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燕岳
山行日
    2014年8月5日   曇り時々雨

コース
    中房第1駐車場→燕岳登山口→合戦小屋→燕山荘→燕岳→燕山荘→合戦小屋→燕岳登山口→第1駐車場

 相互リンクしている奥利根山歩きのtomoさんを誘って北ア燕岳へ向かう。台風の影響もありそうだが、降られることはないだろう、と2:50中房第1駐車場を出発、3:00登山口、暗闇の中を急登、先行者の灯り一つ、3:57第二ベンチ、4:33第三ベンチ、まもなく東の空が赤く染まる。富士山を枝間に見ると、日の出、5:02富士見ベンチ通過、一昨日大清水から会津駒ケ岳を歩いてきた歩き方には見えない、歳の差かなあ、ポツポツ降り出した雨の中、5:26合戦小屋着。
  
  中房第1駐車場                              燕岳登山口

  
   第二ベンチ                               東の空が赤く

  
    第三ベンチ                            

   
   富士山が枝間に                           間もなく日の出

  
     富士見ベンチ                          森の中に陽がさす

  
                           快調に進むが

  
   上空に真っ黒い雲                         ポツポツと降る中

 名物のスイカ、まさかこの時間から、と思ったらtomoさんが一番客で買ってきた。急坂を上って頂くスイカ、旨かった。下山者は続々と、昨日は荒れたとか、今朝もガスっていて・・・、良い話はない。小屋から一段上り、6:00、三角点のある合戦ノ頭、ここからは緩やかに高嶺の花を見ながら進む、交わす下山者の多いこと、急に降りが強くなって、燕山荘に飛び込む、6:40。下界は晴れているのに、山の天気は、風も強く荒れている。

  
 合戦小屋あと5分(tomoさん提供、以下12枚)           合戦小屋到着、名物のスイカを頂く

  
 地名は遠い昔、有明山に住む魏石鬼・・・                     しばらく、雨宿り

  
                          小雨をついて合戦ノ頭へ

  
                  高山植物もチラホラ、チングルマの綿毛と花

  
                            下山者と行交いながら

  
   ミヤマキンポウゲ                             ミヤマクワガタ

  
   エゾシオガマ                              チガタチドリ

  
  燕山荘へ飛び込んで雨具着用                   下界、安曇野市は晴れているのに・・・・・

 ごった返す山荘と前の広場、外国人の団体も混じって、しばし混乱気味だった。小雨の登山道を進む、コマクサは見頃を向かえ、ポーズを見せていたが、風と雨、撮る手も冷たく、見えない山並を想像しつつ山頂を目指す。tomoさんは、コマクサ&奇岩を狙い続ける、レンズは防水なのかな、それでも、水滴を拭きながら、シャッター音をならす。
  
   山頂へ向かう、風強し、寒い                   登山道沿いにコマクサ、見頃なのだが・・・・・


   コマクサ、雨とキリの中


   コマクサ、雨とキリの中

  
                          奇岩も霧中で微笑むが・・・・・


  
                          雨風やまず、霧とれず

  
                              同行、tomoさんはしきりに撮り続ける

  
                            私も撮られてた

 山頂を往復する宿泊組の足は早い、兎に角、山頂を踏んで帰りたいのだろう、抜いて行ったかと思うと、直ぐに戻ってくる。時間は経てど、天候の回復する兆なし、7:55燕岳到着。数人いた山頂も、人の動きにムラがあるのか、途切れた。何も見えない山頂、視界は5-10mほどだろう、北燕岳へ通じるルートが確認できたので、霧中のコマクサを眺めながら、ゆったりした起伏の尾根を前進する。コマクサは徐々に密度を増し、格段に北側の方が見栄えがあった、それは見事だ。山並を背景に眺めたら、と思うが叶わない。
  
                               燕岳山頂


   山頂にて、青空と北アルプスの山々、バックがほしいな


   コマクサ


   コマクサ


   コマクサ


   コマクサ

  
  コマクサの群生地を進み                   北燕岳直下で天気と悪路の掲示を見て引き返す

 8:30、北燕岳直下の道標に出た。予定では、ここを下り東沢乗越に出て、東沢に沿って下るのだが、台風で荒れっぱなしのようだ。視界も悪いし、ここで引き返すことにした、8:50再び燕岳、9:37燕山荘。

   チシマギキョウ

  
                              北側から燕岳山頂

  
  何でそんなもの?  砂礫の中で小石にしがみつき、力強く生きているコケに惹かれました


  コケモモ


   コケモモ


  ミヤマアキノキリンソウ


   クルマユリ


  コマクサの群生する砂礫の斜面


  コマクサの群生する砂礫の斜面


  コマクサの群生する砂礫の斜面

  
                       燕山荘に戻って中房へ下山、往路を戻る

 続々と山頂に向かう人たち、混じって下山する人、喜びの顔はなかった。10:09合戦ノ頭、10:20-10:46賑わう合戦小屋。気温も上がり、まだ時々降るが、雨具を脱ぎ急坂の下山に備える。10:59富士見ベンチ、下界は見えるが、富士山は見えなかった。11:23第二ベンチ、11:48第一ベンチ、12:09登山口着。

   トリカブト


   ハクサンフウロ

  
                                 オンタデ

  
    tomoさん、下山路で                       山頂に向かう人たち

  
   合戦ノ頭付近で下界が見えた                     賑わう合戦小屋

  
   スイカの売れゆきは・・・・                       荷役作業も全員参加

  
                       時々雨降る中、tomoさんの足、軽やかに下山

  
                               最後のベンチだったかな

  
   登山口到着、これから向かう人々の列                中房第1駐車場に戻る

 うわー、いるは、いるは、さすが名峰燕岳だ。間を縫って、道路を下り、12:17第1駐車場に戻る。総所要時間は9時間27分、不発に終わった北ア燕岳ピストンだった。でも、同行のtomoさんは、次回を期待して、楽しんでいたようだ。

    tomoさんのページへ リンク


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