気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”


sub3-776
地蔵岳
山行日
    2014年12月28日   晴れ   単独  

コース 概略図はこちら
    大猿(山乃家)P→岳人岩→追分→茶ノ木畑峠→オトギの森分岐→(長七郎山の東斜面藪漕ぎ)→
    長七郎山→(長七郎山の西斜面藪漕ぎ))→小沼→(小沼の氷上横断)→八丁峠→地蔵岳→八丁峠→
    (小沼の氷上横断)→小沼尻→長七郎登山口→オトギの森分岐点→茶ノ木畑峠→(横引き尾根)→
    銚子ノ伽藍分岐点→(つつじケ峰通り)→不動大滝分岐点→大猿(山乃家)P

 今年もあと3日、本年最終の山行に赤城山の雪の少ない南側を歩くことにして、大猿のPまで車で入る。一部凍結していたが、ノーマルで入って来られた、7:06出発する。予定としては大猿川の左岸を歩き茶ノ木畑峠に出て、長七郎山を往復し、帰路は大猿川の右岸、つつじが峰通りを下って、大猿Pに戻る。登山口から7,8分で尾根に出るとあとは一本道で、わかりやすい。このコースを帰路にとって、梨木温泉に下ってしまい、家から迎えにきてもらったことがあった。標識も点々とあり、沢から上がってくるルートもあるようだ。桧の人工林過ぎると勾配を増してくる、所々に大きく落ち込んだ場所もあり、アイゼンを装着する。
  
  大猿P、林道の突当り大猿川沿いにあり             2分ほど戻ると登山口

  
   丸太段を上がって行くと                      大猿山乃家、駐車場を下に

  
   10分ほどで稜線に出る                      正面右にに目指す長七郎山

  
                                  登山道の雪が連続してくる

  
    左手の人工林を過ぎると                 勾配を増してくる、軽アイゼン装着

  
  道沿いに大きなミズナラの木                   粕川をはさんでつつじが峰通り(帰路下る予定)

 標高1200m付近まで上がると、前橋の南方向の山並みが遠望できる、南アルプスの一部と西寄りに八ヶ岳が長く端から端まで横たわる。積雪も徐々に増し、8:17岳人岩、8:28梨木方向に派生する尾根を合わせ追分に出る。ここから尾根筋が広く、鹿の足跡が縦横にあり、登山道を見失いがち、若干凹んでいることと、広い空間で判別がつく。北側のピークP1466の南側にできる吹き溜まりを乗り越えて茶ノ木畑峠到着、8:50。

 標高1200m付近から八ヶ岳、南アルプス遠望      画像クリック拡大

  
  徐々に積雪が増しているようだ                  岳人岩を過ぎ

  
               追分(梨木の尾根との合流点)付近から笹が隠れる

  
    吹き溜まりを乗り越えて                     茶ノ木畑峠

 ここからP1466の西側をトラバースぎみに緩やかに進む、長七郎山を撮ろうとカメラを出すと反応しない。液晶を見ると“カードが異常です”のサイン、予備のカメラから外して挿入してOK、こんなことも稀にはあるんですね、大きな吹き溜まりを下って、9:02オトギの森の分岐点着。分岐点から長七郎山の東斜面に取り付き直登する。積雪は笹が隠れる程度、無積雪期より歩きやすいかな、長七郎山9:35-9:44。
  
   樹間に地蔵岳と長七郎山                  P1466の西側をトラバースして

  
   大きな吹き溜まりを下って                     オトギの森分岐点に出る

  
  登山道は長七郎山の南側をトラバースするが、東側から藪を漕いで直登する

  
   勾配はこんな感じ                       積雪は30cmほど

  
   最後はツツジの藪を抜けて                   山頂の祠に出る

  
   長七郎山山頂、富士山を南に                   黒檜山を北方向に望む


 長七郎山山頂から黒檜山&日光白根山、皇海山、袈裟丸山  画像クリック拡大


  日光白根山、皇海山


    袈裟丸連峰


   黒檜山の左に武尊山


  長七郎山山頂から南方向の展望     画像クリック拡大


  富士山と手前左が雲取山、右が飛龍山


   手前が荒山、奥に浅間山


   浅間山

 天気が安定し、クッキリした遠望に地蔵岳まで足を延ばす。短時間で行けるように、西斜面の藪を漕いで下り、小沼の氷上を横断して八丁峠に出る、9:51小沼、10:09八丁峠。
  
  長七郎山山頂から藪を漕いで西斜面を小沼に下る       勾配はこんなもの

  
    下って                                湖畔へ


   小沼を横断したいのだが、足跡が見当たらない、どうしよう

  
            沼尻から林道沿いに歩く           歩いた跡は?

