【後編:万太郎山⇒元橋駐車場】    【前編:土合橋駐車場⇒万太郎山     

 コースは、ここからしばらく南方向に緩やかに進み、尾根を分け西方向に曲がって仙ノ倉山へと向かう。標高さは概略、毛渡乗越まで500m下り、500m登り返すようだ。万太郎山のシャクナゲは、山頂部ではやられていたが、ちょっと下るとまあまあ観賞できた、8:58越路避難小屋、9:09毛渡乗越。ここから間もなく、 HPリンクしている“ゆうやけさん”と良く歩かれる“nadesikoさん”に会う、ゆうやけさんが先日歩かれ、お互い刺激され、単独日帰り縦走、ネット社会は実に面白い。ゆうやけさんと電話をお借りして二言三言、お陰様で疲れが一気に抜けた感じ。気になったエビス大黒ノ頭への登り返しもスムーズに、10:51到着、小休止。
  
  万太郎山を後に、仙ノ倉山目指し、大きな下りとなるが、    しばらく進むと、難を逃れたシャクナゲが出てきた


    エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山を背景に、


  また、少し進んで、万太郎山をばっくに撮り

  
          岩場、ヤセオネと変化に富んだ稜線歩き満喫し、一帯を緩やかに進む


   東方向に谷川に落ちる残雪の沢を一望する、そして谷川は水上の街中で利根川に合流するのだ


   東俣ノ頭と仙ノ倉山に分かれる手前、ハクサンイチゲの群落だ、


 尾根の分岐点付近から東側の展望  画像クリック拡大 万太郎山〜赤城山


 右手に下り、振り返る  画像クリック拡大


 今度は西側を展望する  画像クリック拡大  苗場山、湯沢の街、天気が良ければ日本海が見えそうだ

  
  高度を下げて、咲いてます、シラネアオイ、元気なようです   黒ずんだオオカメノキと目指す谷川連峰の最高峰

  
    越路避難小屋が見えてきました         小屋付近で、傷つきながらも助かった感じのするシラネアオイ

  
  前方に一人、急坂を頑張ってます             すれ違うと毛渡乗越(倒れた木柱)が見えてきました、


   毛渡乗越を通過し、小ピークを越えた付近で、


   HPリンクしている“ゆうやけさん”と良く歩かれる“nadesikoさん”に会う、私と逆回りで単独日帰り縦走です

  
  道端に、ナエバキスミレ                       ぽつんと、ハクサンコザクラ

  
     行き交う人、乗越からの標高差、仙ノ倉山、万太郎山まで、ともに500m超、縦走のヤマ場だ


    巻機山がクッキリと、


    万太郎山を振り返りながら汗を拭う

   
    岩場にさしかかり、また振り返る


    この岩場、ツガザクラが沢山自生していたが、花はこれから

  
   見えたぞ、エビス大黒ノ頭だ、                  ドッコイショっと、ひとやすみ


 エビス大黒ノ頭の展望  画像クリック拡大  巻機山からぐるっと南側を佐武流山まで


 同、  画像クリック拡大    茂倉岳から仙ノ倉山まで


 同、  画像クリック拡大   子持山から仙ノ倉山まで

 ここから岩場の高山植物を見ながら下り、10:46エビス避難小屋、汗を絞って重い足を持ち上げる、間もなく山頂の人影が目に入る、11:16仙ノ倉山到着。マイッタ、マイッタです、40-50人いたかなあ、団体さんがほとんどのようだ。混じって一般登山者、上がってくるのを眺めてたようで、「どこから・・・」、「2時過ぎに土合・・・」、聞いた周辺にいた人もあきれ顔だった。

  エビス大黒ノ頭西斜面でハクサンコザクラ


    下って、淡いピンクのアズマシャクナゲ


   ここのシャクナゲはいいぞ、尖ったエビス大黒ノ頭を背景に


 谷川岳も遠くなった  画像クリック拡大   左から、茂倉岳、万太郎山、谷川岳、エビス大黒ノ頭


   小さな岩場を通過、また撮っちゃった


   密生したコメバツガザクラ

  
   ミツバオウレン                             ツガザクラ、ここでは開き始めていた


    黒金山を入れてハクサンイチゲ、岩場で花を楽しみ、仙ノ倉山最後の上り

  
     エビス避難小屋通過すると間もなく              山頂の人影が・・・


  ここで振り返って一眺め 画像クリック拡大  巻機山〜子持山

  
   仙ノ倉山山頂到着、                     いっぱい、いるなあ、40-50人

 仙ノ倉山山頂をスルーして、平標山へ向かう、昨夜の雪かな、木道脇に残っている、これと風と、カヨワイ高山植物にとっては致命的だったのでは。シャクナゲは無残、腐ってしまったようだ。咲きだしたハクサンコザクラは折られて萎れ、チングルマは花びらを失い、ミネズオウも変色していた。
  
   スルーして平標山へ向かう                   木段の脇に雪、まだ消えずに残っていた

  
 tomoさんオススメのシャクナゲはホンの一部残っていた     ミヤマキンバイは元気に輝いていた

  
  ハクサンコザクラ、傷だらけだが直にお花畑を賑わせるでしょう   団体さんが、すぐ後に続いてます

 追ってく来る団体さん、11:58平標山に到着、即通過点に山名入りの道標を撮った。すると居合わせたのは、HPリンクしている、“石塚さんちのはなはなさん”だった。丁度仙ノ倉山から戻ったところで、一緒に下山することになった、12:20大山祇碑、12:51松手山到着、小休止。14:05発のバスのことで話すと、「土合まで・・・」、「よろしくお願いします・・・」、でこのあとの展開が変わった。

   平標山山頂到着、通過点の写真を撮ったら、何と、HPリンクしている“石塚さん家のはなはなさん”だった


   丁度タイミング良く、一緒に下ることに、松手山を目指してGO!


   一ノ肩のハクサンイチゲの群落、蕾が少々残り見頃ですね

  
 はなはなさん、 「また、撮っちゃった」、と言ってました         大山祇碑通過

  
  先端の新芽が黒く捩れてました、これは?????          木段を下って、


   ハクサンイチゲの群落、ここは満開のようでした

  
  また、続きの長い木段を下り                 緩やかになれば松手山は目と鼻の先

  
    松手山到着                            平標山山頂部を振り返る

  
   樹林帯の中を抜け、                     鉄塔下を通過、苗場山も大きな口を開けてご機嫌


     タニウツギの花も色鮮やか、いいね

  
                           お疲れの私、後ろからゆっくりと

  
  登山口に出て、元橋駐車場到着、 「お疲れさま、車はこちら・・・」、って、ぐるっと土合まで送って頂きました

 そんなわけで、13:54元橋駐車場着で谷川連峰主脈縦走はここで終わった。総所要時間は、11時間33分、ほぼ予定通りだった。この山行で、一番神経を使うのが、下ったあとのバス&電車の時間で、これが最初から最後までつきまとう、一本遅れると・・・、最終に間に合うかな・・・。今回は、出迎えて頂いたようなもので、感謝、感謝でいっぱいです。お陰様で、予定したルートを歩き、 早い帰宅、万々歳です。今日一日、谷川連峰に踏み入り、凍った岩場&雪渓に悩まされ、山頂は視界なく駄目かと思ったら、雲間から陽が差して、写真を整理してみればブロッケン現象が撮れてたり、お会いできた人たちの笑顔、明日への糧となりましょう。近いうちに、また、谷川連峰馬蹄形縦走でも・・・・・。

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