★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-814 谷川連峰馬蹄形縦走 |
山行日 2015年8月12日 曇り 単独 コース 概略図はこちら 土合橋駐車場→白毛門→笠ケ岳→朝日岳→清水峠→七ツ小屋山→蓬峠→武能岳→茂倉岳→ 一ノ倉岳→谷川岳(オキの耳)→谷川岳(トマの耳)→ラクダのコル→西黒尾根登山口→土合橋駐車場 花編はこちら 7月27日に予定していた、谷川連峰馬蹄形日帰り縦走が、延び延びになっていたが、天気の不安定さもあるが、エスケープも考え実施に踏み切った。国道291号線が19:00-5:00まで夜間通行止め(実際のところ?)、ロープウエイが12日まで運行停止、田尻尾根が通行不可と制約の多い中、まず、早朝発とうとしたら、前日に通過しておく必要あり。高速を部分的に使って一応仮眠、2:53土合橋駐車場を出発、16時間を要したとして、19時前には通行止めエリアを抜けられそうだ。ちなみにCTは16時間50分、4回の実績としては14時間20分〜15時間54分である。3:00山間へ、3:27標高1000m付近通過、3:54桧ウロ、3:57小休止。天空は多少明るくなってきたようだが、曇っている。後ろから来る灯り、まだ距離がありそうだ。もくもくと高度を稼ぎ、4:46鎖場通過、4:51松ノ木沢の頭。武能岳は見えているが、谷川岳は雲がかかっているし、白毛門にも雲が残っていた。直下まで進むと雲は払われ、5:35最初のピーク、白毛門着。 駐車場奥に設置されている谷川連峰馬蹄形概念図 隣に田尻尾根下山は不可の看板 朝日岳へ6.5km、まず頑張ろう! 橋を渡って奥へと進む 斜め上に向いた道標、ここから山間へ 標高1000mと書かれているのだろうか、3:27 桧のウロの横を通り 勾配が緩んだ場所で小休止、下から2ツの灯り 暗中を進み、鎖場へ、周辺はガスでさっぱり 平坦な道を少々 松ノ木沢ノ頭に出る、西方向に武能岳 と谷川岳 最初の目指すピーク、白毛門 灌木の間を進むと、白毛門の雲は払われたが、 谷川方面は雲が増したようだ ガレた岩場を進み白毛門直下に進むと 笠ケ岳、烏帽子岳が見えてくるが・・・ 白毛門到着 後ろは笠ケ岳 最初のピーク、白毛門山頂から 笠ケ岳、烏帽子岳 やっと見える笠ケ岳の山頂を目指し、昨夜の雨をたっぷり含んだ笹をストックで払いながら進むが、効果なし、下半身ビッショリ。時々振り返って後続を気にしたが、接近する様子はなく、笠ケ岳山頂、6:29-6:37休憩。眺望なし、そろそろ出発しようとしたら、音もなく現れたのがトレラン姿の6人Gr、M2&W4、「周回時間は?」、「14時間」、「私が15時間前後ですから、あまり早くないですね」、すると「今日は歩きです」と言い、けぶる小烏帽子方向に進んで行った。ステップが大きいし、早い、歳は平均したら私の半分以下だろう、とても競争できる相手にない。 鞍部へ下って笠ケ岳を、 振り返って白毛門 笠ケ岳直下の笹道を急登する 2ツ目のピーク、笠ケ岳 笠ケ岳から烏帽子岳、朝日岳方面、予報では9時頃から晴れになっていた 追いついてきたトレランの仲間6人衆、今日は14時間で歩きという 霞んだ小烏帽子方向へ向かった ガスで見え隠れする烏帽子岳のアップダウン、朝日岳との鞍部からは、笠ケ岳が薄ら見えていた。山頂部を眺めると、もう到着している、この差は大きい、直下の岩場を巻いて、時期の進んだお花畑を上がって、7:32-7:42朝日岳。この間に、6人衆に一人後から加わって7人衆に、単独行一人が到着し、全部で9人となった。 