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浅間隠山、鼻曲山(浅間周辺の山)

山行日
    2008年12月19日   晴れ   単独

コース
    浅間隠山登山口⇔浅間隠山、二度上峠→氷妻山→鼻曲山(大天狗)→氷妻山→二度上峠


浅間隠山   鼻曲山へジャンプ
最近、足利の山、赤城山から真っ白な浅間山を見て、もっと近場で浅間山を眺めたくなった。小浅間、浅間隠山、鼻曲山、角落山・剣の峰など等浮かぶ。その中からアクセスの比較的良い浅間隠山と鼻曲山にする。浅間隠山は40年以上前に一度歩いたことがあるが、鼻曲山ははじめてである。7:40登山口から二度上峠方向に70,80mほど進んだ駐車スペースを出発。1台栃木Noの車あり、多分先客だろう。山間に入るや残雪が凍結している、山陰は連続しているが、アイゼンをつけるほどではない。高度で100mほど上ると沢筋から尾根に出る、そこでアイゼン装着、急坂もつけた方が楽だろう。ここから緩やかに人工林の間を進む、四阿山、鼻曲山が枝間に見え隠れする。間もなく急坂が始まる、ジグザグと直進する道がアチコチに、この山の人気が想像できる。雑木の間をしばらく進むと右手が開け、秩父連峰を背景に妙義山、鼻曲山、その右手に八ヶ岳、浅間山を望む。
  
県道54号線二度上峠1km手前の浅間隠山登山口       尾根筋から少し平坦な道を行く、浅間隠山

  
 同、四阿山を望む                         浅間隠山南斜面から鼻曲山

  
 同、枝間に浅間山                         ジグザグの雑木の道に1ヶ所南東が開ける、鼻曲山を望む

  
  同、鼻曲山左手に妙義山                    同、右手に八ヶ岳


         左から秩父連峰を背景に妙義山、鼻曲山、そして八ヶ岳、浅間山

 ここから一登りして緩やかな尾根に出るとわらび平森林公園キャンプ場からの道と合流する。樹林帯から開放され、右手に子持山、小野子山、十二ケ岳の彼方に日光白根山が現われ、間もなく左手に、秩父連峰、霊峰富士の姿が、そして浅間山の雄姿が現われると浅間隠山山頂1756.7mである、8:48−9:10。上越の一部を除く、山頂の眺めは素晴らしい、期待していた浅間山のスケールの大きさには言葉がない。
  
急坂が終わるとわらび平森林公園キャンプ場コースと合流    枝間から山頂部を臨む

  
   北東に日光白根山遠望                  南に霊峰富士、右は国師ケ岳


   浅間山とブナ、山頂直下


   浅間隠山山頂、1756.7m

【山頂付近から浅間山】

   山頂から浅間山


     山頂から浅間山


     山頂から浅間山


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    山頂から浅間山     画像クリック拡大(プラウザでお戻り下さい)

【山頂付近の眺望】

          日光白根山、赤城山、榛名山   画像クリック拡大(プラウザでお戻り下さい)


   妙義山


    鼻曲山


      富士山遠望


     秩父連峰、富士山、西上州の山、妙義山   画像クリック拡大(プラウザでお戻り下さい)


    八ヶ岳、左に南アルプス、右に中央アルプス


  赤岳(八ヶ岳)の左に南アルプス北岳


   蓼科山(八ヶ岳)の右に中央アルプス駒ケ岳


   浅間山と四阿山の間に北アルプス鹿島槍ケ岳


  御飯岳、草津白根山、岩菅山、白砂山方面


    草津白根付近の山


    志賀高原岩菅山付近


   白砂山付近

【山頂部北斜面の霧氷】







  
   本日初めて会ったハイカー                 山頂部の霧氷がすっかり解けてしまった、間もなく登山口へ

 眺望を満喫し、一気に下り、山頂部で会ったご夫婦の前に、暖かい陽だまりを下って、9:48駐車点に到着、総所要時間は、2時間08分。素晴らしい浅間山の姿を深く目に焼き付けて鼻曲山へと移動する。



 鼻曲山  浅間隠山戻る
 車を二度上峠まで移動、道路から一段上った登山口に駐車、10:05出発。道標によると鼻曲山山頂まで3.5km、アップダウンも多少あるが片道1時間半というところだろう。鼻曲山を歩くのは今回がはじめてだ、機会は40年ほど前と昨年角落山を歩いた時の二度あった。鼻曲山は、浅間山がキレイだとどの登山書にも紹介してある、群馬の100名山にも入れてもらっているようだ。樹林帯の中の雪道を進み、時々見える周辺の山に目を向けるが、なかなか思うような山容は見せてくれない。小ピークを4つほど巻いたような格好で氷妻山1467.4mに到着、10:37。南に若干下ってやっと松の木の間に浅間山、目指す鼻曲山の山頂部を目にする。
  
  二度上峠の鼻曲山登山口                   雪道

  
     樹間から浅間山                      同、浅間隠山

  
  同、角落山と剣の峰                     氷妻山(Hizumayama)

  
氷妻山南側から浅間山                      同、鼻曲山

 氷妻山から70,80m下り、小さく登ったり下ったり2,3回、雪の量が徐々に増してくる。標高1400m付近から北側斜面を急登する。雪が凍結していて、前爪が欲しいところ、積雪は20cmほど。滑っても木に引っかかって止まるだろうが、帰りの下りを気にしつつ、一歩一歩稼ぐ。手袋を薄手に、帽子をハチマキに、ウインドヤッケを脱いで日陰の急坂と格闘する。見通せるポイントに出る度、山頂部を眺めてはいつまで続くのだろうと。やっと明るい尾根に出ると、国境平方面からの道に合流、回り込めば鼻曲山山頂部(大天狗)は近い、鼻曲山1656m山頂着11:35−12:00。
  
                   鞍部の雪道、この付近から20cmほど

  
   鼻曲山山頂部を見る                   角落山と剣の峰

  
  日光白根山、男体山遠望                 鼻曲山の北の急斜面は凍っていた

  
    国境平方面からの道に合流              鼻曲山山頂部(大天狗)は近い

  
  緩やかに小天狗へ                      小天狗


   小天狗から浅間山


   小天狗から浅間山


   小天狗から浅間山

  
 小天狗から妙義山                       小天狗から八ヶ岳


   小天狗から北アルプス


    小天狗から浅間隠山

  
    大天狗1656m                       大天狗から草津白根、岩菅山方面

  
  大天狗から角落山と剣の峰             大天狗から妙義山方向

 三角点(?)のある手前のピークを小天狗、山頂の表示のある奥のピークを大天狗というらしい。小天狗は東〜西にかけて、まあまあ見通せるが、北のピークは東、北のみで期待したほど展望は良くなかった。でも、部分的には山頂部を合わせれば結構な眺望だ。山頂部からは霧積温泉、熊野神社、長日向方面とルートが沢山あるようだ。二度上峠からのルートはほとんどが濃い雑木林で3,4ヶ所を除き、見通しが悪い。
  
   二度上峠から角落山と剣の峰             二度上峠から浅間山

往路を足早に下り、12:40氷妻山、13:07二度上峠着、総所要時間は3時間02分、浅間隠山と合わせて5時間少々の山行であった。真っ白い浅間山の東側の眺めは、両座とも素晴らしいポイントである。初冬の山歩きも良いが、浅間隠山は花の季節も良いとか。

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