★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-395 大源太山(新潟) |
山行日 2008年6月15日 晴れ 2名 コース 概略図はこちら 旭原駐車場→謙信ゆかりの道分岐点→大源太山→七ツ小屋山→分岐点1544m→シシゴヤノ頭→合流点→旭原駐車場 駐車場〜大源太山 大源太山〜七ツ小屋山 七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭〜駐車場へジャンプします。 昨日庚申山から帰ったら、相互リンクを貼っているtomoさんから大源太山への誘い、もともとは「上越の山を一度一緒に歩きたい」という話からである。折角の機会、「では、明日」となった。しかし、彼は谷川連峰主脈日帰り縦走(谷川岳から平標山)、馬蹄形日帰り縦走(白毛門からぐるっと谷川岳まで)を経験している強靭な体力の持ち主だし、ずっと若いし、まともな山歩きではハンディが大きいが大源太山ならなんとかなるさ、で決行する。 【駐車場〜大源太山】 越後湯沢町から県道句原越後中里停車場線で旭原へ、道なりの林道を終点まで走ると登山口に着く、4台目の駐車となる。6:35出発する、沢に沿って歩き、直ぐに仮設の橋を渡り左岸をしばらく歩く、道沿いのホウチャクソウ、ヤグルマソウ、ギンリョウソウ、ラショウモンカズラを眺めながらウオーミングアップというところ。シシゴヤノ頭への道を右手に分け、間もなくトラロープの張られた沢を渡る。ここから樹林帯の中を標高差300m位を一気に上がる、辛抱の坂である。イワウチワ、ショウジョウバカマの花穂が残る。 登山届けをすませ 運ぶ山靴も颯爽と 沢沿に咲くホウチャクソウ ヤグルマソウ ギンリョウソウ ラショウモンカズラ アオキの赤い実 トラロープを伝って渡渉する 尾根に出て一息つけるかと期待したが、このルートは休ませてくれない。しかし、ブナやダケカンバ間に、ナナカマド、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダンが咲き、吹き抜ける風と時々見える周辺の山並みに疲れは感じない。そして大源太山の山頂部が樹間に顔を出す、近づいた感激の一瞬である。振り向けば雪の大分残る苗場山、もう標高1200mは越えているだろう。 ウラジロヨウラク ナナカマドの白い花 谷間に滝と雪渓を見下ろす ついに大源太山の山頂部が顔を出す ユキザサが咲き始め ベニサラサドウダンが見頃 振り向けば明るいブナの森と輝く新緑に そして西方向に慣れた山容、苗場山 間もなく勾配が若干緩くなり、アカモノの小さい丸っこい花が登山道を飾る。ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、タテヤマリンドウ(?)も点々と、そしてまた急登する。七ツ小屋山を背景にヨツバシオガマが斜面に早くも咲き出していた。一段と高度を増し、正面に大源太山の山頂部、左手に急峻な大源太山の北壁と雪渓の残る深い谷、隔てて巻機山を背景にみずみずしいコシアブラを撮る。右手には、七ツ小屋山の南に谷川連峰の主脈が走る、谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山、平標山、そして苗場山へと。素晴らしい稜線の眺望に、無言、カメラワークが連続する。クサリ場を通過し、一登りすると大源太山の山頂1598mである、9:12-9:28。 右手南方向に七ツ小屋山 西方向に苗場山 登山道沿いに連続するアカモノの花 ベニサラサドウダンと苗場山 360度の眺望にtomoさんのカメラワークがピッチを上げる 正面に大源太山山頂部 急峻な北側斜面 残雪の深い谷 尾根筋に咲くタテヤマリンドウ(?) ゴゼンタチバナ ツマトリソウ ヨツバシオガマ ヨツバシオガマと七ツ小屋山 巻機山を背景にみずみずしいコシアブラ ![]() 七ツ小屋山、谷川岳、万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山 七ツ小屋山の左に朝日岳 直下のクサリ場 直下の登山道ににイワカガミ とツマトリソウ 大源太山山頂1598m 山頂の眺望、巻機山 巻機山と朝日岳の中間に平ケ岳遠望 朝日岳、笠ケ岳 七ツ小屋山、左笠ケ岳、右谷川岳 谷川岳、手前に一ノ倉山、茂倉岳、武能岳、右に万太郎山、エビス大黒ノ頭 万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山 ![]() 巻機山、朝日岳、谷川岳 クリック拡大 (プラウザでお戻り下さい) ![]() 谷川岳、手前に一ノ倉山、茂倉岳、武能岳、右に万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山、更に苗場山に 【大源太山〜七ツ小屋山】 ページTOPへ戻る 大源太山を後に南方向にクサリ場を下り、鞍部に出て振り向くとその姿は上越のマッターホルン、小ピークを越えるたびに激しく形を変える。