★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-805 谷川岳 |
山行日 2015年6月7日 晴れ 2名 コース 概略図はこちら 慰霊碑駐車場→西黒尾根登山口→谷川岳(トマノ耳→)谷川岳(オキノ耳→)→一ノ倉岳→茂倉岳→土樽駅 続編はこちら 花編はこちら 相互リンクしている奥利根山歩きのtomoさんから谷川岳の誘い、天気は良さそうだし、花もいっぱい咲いているだろう。みなかみ町湯檜曽の奥、谷川岳遭難慰霊碑の脇にあるtomoさん常用の駐車スペースへ、5:29出発、R291を進み、5:54西黒尾根登山口へ、ここで一枚脱いで山間に入る。 土合橋を過ぎて右手に遭難者慰霊碑、その脇にP R291を一ノ倉沢方面へ 谷川岳登山指導センター前に清水越往還の歴史が・・・ 清水峠までに出合う沢までの距離 その先に、ゲートあり、一般車は入れません 2つ3つ曲がると、西黒尾根登山口 歩きやすい道ではないが、最近の谷川岳では、残雪期の尾根歩き以外、この尾根が多い。日本三大急登と聞くが、隣の白毛門の方が急じゃないのかなあ、と言ったら笑われた。甲斐駒の黒戸尾根も大したことない、あと一つ、燕岳じゃない、早月尾根でもない、北アルプス烏帽子岳のブナ立尾根が出てこなかった。日本人は、『三大・・・・』という言葉に弱いから、引っかかるんですよ。基準がヘンテコリンなんですから、比較しても仕方ないじゃないですか、6:11鉄塔に出て一息。 ジグザグに急斜面をを上がると 15分ほどで鉄塔、ここで一息 泥濘んだ灌木の間を抜けると、美しいブナ林に入る、緑がキレイだ。足元は岩石をまき散らしたような道、おまけに根っこが邪魔をする。6:44山頂まで3時間の道標を過ぎ、多少緩やかになるが、また、岩を跨ぎ、根っこを越えて、7:35樹林帯から抜け見通しの良い尾根に出る。ちょっと進むとクサリ場が待ち受ける、1本上がる毎に展望がガラッと変わる、これが楽しい。それ、プラス高山植物である、イワゼキショウ、ユキワリソウ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダン、ミツバツチグリ、ナエバキスミレ・・・と、8:13ラクダの背で小休止。 ブナ林の中を汗をかきながら 次々に追い越して行く若いハイカー 山頂まで3時間の道標 ちょっとだけ、緩やかに、南に天神平、 枝間からトマノ耳をチラッと 尾根伝いに残雪期の道が・・・、夏道は多少勾配をおさえて・・・ 尾根に出ると東方向に、燧ケ岳、至仏山、笠ケ岳 武尊山 皇海山&袈裟丸山 赤城山 その隣に天神平 クサリで一段上がると白毛門、笠ケ岳、烏帽子岳(1934) ![]() クサリ場から 画像クリック拡大 武能岳〜鋸山 ![]() 同 画像クリック拡大 谷川岳〜白毛門 同、ベニサラサドウダンと谷川岳山頂部 クサリ場が続く 途中で写真を撮っていたら、 待っていたんですね、ゴメンナサイ ![]() クサリ場を抜けて 画像クリック拡大 赤城山〜阿能川岳 緩やかに上ってラクダの背、背景は谷川岳 続々やってくるハイカー ![]() ラクダの背からの眺望 画像クリック拡大 七ツ小屋山〜皇海山 同、谷川岳の山頂部 同、七ツ小屋山 同、割引岳、巻機山 同、 白毛門、笠ケ岳、烏帽子岳 今日は梅雨入り前の貴重な晴天、日曜日と重なってスゴイ登山者の数、「赤城山と平標山も混んでいるでしょう」、とは同行者の声、8:23厳剛新道を合せる。ここまではウオーミングアップ、ここからが、低木もなくなって岩場の連続する道だ。ゆっくり、花でも楽しみながら、リラックスさせて進みましょう。イワカガミ、ハクサンイチゲ、そしてクモイイカリソウが現れた。この花は薄い黄色で葉が全縁、谷川岳や至仏山の蛇紋岩地に自生する珍しい植物だと、tomoさんは付け加える。あっ、あった、思わず声をあげてしまった、これも蛇紋岩地に自生するホソバヒナウスユキソウ、綿毛に包まれたような花が特徴だ。