山行日
2016年7月13日 晴れ 単独
コース
七合目ヒュッテ→東外輪山→樽前山東山→東外輪山→樽前山神社奥宮→西山→北外輪山→932m峰
→ヒュッテ分岐→風不死岳→ヒュッテ分岐→七合目ヒュッテ
樽前山山行は北海道での最終日、晴れたら歩こう、景色が望めそうだったら風不死岳まで、としていた。昨夕は室蘭のSさんと歓談、虎杖浜泊、早起きしてR36を走ると、雲が垂れ込めていたが、登山口に近づくときれいに晴れ上がった、下の雲は上から見ると雲海のようだ、5:28出発。山間に入るや、コメツツジ、マルバシモツケ、タルマエソウ(一般的には花名はイワブクロでタルマエソウ、タルマイソウは俗称)が点々と。東山外輪山が目に入ると、支笏湖の見える展望所、残念ながら支笏湖は漂う雲の下。ここはもう森林限界、砂礫の斜面には適応した植物のみ。丸太の階段を上がって、6:08東外輪山、6:16-6:35樽前山山頂(東山)。
ヒュッテ前駐車場、樽前山七合目登山口 灌木の中、丸太の階段を上る
コメツツジ マルバシモツケ(終盤)
展望所付近から東外輪山 同、風不死岳
風不死岳と霧の漂う支笏湖
長い丸太の階段 オンタデ、早いかな
タルマエソウ(イワブクロ)のオンパレード
東外輪山へ、 東山(右)、西山(左)の分岐
分岐点付近から山頂部 画像クリック拡大 真ん中が溶岩ドーム、左が西山、右が東山
溶岩ドーム(立入れません)
これから向かう東山
西山へ続く外輪山
西山
青空の下、遠望はきかないのだが、樽前山と周辺がきれいだ。噴煙上がる溶岩ドーム、至る所から上がっているので少々不気味さを感じる。現在火口原は立ち入り禁止になっているが、道跡はクッキリ残っている。初めて上ったときはそんな規制はなく、南側の勢いよく立ち上がっているガスの近くまで行けた。山頂から戻って、6:40東外輪山、南に回り込んで、7:02奥宮、ここで東山で会ったトレランの男性、外輪山を北から回って、もうここまで来た、礫岩と砂礫の道、早いなあ。ここからちょっと下って亀裂状の溝を2本越える、タルマエソウと溶岩ドーム、観て撮って、なかなか足が前に出ない、7:28西山分岐点、7:32-7:44西山。
一上りすると東山(樽前山山頂、三角点あり)
東山から山頂部展望 画像クリック拡大
東山から風不死岳
ちょっと進んで山頂部展望 画像クリック拡大
溶岩ドームアップ
西山アップ
タルマエソウと溶岩ドーム&西山
分岐点に戻って、西山方向に進み山頂部を展望 画像クリック拡大
噴煙上げる溶岩ドームを外輪山から、 分岐点〜樽前山神社奥宮
同、西山
礫岩のポツンとコマクサの花、後にも先にも一つだけ
タルマエソウと溶岩ドーム
樽前山山頂部 画像クリック拡大 樽前山神社奥宮付近から
樽前山神社奥宮(苫小牧市総鎮守樽前山神社奥宮)、 傍に『火口原南側の登山道で立ち止まらない・・・』看板
タルマエソウと溶岩ドーム
樽前山神社奥宮のちょっと先から山頂部展望 画像クリック拡大
外輪山西山分岐点 西山山頂(三角点あり)
ここまで来ると逆光になってしまった、雲も出てきて何となく写真がさえない。風不死岳にも時々雲がかかる、P932まで行ったところで考えよう。下って、7:46西山分岐、ドームの西側を回り込んで、8:10東山分岐点、8:13ヒュッテからの道に出合い8:19風不死岳方面の分岐点、8:29-8:48標高点932m。
西山からP932&風不死岳、奥に支笏湖 画像クリック拡大
風不死岳&支笏湖、中央奥に恵庭岳
タルマエソウと風不死岳、西山分岐点に戻る道から
西山分岐点に戻る
イワギキョウが幾つか咲いていた、P932目指して下る道
同、タルマエソウと溶岩ドーム
同、タルマエソウとP932&風不死岳
ヒュッテ分岐点 次のヒュッテ分岐点、P932分岐
P932に近づいた 外輪山&溶岩ドームを振り返る
P932、もう少し
砂礫の道から振り向けば東山と溶岩ドーム P932到着
風不死岳には雲がかかり、様子をみているが、イマイチ、夕方の船なので時間はたっぷり。何も見えない山頂かもしれないが、ダメモトで行こう。8:55風不死岳まで2.5kmの道標通過、9:01次の道標、風不死岳まで2.1km、右に行けばヒュッテ、覚えのあるポイントだ。
P932から山頂部
P932山頂、タルマエソウと溶岩ドーム
P932山頂、タルマエソウ
P932山頂、タルマエソウ
先ほどの道標まで戻って風不死岳へ P932の東側を巻いて進むと
風不死岳分岐点 しばらく緩やかに、樹林帯の中を・・・
ここからすぐに、樹林帯に入り、しばらく緩やかに進む。以前風不死岳登山口と書かれた大きな木製の看板のあった場所を過ぎると急激に様相が変わる。ロープがあちらこちらに、岩場を巻いたり越えたりを繰り返す、そして「まだ、かなあ?」、と思うと山頂が現れる。今日は、残念、曇ってしまった、10:04-10:28風不死岳山頂。
徐々に勾配を増し、 大きな岩が顔を出す
上って回り込み 越える
これを3回ほど繰り返し一番奥まで進む
やっと山頂に着いたが、周辺は真っ白、 何も見えない風不死岳山頂
状況から晴れて、支笏湖&樽前山が見える確率は低い、誰もいない山頂、帰路につく。すると霧が立ち込めてきた、これから山頂に向かう人に10人ほど会ったかな、平坦な場所に出た。すると霧は払われ、11:25先ほど通ったヒュッテ2.1kmの道標を通過するころには上空に青空が広がってきた。11:28ヒュッテまで1.6kmを通過、礫岩の道を緩やかに下れば、12:07ヒュッテに到着。
引き上げると森の中は霧が立ち込めていた しかし、風不死岳分岐点に戻ると回復の兆し
樽前山は青空が・・・、東山と溶岩ドーム
登山道沿いはタルマエソウが花盛り
下の分岐点 分岐点から東山
溶岩流の跡 支笏湖も見えてきた
緩やかにしばらく進むと、 ヒュッテ西側に出る
総所要時間は、6時間39分、全体としてはまあまあだったが、風不死岳はまたもやはずれだった。3回上って3負、山頂の景色を見たことがない。これで北海道での6日間全行程を無事終わった、2日間雨に降られたが、ヒグマに会わず、怪我せず、最初の2座は期待通り、全体としてまあまあかな、花がちょっと早かったのが残念だった。久しぶり、室蘭の二人に会えたし、走った甲斐があった。
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