【後編】 【前編】に戻る 合流点から北方向に、平標山の山頂を見る。左は肩のような場所、登山道に出たら冷たい風にさらされる。平標山山頂、11:08-12:19。先行者はザックを置いて、仙の倉山に向かった。澄みきった上天気、北アルプス、富士山、八ヶ岳・・・が、クッキリ、ぐるっと眺めて、風のなさそうな場所を探し雪上をさまよう。大分下ってしまったが、お花畑へ向かっている。先行者は丸見え、手前の標高点2012mで引き返したようだ。雪が深いのか、タイムアップか。「この先どうする?」、「先の楽しみもあるが、時間の読めないコース状態なので、仙ノ倉山はパスしましょう」、で合致、先行者とほとんど同時に山頂へ戻る 合流点から見る山頂、右奥。 一見緩やかに見える山頂まで、意外にキツイ勾配 下方に風紋、幾何学的ではないが似てる模様の連続だ 合流点付近から浅間山 同、仙ノ倉山 平標山&仙ノ倉山 画像クリック拡大 南側に大源太山、奥に子持山、小野子山、十二ケ岳、榛名山 苗場山、手前に松手山 松手山&松手ルート もう少しだ ※ もう少しだ 平標山山頂到着です おお、いい眺めだ 平標山山頂の眺望 画像クリック拡大 霧ノ塔〜赤城山 平標山山頂の眺望 画像クリック拡大 榛名山〜棒立山 平標山山頂の眺望 画像クリック拡大 朝日岳〜白砂山 左回りでピークを眺める、仙ノ倉山、万太郎山、茂倉岳&谷川岳 八海山、巻機山、平ケ岳、谷川岳、万太郎山 茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、背景に景鶴山、燧ケ岳、至仏山 守門岳、八海山、越後駒ヶ岳、巻機山、中ノ岳 守門岳 苗場山 北アルプス遠望 画像クリック拡大 佐武流山、裏岩菅山、烏帽子岳 白砂山、上ノ倉山 浅間山付近 山頂部雪原を散策 仙ノ倉山から引き返してきた、先行者のおっちゃん 我々も、仙ノ倉山はパスして松手山経由で下山する 山頂へ戻ったらスキーヤーが4名、どちらへ向かうのだろうか 山頂を後に鞍部へ下り、北±100°を眺め、ゆっくり前進する。先日歩いた、タカマタギ縦走、昨年歩いた日白山〜平標山を上から見下ろしているような感じだ。「良く、日白山からの尾根を歩いたもんだ」、「同感、ヤセているし、崩落しそうな雪面が連なっているし・・・、1ケ月弱あとの4/20のことだから、条件が良くなるか、悪くなるか、プラス、松手山から二居に下るのも往生したっけ」、でも深く脳裏に刻まれ、経験は生きていると思う。アイゼンにかえて、一ノ肩から急斜面を一気に下る。先行者はトレースを残し、いずこへ消えていった、14:21松手山。 山頂を後に鞍部へ 北±100°を眺め、ゆっくり前進、背景は平標山&仙ノ倉山 山頂西側鞍部付近から 画像クリック拡大 白砂山〜万太郎山 同 画像クリック拡大 小野子山〜平標山 画像クリック拡大 東谷山〜平標山 画像クリック拡大 守門岳〜仙ノ倉山 天辺にtomoさん 日光連山+武尊山 後方に燧ケ岳、至仏山、手前は茂倉岳&一ノ倉岳 守門岳 米山&黒姫山 苗場山、松手山 松手山 一ノ肩周辺の眺望 画像クリック拡大 榛名山〜東谷山 画像クリック拡大 苗場山、東谷山、日白山、タカマタギ、棒立山 日白山〜一ノ肩の尾根筋 日白山〜一ノ肩の尾根筋 東谷山、日白山、タカマタギ、棒立山の尾根筋 苗場山 平標山を振り返る 平標山から一ノ肩まで、 残雪期限定の尾根歩き この眺望が病みつきになり、・・・ ワカンをアイゼンに換えて一ノ肩の急斜面を下る 夏道は長い木段のあるところ、 時々踏み込んでコケましたが、楽しいんですよ 緩やかに下りながら松手山へ、松手山&奥に苗場山 崩落寸前の雪庇 一ノ肩〜平標山を振り返る 画像クリック拡大 近づいた松手山と苗場山 近づいた松手山と苗場山 近づいた松手山と苗場山 近づいて松手山 スゴイ迫力 苗場山もよりクッキリと 雄姿をバックに撮って また下る この辺の雪庇も見応えある こんな形になるメカニズム、なぞですね 松手山山頂 松手山山頂からの眺望 画像クリック拡大 ここまでは、雪上を下ってきたが、樹林帯に入ったり、出たりしながら高度を下げていく。平標山の山頂以外の道標はないのが、春山だ、今流だとGPSに頼るのが賢いだろう。先行者のトレースを参考に、林間を下るのだが、根周り、段差等危険ヶ所は無数にある。気温の上昇で、表面はシャーペット状、その下はカチカチの氷、アイゼンは団子になりやすい、であるから、ちょっとしたイレギュラーな荷重の移動でつるっと滑るので、自ずと慎重になる、14:54鉄塔着。 松手山山頂から鉄塔目指して、 時々コケながら、 tomoさんの踏み込んだ深い穴っぽを避けて、危なっかしい枝渡り 樹林帯に入ったり出たり 雪庇っを歩いて鉄塔へ 鉄塔の間から苗場山 松手山方向を振り返る 雪庇はまだまだ続く、登山口まで、あと450mほど下るのだ。この斜面の勾配もキツイ、夏道のロープの張られた道、丸太の階段を思い出すだろう、夏道は多少ジグザグしているが、残雪期は直線的に下ってしまう。雪庇の出入りを繰り返し、16:10やっと松手ルート登山口に下る、16:18駐車場着。 雪庇はまだまだ続く 所々で林内の急斜面をトラバース 雪庇から 林内の夏道へ また雪庇です 鉄塔を振り返る この辺が、登山口から急な丸太段を上がり、ヤマツツジがきれいに咲くところ、 オーッ、思い出した 駐車場に1台、もう皆帰ってしまったようだ 勘所で松手ルートを下り 登山口へ、でも段差がありすぎて降りられない 回り込んで登山口を一枚 総所要時間は、10時間07分、新雪を甘くみた平標山の雪山ハイクを無事終えた。今の季節、好天&温暖な日ばかりない、冬山に逆行することもある。雪庇歩きの楽しさは、病みつきになるが、常に危険と背中合わせであることを心得ておかなければならないと思う。でも、今日は天気に恵まれ、いい山行だった、楽しかった、tomoさん有難う。 ※ 使用した画像の中で、私の写っているものは、tomoさんのご提供です。 【前編】に戻る |