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蓼科山
山行日
    2017年1月18日   晴れ   単独 

コース
    蓼科山登山口(女乃茶屋)⇔蓼科山

 日本列島に寒波が居座って3,4日、大雪のニュースばかり、18日は高気圧に被われ良い天気だとか、合せて前日にスズラン峠に向かう。立科町から県道40号線、蓼科牧場から192号線でスズラン峠へ、道路はビーナスラインは圧雪状態だったが、他は問題なく走れた。駐車場で仮眠、夜中に-15℃まで下がり、寒さに弱いもので、不安を感じたが、出発時には-12℃と上がり、一安心、7:07出発する。
  
 前日、長門牧場分岐点付近から蓼科山の夕焼け             同、駐車場の外気温は-8℃

  
    出発時4台                            WC、一部使用可

 山の天気は良かったのか悪かったのか、大勢さんが歩いたようだ、お蔭でトレースはバッチリ、笹道を緩やかに進み、カラマツとコメツガの混生林に近づくと、急坂となる。10本アイゼンつけているが、雪質のせいか、効率が悪い、斜度、岩の上では要注意。時々、遠望する中央アルプス、南アルプス眺めながら前進する、8:24三角点のある2110m地点通過。
  
    蓼科山登山口バス停、正面は天狗岳のようです       蓼科山登山口

  
  ハイマツ人工林の中を緩やかに、笹道、トレースあり              積雪20-40cm、

  
   樹間に蓼科山                            同、双子山?

  
     道標、そろそろ勾配を増す                  コメツガの混生林、岩が登山道にゴロゴロ


  岩場に上がって振り返ると、中央アルプス

  
                         急坂の連続、グイグイ高度を稼ぐ


 中央アルプス&御嶽山を眺める  画像クリック拡大   

  
                             登山道沿いの雪景色


    右手に南アルプスが現れる


   南アルプス 画像クリック拡大   北岳〜仙丈ケ岳


   南八ヶ岳、左から横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳

  
    道標、2110m                          左手に三角点あり

 登山道はしばらく緩やか、若干下ったりもする、8:39幸徳平、ダケカンバの樹間に山頂部が顔をだす、青空の下でスッキリ&クッキリ、はやる気持ちもあるが斜度に負けてしまう。そんなこんなで、また樹林帯の中の急登がはじまる。しばらく雪道に奮闘していると音もなく下山者に会う、「3時に発って、ご来光を拝んで、写真を撮ってきた、・・・・」、という。「風は・・・?」、「微風だった」、と、9:43樹林帯を抜け、山頂の露岩帯に入る。

  緩やかに、ちょと進むと蓼科山が正面に

  
   少し下り気味の場所あり、幸徳平                しばし緩やかな道

  
                           この辺からまた急登する


     八ヶ岳展望、硫黄岳〜西岳


    南アルプスと辿ってきた樹林帯


    南アルプス、手前の雪が2頭の動物っぽい


        連続する急登、

      そろそろ森林限界とみるが、・・・


    振り返って中央アルプスを眺める


    同、南アルプスを右手に


    一帯のシラビソは縞枯状







    木曽の御嶽山

   
   このオッチャンに抜かれる                         やっと、山頂部が見えた

 南八ヶ岳と北横岳が飛び込んできた、シャッターを切ると点滅ランプが消えない、おかしいな。予備のカメラを出して撮るも、ちょっとましだが同じ現象、低温だな? これまでに-15℃前後で使っていて問題はなかった、人によってはカイロを入れておくようだが、ここに至っては仕方ない、強風で巻き上がる雪を避けながら、9:44蓼科山南西2450m道標、山小屋の手前からショートカットして、10:05蓼科山山頂に立つ。

   吹きつける強風の中、八ヶ岳、左が北横岳、カメラが低温異常(メモるスピードが7,8秒)、-15℃以下と思う


 北横岳〜槍ヶ岳    画像クリック拡大   

  
 道標、蓼科山南西 標高2450m、この辺から山頂まで、巻き上がる雪、低温に悩まされる、ショートカットして山頂へ

  
           蓼科山山頂、2530.7m、風は10-15m/sec、体感温度?  寒さにカメラと手が異常

 強風に巻き上がる雪に逆らって、面倒みながら数枚撮ってみたが、指先が痛く限界を感じる。山頂の状態は蓼科山を遠望する人にとってはクッキリ見えたのではなかろうか。一応山頂を踏んだし、360℃の展望を瞬間であるが、半分つぶった目で脳裏に焼き付けた、10:08早々に引き上げることに、10:16蓼科山南西2450m道標通過。

  やっと撮った貴重な数枚です、浅間山付近


     南アルプス


    中央アルプス&御嶽山


    白馬岳方面を狙ったのだが撮れていたのは、高妻山付近だった

 樹林帯に入れば風はなく、ラクチンムード、続々上がってくる男女は胸突き八丁、山頂の風など承知の上か。10:44幸徳平、10:55三角点2110m、緩やかになった雑木林で最後?の登山者に会い、11:43駐車場に戻る。
  
    蓼科山頂ヒュッテ、   いたたまれず早々下山、  2450m道標付近、ちょっと下ると風は弱くなるが、・・・

  
    下りはスイスイ、登る人、                    下る人


    八ヶ岳、遠くからは、静かな山に見えるが・・・

  
                                幸徳平付近


   静かそうに見える蓼科山、最初会った人が羨ましい、これも自然如何しようもない

  
         道標、2110m                          ちょっと雲が出てきたかな


   八ヶ岳、横岳〜西岳


   南アルプス


    中央アルプス

  
                        針葉樹から落葉樹へ

     
        カラマツ林、落下する雪をよけながら

  
      双子山?                          雑木林を緩やかに下る

  
     道路が見えた、登山口着                  駐車場は若干の隙、会った人30-40人ほど

 総所要時間は、4時間36分、低温に悩まされた蓼科山だった。カメラは何とかなるでしょう、ネットで調べよう。以前怪我した右手の小指、手袋を一工夫しようか。
     参考:  2015/12/6 蓼科山  2013/1/31 蓼科山



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