 岩の門 ![]() ![]() 山頂部が霧の中にボヤッと見えてきた 近づくと・・・・こんな形 ![]() ![]() 目国内岳山頂 東側の岩 まずは家に無事コール、周辺の状況はわからないが、目国内岳の山頂部は溶岩ドームのようだ。岩内岳へ向かうルートを確認して下りにかかる、6:54。九合目7:06、六合目7:27、五合目7:35、前目国内岳7:49、ここで小休止。三合目8:04、二合目8:09、そして駐車場へ8:20着。霧の中の目国内岳の山行は終わった、総所要時間は3時間23分であった。 この霧で眺望どころではなかったが、降られないだけ良かったかも知れない。ニセコから岩内を車で通るとき、「あれが目国内岳だよ」、と教えられたイメージと今日の山行は大分異なってしまった。良い季節、良い天気の日に歩けば180度違う山歩きができるのだろう、これが山歩きというものである。 時間的に早いので、道ひとつ越えて神仙沼を散策した。(所要時間、長沼を入れて1時間40分) 何と言っても、神仙沼は車を止めて木道を歩いてたった20分で行ける距離にある。沼は、標高750mの高原にあって、火山活動によってできた湿原地帯や湖沼は、高山植物の群落に囲まれ、非常に静かなところである。特に、神仙沼周辺にある風雪に耐えぬいたダケカンバ、アカエゾマツ等の原生の造形美は、素晴らしい、自然の盆栽のようだ。またこの地域の東部は、ニセコアンヌプリ(1,309m)、チセヌプリ(1309m)、イワオヌプリ(1,116m)等標高千m級の山々がある。 ![]() ![]() 神仙沼入口 オゼコオホネ ![]() ![]() オゼコオホネ オゼコオホネ ![]() ![]() ミツガシワ ミツガシワ、神仙沼 ![]() ![]() ヒオウギアヤメ ヒオウギアヤメとミツガシワ、神仙沼 ![]() ![]() 湿原 湿原 ![]() ![]() 湿原 湿原 |
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