周辺の山並みを背景に、咲きほこるムラサキヤシオ、シラネアオイがアクセントをつける。2つほど小ピークを越えると清水峠からの道に合流し、緩やかに進んで七ツ小屋山山頂1674.7m着、10:42-11:16。 ヤセオネが続くなあ さあ、下るぞ 山頂から垂れ下がったクサリ 湯沢の街を眼下に 七ツ小屋山へ続く尾根 朝日岳が近づいた感じ 大源太山がこんなカッコウに見えるポイントがある カタクリが1輪 葉も花も真っ赤なヨツバシオガマ シラネアオイが笹の間で元気良く 更に下って、この斜度は大きい、大源太山 東斜面の雪渓 色々な顔を見せる大源太山 肩に1人、大源太山 谷川岳、一ノ倉岳、万太郎山、仙ノ倉山 七ツ小屋山の登り ![]() 天を突く大源太山と穏やかな巻機山の稜線 登山道沿いにはイワカガミ&シラネアオイが咲く ムラサキヤシオもほぼ満開、巻機山を背景に 七ツ小屋山の北斜面を赤く染めている 遠ざかっていく大源太山、手前にムラサキヤシオとオオカメノキ 巻機山がズッシリと コルに平ケ岳方面 高さがほしい大源太山、後ろ巻機山 雪渓も崩壊して夏を迎える 七ツ小屋山と谷川岳 ![]() 朝日岳とtomoさん 清水峠からの道に合流 間もなく七ツ小屋山山頂 ![]() 七ツ小屋山山頂の展望、左に大源太山、巻機山と朝日岳 ![]() 谷川岳、から手前に一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳、右に伸びる主脈、万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山 笠ケ岳、白毛門と谷川岳の間に赤城山が霞む 一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳、万太郎山 万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山 大源太山 イタドリと朝日岳 清水峠方向、避難小屋が見えた 【七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭〜駐車場】 ページTOPへ戻る 七ツ小屋山から南に100mほど下り湿原に出る、タテヤマリンドウとtomoさんの好きなコシジオーレンが咲いていた。緩やかにアップダウンシし、間もなく蓬峠の道と分かれ、シシコブノ頭へと進む。シシコブノ頭まで緩やかな起伏が続き、もうすぐ谷川連峰を眺めながら、キスゲの道になるだろう、シシコブノ頭着12:55。ここから北西方向に、急斜面をジグザグしながら約600m一気に下る。残雪がごく最近まであったと思われる斜面には、タムシバ、イワウチワ、ミヤマカタバミ、シラネアオイ、サンカヨウが咲き、季節を戻したような空間だった。14:37沢沿いの今朝歩いた道に合流する。沢沿いを歩いてほどなく出発点の駐車場に戻る、14:48。 山頂部の笹の中にシラネアオイ 直下の雪渓の崩壊、先端に削った表土の山が 湿原のタテヤマリンドウ ミツバオウレン(コシジオウレンと思ったが) ミツバオウレン ![]() 朝日岳と谷川岳 大源太山と七ツ小屋山、間に巻機山 大源太山と巻機山 ![]() 大源太山、巻機山、七ツ小屋山、朝日岳 ハクサンチドリが登山道沿いにポツンポツンと シシゴヤノ頭方面分岐 分岐店付近からシシゴヤノ頭 同、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山 大源太山と七ツ小屋山、間に巻機山 ムラサキヤシオと武能岳、茂倉岳 【シラネアオイの沢山自生する登山道】 ちょっと画像が小さいですが、わかります? シシゴヤノ頭は3つ目のピーク 深い谷と滝 大源太山と巻機山 万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山 武能岳、茂倉岳 シシゴヤノ頭 正面がシシゴヤノ頭 シシゴヤノ頭 めずらしいイチイの木と枯れ枝 ベニサラサドウダンの急坂 ツバメオモトの大株が多かった 季節外れ、なんて、雪が解けなかったんですよ、おかげでイワウチワの花を今 ミヤマカタバミ タムシバ、木々の間に点々と咲いてました サンカヨウ、沢沿いの道に ラショウモンカズラ 朝の往路に合流 沢を渡って タニウツギの道を回り込めば駐車場 総所要時間は、8時間13分、気を使いながら歩いたtomoさんは疲れたろう、私は眺望と花々に大満足、疲労感は普通の山行程度。今日は、梅雨時にしては天気が良かった。本日歩いたコースはほとんど落葉樹の道である、季節を変えて歩くとまた楽しいだろう。 ページTOPへ戻る |
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