タテヤマリンドウ、ミヤマキンバイ、ヨツバシオガマ、ショウジョウバカマ、そして「あったよ」とtomoさん、マルバヘビノボラズ、これも蛇紋岩地に自生する稀少種だそうです、9:53ザンゲ岩、10:09天神尾根と合流する。 。 ちょっと下って、厳剛新道を合わせる 直ぐ先の岩にワイヤー、地面に鋼材、旧ルートの残がいか? 岩場の花々を撮りながら・・・、ハクサンイチゲと巻機山 ユキワリソウとホソバヒナウスユキソウを追っかけてます ホソバヒナウスユキソウと笠ケ岳、白毛門を背景 ホソバヒナウスユキソウとユキワリソウ ホソバヒナウスユキソウ いっぱい来るなあ、「お先に・・・」 マチガ沢を見下ろす 見上げれば、何人張りっついているかなあ 「足元に花が咲いているのに・・・」、とつぶやいてます ![]() 谷川岳〜巻機山 画像クリック拡大 続々・・・ 通り過ぎて行く タテヤマリンドウ ![]() 七ツ小屋山〜天神山 画像クリック拡大 今度は山並を狙ってます、いい景色だ 七ツ小屋山、巻機山、朝日岳方面 氷河の跡、ザンゲ岩を見上げる モタモタしていたら、 tomoさんは大分前の方に 前にも 、その先にも、いるなあ ザンゲ岩の上から天神平 同、西黒尾根を見下ろす 俎ーが視界に 近づいた谷川岳山頂部 天神尾根の合流点が雪渓の右上に 渋滞をさけて待機してます、空気がおいしいですよ 雪渓をステップに沿って斜めに渡ります 前がいなくなりました、そろそろ・・・ 雪渓を渡る風、味わいませんか、最高な気分です 「これこれ、あそこの人・・・・・」、と言われそう まだ、まだ、ミヤマキンポウゲ、キンポウゲ(8184?)、コシジオウレン、 花が途切れて山頂直下、初めて気づいた昭和10年建の円形地図、コース、標記とも谷川岳の歴史を物語っているようだ。シラネアオイに逢って、やっと谷川岳トマノ耳山頂を踏む、10:27-10:51。山頂の山名板の前は入れ替わり立ち代り賑やかだ、最近はストックの先にカメラヲつけて自分撮りをするんだ、知らなかったなあ。 谷川岳の両耳 越後駒ヶ岳&中ノ岳 左下に肩ノ小屋 昭和10年建の円形地図、現在は半球形が設置されている 直下からトマノ耳 ![]() 直下の展望 画像クリック拡大 トマノ耳〜日光白根山 谷川岳山頂、トマノ耳 あっちも、こっちも、今日の山頂は格別だ、誰かさんなら、「飛びまーす」、ってところかな ![]() トマノ耳からの眺望 画像クリック拡大 谷川連峰主脈方向を眺める ![]() トマノ耳からの眺望 画像クリック拡大 茂倉岳〜武尊山 肩ノ小屋 まずは場所を確保して・・・ ![]() トマノ耳からの眺望 画像クリック拡大 大峰山〜巻機山 同、オキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳 同、オキノ耳 同、巻機山、越後駒ヶ岳&中ノ岳、朝日岳方面 同、平ケ岳、会津駒ヶ岳、景鶴山方面 同、燧ケ岳、至仏山方面 同、日光白根y間、武尊山 花見は続く、アズマシャクナゲは終わってしまったが、鞍部に下ると良い色のシラネアオイの大株が、しかし、機材の性能を考えるまでもなく、コンデジでフルオートだ。それでも、良い写真を撮ろうとすると危険を伴う、ほどほどのところでやめておこう。ヒメイワカガミ、オチョコのような、下を向いて咲く白い花、ギザギザのついた赤い葉、岩場にあって映える色合い、バックからの撮影で我慢するか。おっ、チングルマだ、先日の風でやられたようだが、次が咲いて岩の台座で輝いている。一面に咲くミヤマキンバイに迎えられて、11:32オキノ耳を踏む。 下って鞍部のお花畑、シラネアオイとオキノ耳 ヒメイワカガミ 鞍部からトマノ耳、オキノ耳 同、阿能川岳〜一ノ倉岳 画像クリック拡大 あそこから狙おうか こんな格好で失礼します ハクサンイチゲとトマノ耳 ハクサンイチゲとトマノ耳 あっちでも、 撮ってるね これかな?、チングルマ オキノ耳到着 トマノ耳を振り返る ![]() オキノ耳からの眺望 画像クリック拡大 茂倉岳〜小至仏山 続きはこちら 花編はこちら |
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