  
 ヘンスが終わり、吹き溜まりを越え                  祠の所で氷上に延びるトレースを発見

  
    氷上を歩いて                            道路に上がる

汗を拭き拭き、木段を踏み抜かないように気をつかう。下ってくる人と5,6人交わしたろうか、地蔵岳着、10:36-11:13。まずは上越の山並みと黒檜山を撮り、軽食をとる、ここまで、家で5:00に朝食をとって飲まず食わずだ。いい景色を見ながら、飲んで食べて、おいしいものだ。日曜日にしては山頂の人数は少ない、総勢5人。風もなく、あまり寒さを感じない、でも-5℃ぐらいかなあ。
  
   八丁峠から                              所々踏み抜いた木段を上がる

  
   小沼を眼下に小地蔵岳と長七郎山               まだ枝の雪が残っている

  
        アンテナに近づいた            駒ヶ岳&袈裟丸山が見えてくると地蔵岳はすぐそこだ


   地蔵岳山頂付近から小沼

  
                         地蔵岳山頂、荷物の主は?


 地蔵岳山頂から北側の眺望、苗場山〜小地蔵岳      画像クリック拡大


  同、武尊山〜袈裟丸山     画像クリック拡大


   眼下の大沼、凍結状態はわからないが模様が面白い


    武尊山、至仏山、燧ケ岳


    燧ケ岳と右に会津駒ヶ岳


   笠ケ岳と至仏山


   武尊山


   苗場山〜朝日岳


   朝日岳〜巻機山


   万太郎山〜谷川岳


    平標山、仙ノ倉山、万太郎山


  山頂の西側に移動して、浅間山〜白砂山     画像クリック拡大


   浅間山


     本白根山付近


    白砂山付近

 山頂を後に、往路を下る、大猿まで4-5時間かかるかな。難儀しそうなのが、長七郎山の南斜面の林道と横引尾根、さねすり岩までの急坂だ、ゆっくり下ろう、11:31八丁峠、11:40小沼尻、11:43長七郎山登山口、林道にはトレースがあった、12:00オトギの森分岐点、ここでアイゼンのストリッパーが外れてしまい、棒切れで叩き落としながら歩くことになった、12:10茶ノ木畑峠着。
   
 呼び止められて二言三言、太田のご夫婦              八丁峠へ下山

  
   変な場所へ入るので???                 氷上を横切って小沼尻へ

  
   林道を歩き長七郎山登山口分岐点               林道を歩く、トレースがあり助かった、有難う

  
    オトギの森分岐点、左のトレースが往路             吹き溜まりを上がって

  
         足跡を辿れば茶ノ木畑峠へ            ここから緩やかに南進する

 林道のトレースの主は、今朝、私が上がってきた大猿の方に向いていた。横引き尾根の吹き溜まりも大したことはなかった、12:18銚子ノ伽藍分岐点。ここからしばらく急坂、5歩ぐらいで叩き落とす場所もあった、12:28さねすり岩、12:51大きなブナの木に出て、中途半端なアイゼンを外す。
  
      横引き尾根を歩いて                     銚子ノ伽藍、つつじが峰通り分岐点

  
  分岐点付近から茶ノ木畑峠方向を見る、雪庇はまだ小さい   同ポイントから荒山

  
    細い急坂を下る                        右手に銚子ノ伽藍へ通じる尾根

  
   さねすり岩を通り                         一部崩落したヤセオネ通過

  
   右手に牛石山、間に銚子ノ伽藍         大きなブナの木、急坂はこの辺まで、アイゼンを外す

 小さなアップダウンを4,5回繰り返し、13:26不動大滝の分岐点、東寄りに道は変わり、雪に覆われた丸太段を下って林道へ、大猿山乃家から回り込んで、駐車点に戻り、山行を終えた、13:48着。
  
   崩落ヶ所、ちょっと下側を迂回                小さなアップダウンを数回、不動大滝方面分岐点         

  
   小ピークから東方向に                  丸太段を下り

  
                  林道にでて、大猿山乃家から駐車場へ回り込む

 総所要時間は、6時間42分、本年最後の山歩きはお天気に恵まれ、地蔵岳まで足を延ばし景色を楽しめた。来年もこうあってほしい。今年は、内容的に大分劣ったかな、と気になり自己採点したが、トータル的にみればその差は微小にとどまった。まあまあ(自己)満足できるところかな。



気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”