朝日岳直下から笠ケ岳を振り返る、右奥が笠ケ岳 朝日岳を見上げる、あの6人はもう着いている 直下のお花畑 直下のお花畑 大きな岩場を巻いて 3ツ目のピーク、朝日岳を踏む 1名加わって、トレランGrは7人に、更に単独行1名到着、馬蹄形を目指すは合計9人となった ここから朝日ケ原を下り、7人衆は水場へ、私は露払いしながらトップを歩くことになる、7:58ジャンクションピークへ、ここからザレた道のアップダウンが少々。小ピークを越えたところで追い抜かれ、8:39池ノ窪へ。写真を撮っていたら、ダブルストックの男性が快調にとばしていった。登り返して、8:49鉄塔、下って白崩避難小屋、8:57-9:05。 朝日ケ原を下るトレラン7人衆、と呼んでおきましょう ジャンクションピークに向かう 水場はパスして、少々登り返し、右手に池塘 朝日岳山頂を振り返る 緩やかに低木の間を進み ジャンクションピークに出る、右は巻機山へ 進行方向に薄ら大源太山、本日4ツ目のピーク七ツ小屋山 また直ぐ後ろに7人衆 小ピークを越え、谷川岳方面は、霞みっぱなし 清水峠方向に送電線監視所、七ツ小屋山、大源太山 こちらから山頂に向かうご夫婦とすれ違い、灌木の茂みを抜け 干上がった池ノ窪 池塘の周りのコケ、良い色している 写真を撮っていると、9人目のダブルストックのお兄ちゃんが抜いてった 送電線鉄塔脇を通り 若干下って 清水峠の白崩避難小屋に出る 小屋の裏廻れば、雲を被った巻機山が、 南方向は相変わらずの谷川岳 天候の回復する兆しなし、9:08送電線監視所の前を通り、7人衆の前に、国道291を左に、十五里尾根を右手に分け笹道を150mほど登り返すと朝日岳方面が見えてきた。花を撮っていると再び7人衆に追い抜かれ、9:52大源太山分岐点を、9:55-10:03七ツ小屋山へ。 送電線監視所の前を通り、7人衆の前に 国道291を左に、十五里尾根を右手に分け笹道を登り返す 朝日岳〜笠ケ岳の雲が払われていい感じになってきた 谷川岳方向は、まだ、雲が残る 登山道の右手には小さなお花畑が点々と シミツケソウの小群落を通り 登山道右手に大源太山が、急峻な姿を現わす 進行方向は、一面緑の七ツ小屋山、山頂は左上、7人衆はまた先に 大源太山分岐点を通り 七ツ小屋山へと進む 直下から七ツ小屋山 七ツ小屋山 草払い中の尾根道をアップダウン、10:35旭原Pへの道を分け、ほどなく新装なった蓬ヒュッテ到着、10:45-11:00差し入れしていただき、小休止。仲間たちは水汲みに行ったようで、休憩していた。また先に発ち、11:03武能岳・茂倉岳方面の笹道に入る。展望も多少いい感じ、仙ノ倉山も見えてきた。武能岳手前で先を越され、11:41武能岳到着。ここから170mほど下って笹平へ、280mほど登り返すのだが、またガスってしまった茂倉岳、すっかりガスってしまった山頂へ、13:16-13:22。 草払中の尾根道を緩やかに下り、 旭原Pへの道を分ければ、 新装なった蓬ヒュッテ、7人衆は水汲み、休憩中の様子 峠から眺める武能岳への笹道、左奥が谷川岳、怪しい雲が少々 仙ノ倉山、平標山 苗場山方面 お先に発って、蓬新道分岐、尾根伝いに 振り向けばもうすぐそこに 武能岳手前の小ピーク 後ろは大源太山、七ツ小屋山 本日5ツ目のピーク、武能岳山頂着、背景は右が茂倉岳、左が一ノ倉岳、左奥が谷川岳 朝日岳、笠ケ岳、白毛門、やっと見えている感じ ここから170mほど下って笹平へ、280mほど登り返すのだが、またガスってしまった茂倉岳 道端の野草を撮りながら頂きを目指す ジョウシュウキオン ミヤマアキノキリンソウ ジョウシュウオニアザミ やっと、6ツ目のピーク、茂倉岳、何も見えず 下って行く7人衆 一ノ倉岳へ向かった七人衆の後をつける、咲き残ったキンコウカの花が霧の中で足元に咲いていた。