【2.棒立山⇒日白山】   【1.土樽⇒棒立山】   【3.日白山⇒二居】
棒立山を下り、尾根に張られたテントの横を通って、雑木林をかすめる。解け落ちる霧氷が首筋に、汗ばんだ体には、気持ちいい、ってところ。雑木から抜け、振り向くと良くもここまできたものよ、遙か下方に街並みが。雪の壁(ちょっと大げさかな)を上れば、タカマタギの手前のピーク、ちょっと早めの昼食をとる。tomoさんの担ぎ上げてきたお湯とそば、馳走になっちゃって、絶景を眺めながら頂いた、オイシイー、10:56-11:34。群馬県側の雲もとれ、山頂がほとんど顔を出す、皆そろってこんにちは。
  
       棒立山を下って、小ピ^クを2つ、3つ越える、360度絶景コースである

  
  おやっ、どうしたのだろう                   1.5m?、深い穴だ、スッポリ入ったら大変だ

  
  小さいピークを越え                        尾根上に張られたテントの横を通って進む

  
              樹林帯をかすめて進む、気温が上がり霧氷がボタボタ落ちる


 タカマタギから派生する枝尾根の雪庇  画像クリック拡大


   振り向けば、八海山と巻機山、棒立山


  巻機山、棒立山

  
                    棒立山を背景に奮闘する私ですが、・・・・・

  
                     タカマタギの一つ手前のピーク直下

  
        タカマタギ、一つ手前のピーク着、絶景をオカズに、ここで昼食


  休憩ポイントから八海山〜日白山 画像クリック拡大


 同、万太郎山〜苗場山  画像クリック拡大


  同、左回りで、苗場山


  苗場山アップ


 中央奥に佐武流山、手前右は東谷山


   手前中央は東谷山


   左がタカマタギ、その右が日白山


    右手前がタカマタギ、奥の右が平標山、左が仙ノ倉山


    万太郎山


   オジカ沢ノ頭、右奥が俎(マナイタ)ー


    茂倉岳、右が谷川岳(左がオキノ耳、右がトマノ耳)


   手前の山頂に雲のかかった武能岳、奥が朝日岳


  手前左よりが大源太山、左の一番奥が平ケ岳


  中央奥に巻機山、左奥に八海山


   八海山を拡大

  
   同ピークで、                             お腹もいっぱい、いざタカマギへ!

 下りにかかると、アイゼンの雪落としに悩む、高下駄ほどに成長し、そして滑る、仕方なくピッケルでフレームを叩く。落ちても一時、繰り返しの作業だ。外してしまえ!、軽くなった、ピッケルでカバーしながら歩けばいい。tomoさんが、雪庇の上から「come on」、素晴らしい雪庇にカメラは踊る。
  
         休憩したピークからタカマタギへ        この間の雪庇は見どころ


 雪庇の間から白い山並みを  画像クリック拡大


  雪庇の間から白い山並みを  画像クリック拡大

  
 気温の上昇でアイゼンはダンゴ状に、危険を感じ外す    歩きだすと、tomoさんが“絶景”、と雪庇の上から呼ぶ

  
   ヨーシ、何が見えるかな?              これはスゴイ、波が凍ったような形だ


   これは見事だ、本日、見た中で一番迫力があるかな


   雪庇の間から白い山並みを  画像クリック拡大

  
                こんな光景がタカマタギとの間に連続する


   雪庇の間から白い山並みを  画像クリック拡大


   雪庇の間から白い山並みを  画像クリック拡大

  
  この辺の新雪は40cmほどありそう                 見るものは見て、全部タダよ

  
                        ラスト登坂でタカマタギへ


 タカマタギ山頂からの眺望、巻機山〜日白山  画像クリック拡大


  タカマタギ山頂からの眺望、平標山〜苗場山、東谷山  画像クリック拡大


   右回りで、八海山、巻機山方面


    万太郎山、仙ノ倉山方面


   仙ノ倉山、平標山方面


    日白山


      日白山、山頂に4,5人いるぞ

 連なる雪庇を楽しみながら、直下の急斜面を上がれば、タカマタギの山頂である、12:23。ここも素晴らしいポイントであるが、先ほど休憩したポイントはタカマタギがピークとして見えるので、良いかな? 日白山の山頂には4,5人の人影、本日の最高峰、ここまで来れば日白山は目と鼻の先、もう、後から来る人もなさそうだし、快適な雪尾根ハイクを楽しもう。

 日白山を目に前に、早く山頂を踏みたい気持ちもあるが、時間はあるし、折角の好天なのだからゆっくり楽しみたい。偶然とは言え、山の神から頂いた、本日の眺望、脳裏に焼き付けて、写真も沢山撮って行こう。多分、tomoさんも同じようなことを考えていることでしょう。情報は共有できても、生の景色をみないと記憶が消えてしまう、悔しいかな歳には勝てない。だから、五感を働かせて、あれも、これもいろんな形で取り込んで帰り、明日の糧にしている。

  雪庇歩きのモデル、好天、安全・・・・、このルートの半分以上がこんな感じで歩けます。


 雪庇の間から山並みを見つめ、山座同定 画像クリック拡大


  トレースは雪庇先端から大分離れてますね、どうしてこんな形に?


  雪庇崩壊のメカニズムは?


  上の雪庇を反対方向から見てます

  
                            日白山直下を行く


 直下の眺望 画像クリック拡大

  
                      やっとこ、山頂に着きました


  まず、平標山に伸びる尾根に見入る私

 ゆっくり遊びながら山頂を踏む、12:54-13:23。二人にとって、1年ぶりの日白山山頂です。まず、平標一ノ肩、までのルートを目で追ってしまいました。新雪ですっかり化粧され、きれいですね。途中のピークまでトレースがありますが、その先は? この尾根から、二居に伸びるシュプールが斜面に描かれています。斜面をキャンバスに見立て、木々とシュプール、&人影、って、ダイナミックな絵となりましょうか。

 日白山山頂の眺望、八海山〜平標山 画像クリック拡大


 同、平ケ岳〜平標山     画像クリック拡大



 同、仙ノ倉山〜苗場山、東谷山   画像クリック拡大


   八海山です、右回りで苗場山まで撮りました


    巻機山付近


   平ケ岳、大源太山周辺


   朝日岳周辺、右奥は尾瀬の山小笠、笠ケ岳


   朝日岳〜白毛門、右奥は尾瀬の山小笠、笠ケ岳


   茂倉岳、谷川岳、オジカ沢ノ頭


   万太郎山、堂々としてますね


  谷川連峰最高峰の仙ノ倉山と平標山


  仙ノ倉山を拡大しました


  平標山、昨年の残雪期、二居→日白山→平標山→松手山→二居と一周してます

         
       日白山〜一ノ肩の尾根、途中までトレースが見えますね、その先が大へんでした


   ナラズ山の右奥に裏岩菅山


   苗場山

 居合わせた4人のスキーヤー、まだ天井の会談が続いている、山スキーって、体力勝負と思いますが、贅沢な遊びですね。谷川岳の山頂から一気に滑るのとは違って、こちらの危険率は低いかな、でも、高度なテクニックを求めていくと、ああなるのかな。「tomoさん、そろそろ、下りましょうか」

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