平成二十六年九月三日 Before 写真集目次へ Next 朝の散歩はいつものコースを歩いて、玄関でお休みしてましたら、お父さんが朝食をすませて、ガサガサはじめました。山の支度でしょう、ぼくも一緒に行きたいなあ。と思っていたら、「忠治、赤城山へ行くぞ、車に乗ってな」、うれしくて、そわそわしてしまいました。千本桜まで来ると、雨が降り出してきました。忠治温泉からクニャクニャした細い道を走って、小沼を通り、黒檜山登山口駐車場に着きました。雨はほとんど止んでましたが、即席のカッパを作ってもらって出発です。 黒檜山登山口です。カッパ、似合いますか? 中位のゴミ袋を切って、貼って、5分だってさ。 いきなり、大きな岩の間を上って行きます。 笹道にちょっと出ますが、岩岩の道が続きます。 一旦、尾根に出ます。 後ろ下は大沼です。 直ぐ脇に猫岩の道標があります。 「あれ、ナーニ?」 「カッター(ボート)だよ」、「フーン、大きな声が聞こえるね」 後から、おじさんがくるぞ。 もう下って行くお姉さんがいるよ、早いなあ。 岩岩の道、ここからもはしばらく続きました。跳ね上がったり、 隙間を通ったりして、 上っていきます。 笹道に出て緩やかになりましたが、ほんの一時、また岩と根っ子の大きな段差が続きました。 駒ケ岳からの道の合流点に出ました。 ぬかるんだ道を越えれば、直ぐ黒檜山山頂だそうです。 黒檜山山頂に到着しました、何も見えません。おじさんが一人、休んでいます。 まず、お水をもらって、オヤツも頂きました。 コップに2ハイ、飲んじゃったよ。 「忠治、カッパを取っちゃおうか」、「ハーイ」 ない方がラクだね、深い笹道とぬかるみでよごれてもいいって、またシャンプーしてもらいまーす。 おじさんは先に下ってしまいました。ぼくたちはおやすみしてます。 ぼくたちも、そろそろ出発しますか。 黒檜大神にやってきました、ここも何も見えません。駒ケ岳へ向かいます。 長い木段を下ってます。 途中の小さいピークに来ました。 視界はずっとこんなもんです。 大ダルミへ下って木段を登り返して駒ケ岳山頂に着きました。さっきのおじさんが休んでました。 こっちは何があるんでしょう、「あぶないぞ、落ちちゃうぞ」、「おどさないで下さい」 おじさんは、おいしそうなオムスビを食べてます、ぼくもほしいなあ。 「お座りしたって駄目だよ、忠治はオヤツ食べたじゃないか、行くよ」 ベンチの所まで来ました、何にも見えません。 この先は森の中を通ります。 鉄の階段を下って、 石ころだらけの道をジグザグ下ります。 2つ目の鉄階段を降ります。 ここから、緩やかに下って、駒ケ岳・黒檜山登山口に出ました。 ここからは、この間歩いた道路です、今日は赤城神社に寄り道しました。 猫岩から見えた啄木鳥橋です。 赤城神社の真ん前でお休みしてます、「忠治、態度がでかいぞ」って言われちゃいました。 一周して駐車場に戻りました、お天気はあまり良くなかったですが、涼しくて良かったです。 もう少しで九歳になりますが、まだまだ山を楽しめますよ。「お父さん、また連れてきてね、ワン」 Before 写真集目次へ Next |