13:41一ノ倉岳通過、岩場をただ黙々と下る、13:59何も見えないノゾキを通過すると、徐々に谷川方向が見えてきた。14:23奥の院通過、14:29オキノ耳到着、トマノ耳には7人衆の姿、オキノ耳には15人ほどのハイカーが集まっていた。下って登り返し、14:45トマノ耳。 キンコウカ、まだ最近まで雪が残っていたような・・・ ハクサンシャジン、晩期かな 七ツ目のピーク、一ノ倉岳山頂 避難小屋、立ち寄る人もなく・・・ ノゾキ、雲が払われるかな? 岩稜歩き、奥がオキノ耳かな? オキノ耳 オキノ耳、トマノ耳が現れる 鎖場通過 奥の院の脇を通り トマノ耳を先に、横に這いあがれば 八ツ目のピーク谷川岳オキノ耳 オキノ耳からトマノ耳、あれあれ! トマノ耳に7人衆がいるではないか オキノ耳を下って鞍部からオキノ耳、15人ほどいるかな 同、オキノ耳 登り返してトマノ耳、誰もいない 天神平方面 トマノ耳からオキノ耳 同、オジカ沢ノ頭 これから向かう西黒尾根 肩ノ小屋、オジカ沢ノ頭、マナイタグラ 大分天気が回復してきた様子、雷雨の心配もなさそうだ、南東に回り込んで、14:52西黒尾根に入る。足元に気をつけながら一歩一歩下る、ザンゲ岩、氷河の跡を通り、一段落、15:45巌剛新道分岐、15:49ラクダの背で休憩。すると、肩ノ小屋で休んでいたのか、また7人衆が抜いて行った。追うようにして鎖場を降下、16:22樹林帯に入る。 東南方向に回り込んで、 西黒尾根に入る 谷川岳の山頂を振り返る、右がオキノ耳、その左がトマノ耳 ちょっと霞んでいるのと逆光、マナイタグラ 笠ケ岳方面 ザンゲ岩を上から ザンゲ岩付近のお花畑 下方に続く岩尾根、すぐ下が氷河の跡とか、特に下りのスリップ注意 振り返ると、2女性が奮闘中、逆光の谷川岳山頂部 先方に一人、その先がラクダの背 巌剛新道分岐点 ラクダノ背付近からやっと見える東〜南の山並 画像クリック拡大 ラクダの背、休憩しているとまたまたトレラン7人衆に、 肩ノ小屋で休んでいたのかな 鎖場を楽しんでいる様子 早い、早い・・・、 本日歩いた山並を一望する 画像クリック拡大 最後の鎖場を降りて 樹林帯に入る ここからはマイペース、浮石を避けながら、 岩だらけの道を下り、16:51土合1時間の道標へ、17:08鉄塔、17:18国道へ出て、しばらく進むと谷川岳指導センターへ、先着したトレラン7人衆に一言御礼、17:38土合駐車場に無事戻った。 岩だらけの道、浮石も多い ちょっと平坦になって、土合まであと1時間 粘土質のV字の道を進み 鉄塔へ 樹林帯をジグザグ下って国道291に降下、谷川岳指導センター前でトレラン7人衆に「お世話になりました、・・・」 通行止めの田尻尾根 ここも通行止めの蓬新道 土合橋を渡れば 出発点の土合駐車場、無事、谷川連峰馬蹄形日帰り縦走完歩 総所要時間は、14時間45分、長かった一周の山道、天気はほとんど曇り、花は終盤で、7人衆に抜かれ追いつき、勇気づけられながら歩いた感じ、どこのお方たちが存じませんが、有難うございました。これで本日馬蹄形縦走到着者は9名、このあとのことは知る由もないが、状況から多分いないでしょう。 花編はこちら 記) 水&食糧等 @水:500cc×4・・・1800消費 A紙パックジュース:200cc×2・・・消費 Bミニトマト:1パック(15ケ)・・・消費 Cミカン3ケ・・・持帰り Dキュウリ:2本・・・1本消費 Eパン:3食分・・・2ケ持帰り Fビスケット:15枚・・・全持帰り Gミツ豆の缶詰:1ケ・・・持帰り |
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